リーン・スタートアップ の商品レビュー
会社の上司に薦められ読んでみた一冊。いかに無駄なく顧客に価値を提供できる方法を導き出せるかという内容です。 A/B testや段階的な導入など、うちの上司がなぜ、あんなことを言っていたか少しわかった気がします。 でも、本質的にはこの本を理解できていないかもしれません。
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読もう読もうと思いつつ後回しになっていたこの本。やっと読みました。良かったです。 「学びによる検証」 このキーワードが全て。 「成功とは機能を提供することではありません。成功とは、顧客の問題をどうしたら解決できるのか学ぶことです」 仮説をきちんとおきましょう、置いたら仮...
読もう読もうと思いつつ後回しになっていたこの本。やっと読みました。良かったです。 「学びによる検証」 このキーワードが全て。 「成功とは機能を提供することではありません。成功とは、顧客の問題をどうしたら解決できるのか学ぶことです」 仮説をきちんとおきましょう、置いたら仮説を検証することに集中して余計なことは省きましょう、ユーザの反応をきちんと見極めましょう。 リーンスタートアップという言葉をよく目にするようになって2年ぐらい。 いろいろなところで持て囃されるようになってますが、 書いてあることは至極真っ当です。 ベースになっているのはトヨタのイノベーティブな生産方式。 トヨタメソッドってまとまった本で読んだことはないけど、 まぁ確かにこういうフレームワークをあの超規模の組織で、組織の文化レベルとして体現できているんだとしたらホントにすごい。 書いてあることは至極真っ当、だからこそ気をつけたいとこも多い。 その他もろもろの経営理論なりロジカルシンク系のフレームワークなりもそうだけど、 小手先で形だけやってみるのが一番無駄で何にも進まない。 わりと分量も多く起業のプロセス、サービス開発の工程について幅広く書かれているからこそ、 部分部分を取り出して変に視点が固まってしまうことには気をつけたいなと思いました。 社内外でいくつかの新規サービス立ち上げに関わり、その難しさや楽しさは多少なり理解しているつもりですが、まだまだ楽しみながら楽しんでもらえる色んなサービス作っていけるよう、本質を見失わずにやっていきたい。
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いろいろ発見があり、楽しく読めた。基本的には仮説の立案と検証を素早く行うことの重要性と、顧客のニーズを早くつかめる体制をどう構築していくかというお話。
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正直文字だらけで分かり難かった。でも部分部分では学ぶことが多かった。それらを統合的にできるようになればいいんだろう。
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新規事業や新規サービスを生み出すうえでとっても参考になる考え方。徹底的に成功までの画を描いてから進めるのではなく、学びが得られるぎりぎりのレベルまでしか作り込んでいない実用最小限の製品(MVP)をアーリーアダプターに提供し、構築―計測―学習を繰り返す。早期に顧客からフィードバック...
新規事業や新規サービスを生み出すうえでとっても参考になる考え方。徹底的に成功までの画を描いてから進めるのではなく、学びが得られるぎりぎりのレベルまでしか作り込んでいない実用最小限の製品(MVP)をアーリーアダプターに提供し、構築―計測―学習を繰り返す。早期に顧客からフィードバックを得て、修正を繰り返す。ゴールそのものが変わることもあるので、柔軟に対応するためには完璧なものを作ってからでは手遅れであるという。元となったのはトヨタ生産方式。日本企業にもなじむスタイルだろう。とはいえ、方向転換(ピポット)の判断というのはなんとも難しそう。いやいや、それじゃいけないのよね。状況の変化に合わせ、プロセスとパフォーマンスを変えなきゃならないのだ。
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大企業も取り組めるのではないかというかすかな希望を持ちながら読みました。 ただし、万能なセオリーではなく、`人間`だなぁとも、感じています。状況を理解し、受け入れ、評価し、方向を定め、構築し、また検証しと、継続していく必要があります。そういう人に自分がなれるように努力するための...
大企業も取り組めるのではないかというかすかな希望を持ちながら読みました。 ただし、万能なセオリーではなく、`人間`だなぁとも、感じています。状況を理解し、受け入れ、評価し、方向を定め、構築し、また検証しと、継続していく必要があります。そういう人に自分がなれるように努力するための自己啓発本かも。
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内容が今ひとつアタマに入ってこないのは何故か?耳慣れない固有名詞のせい?起承転結な展開に、なっていない?PDCAサイクルを小さく回すのとさして変わらない気がしました。 面倒なプロセスを省略するなどもわからなくもないけど社会で生きる上ではそんなものは省略できないものもあります。ヤッ...
内容が今ひとつアタマに入ってこないのは何故か?耳慣れない固有名詞のせい?起承転結な展開に、なっていない?PDCAサイクルを小さく回すのとさして変わらない気がしました。 面倒なプロセスを省略するなどもわからなくもないけど社会で生きる上ではそんなものは省略できないものもあります。ヤッパリ、欲しいものを作る情熱に勝るものは無いと再認識した次第です。自分が欲しいもの、それはみんなが欲しいものを自分の中に落とし込んだ上で自分が欲しいものですね。
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アジャイル開発の本のように見えて、 その実、経営管理や組織設計、イノベーションと幅広く使える内容が含まれている。 特にサイクルを早く回すだけでは不十分で、正しい評価指標を持って(著者曰く虚栄の評価基準に安堵しないように)成長を計測する必要があるという点は極めて重要。 トヨタ生産方...
アジャイル開発の本のように見えて、 その実、経営管理や組織設計、イノベーションと幅広く使える内容が含まれている。 特にサイクルを早く回すだけでは不十分で、正しい評価指標を持って(著者曰く虚栄の評価基準に安堵しないように)成長を計測する必要があるという点は極めて重要。 トヨタ生産方式(リーン生産方式)を元にした考えなのでトヨタのやり方が例として多数あげられているが、トヨタのやり方が未だに製造業にしか広まっていない様子なのが残念だ。もっと頑張れ日本の企業!
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仕事の基本フォーム(腰を落として、視線を前へやり、自然にスイング)についてかなりきちんと考えさせられましたし、何度も読みたい本。失敗を前提・当然として折り込むところがポイントであり、それ以外に道がないというのも実感のわくところです。
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成功する起業にはどんな共通点があるのか。最短ルートで成功するには、顧客からフィードバックを受けつつ軌道修正を行うことが必要だ。シリコンバレーで生まれた、話題のスタートアップ手法。 著者はアメリカでIT企業を立ち上げた人。起業全般の話が聞けるのかと思っていたが、内容はかなりITに...
成功する起業にはどんな共通点があるのか。最短ルートで成功するには、顧客からフィードバックを受けつつ軌道修正を行うことが必要だ。シリコンバレーで生まれた、話題のスタートアップ手法。 著者はアメリカでIT企業を立ち上げた人。起業全般の話が聞けるのかと思っていたが、内容はかなりITに偏っていた。事例が多く、しかも全編を通して同じことを繰り返し言っている印象。わかりやすいというよりはしつこいと思ってしまった。IT業界の人には面白い本なんだろうか。
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