リーン・スタートアップ の商品レビュー
どんな仕事でもこの考え方は応用できる。お客様が望むものをいかにして効率的に作るのか、生産方式を語る本。日本発の考え方です。
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リーン生産方式 =我々の努力のうち価値を生み出しているのはどの部分で、無駄なのはどの部分なのかということ
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・ イノベーションはボトムアップで進む。分権から生まれるもので、予測はできない。だからといってマネジメント不能ではない。 ・ リーンな考え方における価値とは顧客にとってメリットを提供するものをさし、それ以外はすべて無駄だと考える。製造業に関して言えば、製品がどのように組み立てられ...
・ イノベーションはボトムアップで進む。分権から生まれるもので、予測はできない。だからといってマネジメント不能ではない。 ・ リーンな考え方における価値とは顧客にとってメリットを提供するものをさし、それ以外はすべて無駄だと考える。製造業に関して言えば、製品がどのように組み立てられているのかは顧客にとって意味がない。顧客が気にしているのは製品がきちんと動いてくれるかどうかだけだからだ。 ・ 問うべきなのは「この製品は作るべきか」であり「このような製品や事業計画を中心に持続可能な事業が構築できるか」である ・ 価値仮説、成長仮説がグランドビジョンの構成部分。 ・ 成功とは機能を提供することではありません。成功とは、顧客の問題をどうしたら解決できるのか学ぶことです。 ・ 誰が顧客なのかがわからなければ、何が品質なのかもわからない ・ 求める学びに直接貢献しない機能やプロセス、労力はすべて取り除く ・ アイデアを知られたら他社の方がうまく実行できるのであれば、いずれにせよそのスタートアップに生き残れるチャンスはない ・ 新たに流入する売り手・買い手の定着率からネットワーク効果の強さを計測することが大事である。 ・ 標準的なアジャイル開発の手法:一か月のサイクルで一つのタスクを完成させるスプリントを繰り返し行う形→スプリントごとにユーザーストーリーをいくつも下記、その月にすべき仕事に優先順位をつける ・ ビジョンの検証。改良が顧客にとって意味のある改良でなければならないと考えた ・ 3つのしやすさ ①行動しやすさ、②わかりやすさ、③チェックしやすさ が尺度として重要である ・ スタートアップが滑走路として考えるべきものは、もう後何回のピボットが可能か、である。事業戦略を根本的に見直すチャンスがもうあと何回あるかとも表現できる ・ アーリーアダプターで成功したやり方と、メインストリームの顧客へと移行する際に身につけなければならないやり方とが正反対だからだ。 ・ ズームイン型ピボット:製品機能の一つと考えていたものが製品全体となる ・ ズームアウト型ピボット:それまで製品全体だととらえていたものを、もっと大きな製品の一機能としてとらえ直すことになる ・ 持続的な成長とは、かこの顧客の行動が新しい顧客を呼び込むこと。 例)口コミ、製品の利用に伴う効果、有料広告を通じて、購入や利用のリピートを通じて ・時間のために品質を犠牲にしてはならない。これがリーン生産方式の肝だ。 ・ ①初回はどのようなミスに対しても寛大に接する。同じミスは絶対に繰り返さない。 ・ まず仮説を明示し、その仮説について的確な試験を行うべきだと全員が言うようになる。もちろん、ごまかす口実としてでも仕事のための仕事を作るためでもなく、隠し事を支えるビジョンについて真実を明らかにしようと思って、である。
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米国は実は非常にトヨタを研究して、企業活動に生かしている、という話を別の本で読んだことがある。 それだけに、この本でトヨタがベンチマークとしてとても参照されている事に、その裏付けを感じるとともに、トヨタ方式ってどれだけ万能なんだ、と思う。 社内で考えることに拘るより、まずは市...
米国は実は非常にトヨタを研究して、企業活動に生かしている、という話を別の本で読んだことがある。 それだけに、この本でトヨタがベンチマークとしてとても参照されている事に、その裏付けを感じるとともに、トヨタ方式ってどれだけ万能なんだ、と思う。 社内で考えることに拘るより、まずは市場を通じて試せ、そんな内容かな。
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前から読みたかった本。その間に関連知識も増え、この本を読む頃には目新しさがなくなっていたが、それでも「バッチサイズを小型化する」など、細かな部分で非常に参考になるものも多かった。 さらに巻末の伊藤穣一氏の解説が秀逸。リーン・スタートアップの本質は「地図を捨ててコンパスを頼りに進め」は珠玉の一言。地図を作ろうとするだけで、プロダクト開発並のコストがかかってしまうという主張に納得できた。
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実は今まで読めてなかった本の一つ。コンセプトは理解していたけど、やっぱり通読することには意味がある。ITだけではなくて、全ての分野に必要なコンセプト。この内容を授業でどんな風に活かしていくかは、色々な工夫が必要。
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仕事に区切りが付いて、新しい企画(iOSアプリ開発)を始めるにあたって、その開発プロセスを決めるに当たって是非読んでおきたいと思って読んだ。 想像以上に得るところがあった。 ユーザニーズを早期に得る手段を作る必要があることがわかった。具体的な方法については詳しく書いてないので、自分で考えなければならない。 当面、座右の書になると思う。
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企業や社内ベンチャーなど不確実性が高い状況での事業の進め方のノウハウが記載されている。 ノウハウはためになるが、実際に行動することと、そういう風に事業を進めていく権限がないので読んでも実行に移しづらい。
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リーンスタートアップ ・計画しない ・商品の進化を顧客の反応 に求めていく ・構築、計測、学習の フィードバックループ ・価値仮説と成長仮説 ・実用最小限の製品
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リーンという考え方はアジャイルの様にソフトウェア開発にとどまらず、もっと広い概念に適用できるのか。 おそるべしトヨタのDNA その昔いくつかのスタートアップに関係したが、よく考えると一つもモノになっていない気が・・・・
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