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リーン・スタートアップ の商品レビュー

3.9

185件のお客様レビュー

  1. 5つ

    48

  2. 4つ

    69

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    5

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2013/05/06

結局言っていることはスタートアップに限らずビジネスは仮説立てて検証,を早いサイクルで繰り返すのが重要ということ. そしてそれを出来る組織をいかに作るか. 必要になったらまた読み返しましょ.

Posted byブクログ

2013/05/04

リーン・スタートアップとは、新しい製品やサービスを開発する際に、思い込みだけによって時間と労力をかけて顧客にとって価値のないものを作ってしまうという無駄をなくすため、見込み顧客に対して素早く「構築ー計測ー学習」を繰り返す方法論。 先の見えない不確実ないまの時代、失敗をくり返さな...

リーン・スタートアップとは、新しい製品やサービスを開発する際に、思い込みだけによって時間と労力をかけて顧客にとって価値のないものを作ってしまうという無駄をなくすため、見込み顧客に対して素早く「構築ー計測ー学習」を繰り返す方法論。 先の見えない不確実ないまの時代、失敗をくり返さなければ素晴らしい製品は開発できず、価値を正しく見極め、失敗を無駄にしないためのアプローチ。 トヨタのリーン生産が、部品をジャストインタイムで流すように、仮説を検証するための実験を小さな規模で繰り返す。実験では、事業の成長を正しく計測するための指標を設定し、ピボット(方向転換)を繰り返しながら成長を図る。 実務でもA/Bテストや仮説検証してるので、とくに目新しいという感じはなく割と常識的な内容。役に立つ本であることは間違いないけど。

Posted byブクログ

2013/04/29

シリコンバレー発の注目すべきマネジメント論です。一見分厚い内容にしり込みをしましたが、難しいことを平易に書いているのでかなりサクサク読むことができました。起業やマネジメントを学ぶ方には特にお勧めです。 本書を知るきっかけとなったのは、WBSの特集コーナーからでした。筆者の主催...

シリコンバレー発の注目すべきマネジメント論です。一見分厚い内容にしり込みをしましたが、難しいことを平易に書いているのでかなりサクサク読むことができました。起業やマネジメントを学ぶ方には特にお勧めです。 本書を知るきっかけとなったのは、WBSの特集コーナーからでした。筆者の主催するセミナーの様子を撮影した様子で、そこで本書の紹介がなされており、シリコンバレーにおける起業のプロセスをいかに失敗を少なくして事業を軌道に乗せるかというのが本書の趣旨で、これはハイテク産業のみならず、ほかのどんな業種にも応用ができるものだなと。読み終えたあとにそう感じました。 本書にいわく、 「スタートアップとは、不確実な状態で新しい製品やサービスを創り出さなければならない人的組織であり、そこで働く人は皆アントレプレナー(起業家)である」 と語られており、自分もかつてはそういう状態で自分で仕事を創出していたことがあったので、この言葉には本当にうなずかされました。 さらには「リーン」のルーツとなっているのは日本の製造業。中でもトヨタなどの自動車産業で有名な「カンバン方式」や「ジャスト・イン・タイム」であるという記述から、「なぜ」を5回繰り返す、などによる思考過程から「構築―計測―学習」のフィードバックループを通して、まず要となる仮説に基づいて実用最小限の製品(MVP)をすぐに作って、実際に顧客に使ってもらった実験結果から、成長につながる価値を学ぶ(検証による学び)という工程をくり返し、PCDAサイクルをくりかえし、もしも仮説に対して結果が違ったら、そのまま進むか、あるいは方向転換(ピボット)するかを検討するというものなんだそうです。 この最近の不確実な時代の中で、新商品や世の中をあっと言わせるようなサービス失敗をくり返さなければすばらしい新製品は開発できず、価値を正しく見極め、失敗をムダにしないためのアプローチとして、この「リーン・スタートアップ」があるのだそうで、社内ベンチャーを立ち上げるという方や、これから独立をされる方。はたまた企業内におきましても「自分が社長」のつもりで働かれていらっしゃる方にもぜひ一読をされると、何らかの「気づき」が得られるのではとささやかながら読み終えたあとにそう感じました。

Posted byブクログ

2013/04/14

【メモ】 証したい仮説を設定したらなるべす早く実験方法を考え実行していく。 このときバッチサイズは可能なかぎり小さくする。 学ぶ必要があるものをみつけそこから逆順でその学びが得られる実験となる製品を考える。 ポイントは顧客ではなく顧客に対する仮説。 支出型エンジンで長期に...

【メモ】 証したい仮説を設定したらなるべす早く実験方法を考え実行していく。 このときバッチサイズは可能なかぎり小さくする。 学ぶ必要があるものをみつけそこから逆順でその学びが得られる実験となる製品を考える。 ポイントは顧客ではなく顧客に対する仮説。 支出型エンジンで長期にわたって成長するには一部の顧客から他社より多くの利益や引き出さなければいけない。

Posted byブクログ

2013/04/08

『リーン・スタートアップ』読了。★4つ http://www.amazon.co.jp/dp/4822248976/ 日経のセミナーでもらいました。 「スタートアップベンチャー」だけかと思って手を出していなかったのですが、本書では「スタートアップ=とてつもなく不確実な状態で新し...

