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光待つ場所へ の商品レビュー

3.8

70件のお客様レビュー

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2024/09/24

自分の学生のころのもやもやした思いをあーそういう気持ちあったよなーという感じで思い出させてくれました。

Posted byブクログ

2023/02/24

スピンオフ作品であることをしらなかった。 もったいない! 『スロウ・ハイツの神様』のチハラトウコ。 『凍りのクジラ』の松永郁也、理帆子 は既読だったので、本当に良かった。 『冷たい校舎の時は止まる』 『名前探しの放課後』 『ぼくのメジャースプーン』 を続けて読もう。 ・しあ...

スピンオフ作品であることをしらなかった。 もったいない! 『スロウ・ハイツの神様』のチハラトウコ。 『凍りのクジラ』の松永郁也、理帆子 は既読だったので、本当に良かった。 『冷たい校舎の時は止まる』 『名前探しの放課後』 『ぼくのメジャースプーン』 を続けて読もう。 ・しあわせのこみちしあわせのこみち:天才と恋愛 ・アスファルト:言葉。孤独と人とのつながり ・チハラトーコの物語:嘘つきの真実さ ・樹氷の街:多恵さんの思いのまっすぐさ

Posted byブクログ

2022/09/11

やはり「冷たい校舎~」の人物は好きになれない。 どこか自分以外を馬鹿にしたものの見方をしていると感じてしまう。 相変わらず、スロウハイツのあの方は格好良かったり、メジャースプーンの彼らが織り成す人間関係はみていて悪い気にならなかったりする。 話よりも、登場人物に目がいっ...

やはり「冷たい校舎~」の人物は好きになれない。 どこか自分以外を馬鹿にしたものの見方をしていると感じてしまう。 相変わらず、スロウハイツのあの方は格好良かったり、メジャースプーンの彼らが織り成す人間関係はみていて悪い気にならなかったりする。 話よりも、登場人物に目がいってしまう作品だ。

Posted byブクログ

2021/06/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

清水あやめ 藤本昭彦 チハラトーコ(加賀美りりあ) 天木、郁也、秀人、椿 それぞれが主人公の4編。最初の3人は、冷たい校舎の〜や、スロウハイツの後日談。最後の話は名前探しの〜の前段です。面白かったなー。清水あやめと昭彦は、ふたりともちょっと普通からズレたところを持ってたから、それぞれに、自分の屈折したところを受け入れたり、人を本気で好きになったり、友人を大切に感じたりする瞬間を見せてもらえてよかった。チハラトーコは誰だっけ?ってなったけど、赤羽環が出てきてやっと分かった。スロウハイツの加賀美リリアちゃんだ。この子もまたなかなかに屈折してる。辻村深月さんの小説の登場人物って、達観した少し大人びてるけどどこかに歪みがある人が多い気がする。人物の描き方がめちゃくちゃうまい。りりあちゃんについ共感と応援を感じてしまう。彼女は最後には女優として少し道がひらけた感じでハッピーエンドなのかな。小説家としての才能もあるようだし、成功しますように。最後の話はほっこりで良かった、天木たちの中学時代の話。やっぱりみんなで1つの行事に取り組むって青春で楽しくて思い出になって懸命に取り組んだ達成感があって良いよね。

Posted byブクログ

2021/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まだ読んでない作品の続き(?)があるので「樹氷の街」は読まずに寝かすことに。 ・しあわせのこみち ★★★ 私は天才でもないし頭もよくないので共感できる部分が少なかったな〜 ただ絵は習ってたので久しぶりに描きたくはなった笑 それにしても冷たい校舎のみんなは環境が変わっても戻れる場所というか仲間っていう絆で結ばれてて良かったなと。 ・アスファルト ★★★ 昭彦が登場!昭彦って主役っぽいキャラなのに、冷たい〜でも結構早く消えてあんま記憶にない!笑 大学生になって今までとは違う人間関係で戸惑い傷ついてるのが自分と全く同じで、なんだか懐かしい気分に。 しかも一人暮らしやとさらに孤独に隠に篭れる環境で。。 私も一人旅で海外に行くことで自分を取り戻してきたし、昭彦もそーなりそーで良かったなと。 社会人になって仕事や生きる事に忙しくなり、過去の事を振り返る時間がなくなりなんだか懐かしい気持ちを思い出した。 ・チハラトーコの物語 ★★★ チハラトーコって誰やっけ?スロウハイツに出てきた人っぽい。。と思いながら読んでもやっぱり思い出せず。 読後に調べて何となく思い出すがあんまり印象に残ってない笑 ・樹氷の街 ★★★★★ メジャースプーン、名前探しを読み終わったので読んだ。 メジャースプーンが小学校、今回の樹氷は中学校、名前探しは高校という時系列。 松永君が出てくるのは知ってたが、秀人、ふみちゃん、天木が出るとは知らず出てきた瞬間テンション上がった! しかも多恵さんや里も理帆子も出てきて嬉しい。 特に多恵さん!! 松永君と多恵さんの関係はすごく好きで、ちょっと感動した。

Posted byブクログ

2019/09/04

トーコちゃんと郁也くんの物語がやっぱり胸熱!!! もともと好きなお話の2人のアナザーストーリーがら読めるのは本当に本当に感慨深い!! アナザーストーリーを読むとすぐまた本編読みたくなるから読書が止まらない!!

Posted byブクログ

2019/06/14

単行本で読みましたが「アスファルト」を読みたくてこちらも。主人公の昭彦は確かに今までどこのスピンオフにも登場していませんでした。いきなり彼はベルリンにいます。彼がそこに至るまでの日々、ベルリンで出会う数々の事と感じること。いくつも自分が過去に感じたことに重なりました。若い彼はまだ...

単行本で読みましたが「アスファルト」を読みたくてこちらも。主人公の昭彦は確かに今までどこのスピンオフにも登場していませんでした。いきなり彼はベルリンにいます。彼がそこに至るまでの日々、ベルリンで出会う数々の事と感じること。いくつも自分が過去に感じたことに重なりました。若い彼はまだまだこれからいろいろな経験をして成長していくんでしょう。最後の一文が嬉しいです。名前は出てこないけれど、過去の回想の中に出てくる彼や彼女などがこれはあの子、なんて想像できるのも楽しかったです。

Posted byブクログ

2018/12/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

「しあわせのこみち」 の中の 「内側に閉じること自分の世界に陶酔するってことがそうでしょう?だけど、何か、とりわけ、誰かを望むことを放棄している。放棄することが、世界をさらに残酷で美しくすることを無意識に知ってる」 こんな風に自分のことを分析されたら好きになる?自分のこと分かってもらえたって思うのかな~って。 主人公のあやめは田辺が好きになったが、この恋愛がハッピーエンドに感じれない私がいた

Posted byブクログ

2017/11/15

収録された4短編のうち、書き下ろしの「アスファルト」以外は「小説現代特別編集「esora」初出 「しあわせのこみち」は、文学部に進学したが学んでいる絵に自信を持っている主人公が、初めて敗北感を味わう才能に出会い、自分を見つめ直して成長する物語だが、最後の部分がよくわからない。 ...

収録された4短編のうち、書き下ろしの「アスファルト」以外は「小説現代特別編集「esora」初出 「しあわせのこみち」は、文学部に進学したが学んでいる絵に自信を持っている主人公が、初めて敗北感を味わう才能に出会い、自分を見つめ直して成長する物語だが、最後の部分がよくわからない。 「アスファルト」は、別れた恋人と一緒に来るはずだったベルリンを旅し、恋人との時間を振り返る話。 「チハラトーコの物語」は、小学校の頃から人に迷惑をかけないように自分のステイタスを高める嘘をついてきたモデルをしている女性が、嘘を暴こうとしたかつての同級生のシナリオライターの映画のオーディションを受けることで自分を変えていこうとする。 「樹氷の街」は、校内合唱コンクールのピアノ伴奏をめぐり、クラスにいた目立たない天才ピアニストを引っ張り出し、彼の家庭環境にまで関わる旧友たちの友情を描く。ベタだけど感動的ではある。

Posted byブクログ

2017/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スピンオフと知らず、先に読んでしまった。関係して既読なのは、凍りのクジラ、だけだったので、天才ピアノ少年だけしか、共感できなかった。悔しいのて、他も読もう。

Posted byブクログ