『リーン・スタートアップ』読了。★4つ http://www.amazon.co.jp/dp/4822248976/ 日経のセミナーでもらいました。 「スタートアップベンチャー」だけかと思って手を出していなかったのですが、本書では「スタートアップ=とてつもなく不確実な状態で新しい製品やサービスを創りださなければならない人的組織」と定義しています。 つまり、大企業の新規事業も含むということで読んでみました。 まず、「リーン」はトヨタ生産方式から来ているようです。(特に不確実な状況において)つまり無駄を省くかということに重点をおいています。 特に、重点を置いているのは、そもそも不要なもの(製品・サービス)を作ってしまう無駄。 製品・サービスの作成を、売るためではなく、「学習するため」と割りきってしまうのが面白いところ。このために、最低限のサービスを作って、作成単位を小さくして何度も学習プロセスをまわすと。 これを読んでいて、あれっ聞いたことあるなと思ったのは、三枝さんが唱えている「創って作って売るのサイクル」「スモールイズビューティフル」の概念に近いですね。 さて、リーン・スタートアップは、そこそこ知られた概念になってきている気がしますが、この本を読んでみると間違って理解している人が結構いるかも。 「とりあえずやってみる」というのとイコールと捉えている人もいると思いますが、そういうやり方を「Just do it型起業」として、明確に否定しています。 違いは、「とりあえずやってみる」ではなく、検証するための、ビジョンがある、仮説がある、正しい評価基準があること。 最後に不満点が2つ。 1つは、競合の概念がほぼないこと(競合より、速く回そうぐらい)。よくよく読んでみるとわかるのですが、取り上げているのが競合を気にする必要がないような、まったく新しいジャンルのサービスがほとんどだからでしょう。 もう一つは、暗黙に「結果を読める可能性がほぼゼロ」と仮定してしまっているところ。確かに、事例で出ているような「3Dアバターの動き方が2パターンのうちどっちがウケるか」なんていうのは、ほぼ読める可能性ゼロ。超不確実です。 かといって、「不確実性が高い」のと「全く読めない」のは、全然違います。一般にはもっと読める範囲、戦略が通じる範囲はもうちょっとあるんじゃないかな~と思うところです。 スタートアップは、確かに、全く世になかった新しいサービスを作ったりするときが多いので、こちらの理論よりですが、新規事業一般という観点からすると、多少割引が必要とみました。

Posted byブクログ

2013/04/02

仮説を立てMVP(実用最小限の製品)をリリースして検証し、革新会計で測定してダメならピボット(方向転換)する。至極当然の事が冗長的に書かれているように感じた。 日本語訳も若干読みにくく、内容が良いだけに、もうちょっとコンパクトにまとまっているとよかった。

Posted byブクログ

2013/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読書メモ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「顧客が望んでいそうなこと」→仮説→実験→そこにたどり着くまでのストーリー→段階での効果検証→続けるか方向転換(ピボット)するか をサイクルで回す。 「累積値」のような「虚栄の評価基準」は意味をなさない。 リーン生産のように「プル」型が望ましいが、最初のインプットは「顧客は顧客のニーズを把握できない」ので「仮説」になる。 また最初の製品で完璧を狙わないのは、何が顧客にとって重要で、何が必要ないかを見極めるため。 そもそも誰が「顧客」になるかも事前には正確に分からない。 リリースに時間がかかればかかるほど、「巨大バッチによる死」が訪れる。 「サンドボックス」で並行的・部分的にも始めてみる ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 耳が痛いです。

Posted byブクログ

2013/06/23

起業、スタートアップの構築は組織の構築、つまりマネージメント。 リーンスタートアップのルーツはトヨタ生産方式のリーン生産。p29 スタートアップとはとてつもなく不確実な状態で新しい製品やサービスを創り出さなければならない人的組織。 p41 ネットワーク効果 ネットワーク全体...

起業、スタートアップの構築は組織の構築、つまりマネージメント。 リーンスタートアップのルーツはトヨタ生産方式のリーン生産。p29 スタートアップとはとてつもなく不確実な状態で新しい製品やサービスを創り出さなければならない人的組織。 p41 ネットワーク効果 ネットワーク全体の価値が参加者の2乗に比例する。メトカーフの法則。p57 価値と無駄 何が顧客にとっての価値を生み出すかを学ぶこと。 その学びにつながらなかったものはすべてが無駄。p70 アーリーアダプターを選んで実験する。製品をもっとも強く欲している顧客。失敗に寛容でフィードバックも返してくれやすい。p88 フィードバックループを一周するのに要する時間を最小にする事が大事。p106

Posted byブクログ

2013/03/12

好きなだけでベンチャーは成功しない。 成功する可能性を高めるためにはその方法がある。それがリーンスタートアップ。 重要なのは「仮説」「MVP(実用最小限の製品)」「革新会計」そして「ピボット(方向転換)」。 たしかにある程度は情熱でビジネスは進むかもしれないが、これをきちんと統計...

好きなだけでベンチャーは成功しない。 成功する可能性を高めるためにはその方法がある。それがリーンスタートアップ。 重要なのは「仮説」「MVP(実用最小限の製品)」「革新会計」そして「ピボット(方向転換)」。 たしかにある程度は情熱でビジネスは進むかもしれないが、これをきちんと統計的に分析し、仮説検証するステージがすぐにやってくる。不完全でも製品を投入して、これをプロトタイピングしながら修正し、顧客の声を拾うという地道な活動が必要と解く。 そしてビジネスが伸び始めるとぶつかる壁。悩みに悩み抜いて大きな方向転換をすることができるかどうか。 私もあるテーマのカフェで起業しようかとちょっとまじめに考えているが、珈琲が好きだから、という観点だけで起業しても絶対失敗するだろうな。今考えている仮説をもとにまずは立ち上げてみるのが良いかもしれない。そしてお客様の声を聞きながら店舗を変革していく。うん、イメージが出来た。

Posted byブクログ

2013/03/11

洋書の訳の独特な読みづらさはあるが、要点として「仮説の検証を繰り返す」というベースはわかった。新しい手法というより、新しい業界に展開したという感じで派手さはないが、学ぶことは多くためになった。 最後の方読まなかったので改めて読みたい。 2013.1.28〜3.6 図書館

Posted byブクログ