銃・病原菌・鉄(下) の商品レビュー
人類の成長の過程で必要だったものがその地域性によって変わるというのを、細かく解いていく本です。 長い間、人種差別の根本となっていた白人は黒人より優秀という過程を覆し、人種ではなく地形だということを示していますし、ユーラシア大陸にいる家畜や地形のおかげでヨーロッパ、アジアの成長が早...
人類の成長の過程で必要だったものがその地域性によって変わるというのを、細かく解いていく本です。 長い間、人種差別の根本となっていた白人は黒人より優秀という過程を覆し、人種ではなく地形だということを示していますし、ユーラシア大陸にいる家畜や地形のおかげでヨーロッパ、アジアの成長が早かったことなどが書かれており、滅茶苦茶面白かったです。 人類というより人種の歴史書のような一冊ですが、すごく学びの多い一冊でした。
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学生時代に友人から紹介されて読みたいと思っていた本。今になってようやくその宿題を果たすことができた。 読み始めるまでも長かったが、読み始めてからの 本の分量も長かった。 内容としては、人類社会に差がつくとすれば漠然とまあそういう原因なんだろうな、という範囲のもので、目からウロコなものは特になかったが、論述明文化するというところにこの手の本の価値があるとすれば、それは十分果たしている。家畜飼育に端を発する病原菌の影響の大きさが、何よりの新たな知的収穫か。 文章のこなれなさは、翻訳物の宿命で相変わらず残念。
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巨視的な人類史という見方をしたときに、世界の現状の究極的な原因を大陸とそこにある環境に見出だし、一貫した理論を展開していると思う。著者も述べているが、ここに個別の事象がどの程度影響しているかを相補的に見ていくと面白いと感じた。
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失速、という感じ。タイトルは「移動・病原菌・食物」だと感じた。 間接的に銃や鉄は出てくるもののここに関する考察は少ない。大陸の形を元にした歴史や、統一された中国と統一されなかったヨーロッパの比較などは興味深かったものの。
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13章くらいから、一気におもしろくなった。 エピソードもgood。 これまでのなんとなくな理解が、解像度があがった。
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長かったけど面白かった 緯度が同じだと環境が似るので技術が伝わりやすい、だから東西に長い大陸では技術が発展しやすい、という観点がいちばん面白く感じた ここに書かれていた要素をAIに入力して歴史をシミュレーションしてみたらどうなるのか気になる
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この文庫本が出版された2910年の頃買って読んだ本だったのですが、再読しました。最初読んだ時にはとても苦労した記憶があったのですが、今回は結構夢中になって読むことができました。やはりこの本は素晴らしい本です。特に素晴らしいと思うのはその章立てですね。 第2章 平和の民と戦う民の...
この文庫本が出版された2910年の頃買って読んだ本だったのですが、再読しました。最初読んだ時にはとても苦労した記憶があったのですが、今回は結構夢中になって読むことができました。やはりこの本は素晴らしい本です。特に素晴らしいと思うのはその章立てですね。 第2章 平和の民と戦う民の分かれ道 第5章 持てるものと持たざるものの歴史 第7章 毒のないアーモンドの作り方 第8章 りんごのせいか、インディアンのせいか 第9章 なぜシマウマは家畜にならなかったのか 第12章 文字をつくった人と借りた人 第13章 発明は必用の母である 第15章 オーストリアとニューギニアのミステリー 第17章 太平洋に広がっていった人びと エピローグ 科学としての人類史 なんて章はしびれますね。 今まで考えてこなかったことや、なんとなくそうだと思っていてもその理由がわかっていなかったこと。とても勉強になる本ですね。かつてニューギニアとオーストラリアが一つの大陸であった頃、ニューギニアの先住民は食糧生産を行っていたが、オーストラリアの先住民アボリジニは狩猟採集生活をしていました。そのことがその後の先住民の運命を大きく変えることになります。まあそんなことについて歴史家というより科学者として論究している本ですね。 興味ある人にはおすすめです
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宗教がなぜ生まれたか?という問いへの考察が、腹落ちしました。(上下巻のどちらに書いていたか失念) 個人的に、人類史を解き明かすような、学術寄りの本の上下巻を読了できたことで、ひとつハードルを越えた感覚になりました。
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農耕、牧畜に適した環境であり、さらに発明や技術の伝播を阻害するものがない場所が世界を支配するに至ったと言う内容。 どの章も事実と因果関係の説明や研究方法的なこともしっかり記述されていて満足感がある。しかし、言語学の視点からの説明はカタカナと分類が多すぎてこんがらがってしまった。...
農耕、牧畜に適した環境であり、さらに発明や技術の伝播を阻害するものがない場所が世界を支配するに至ったと言う内容。 どの章も事実と因果関係の説明や研究方法的なこともしっかり記述されていて満足感がある。しかし、言語学の視点からの説明はカタカナと分類が多すぎてこんがらがってしまった。 第4部以降はそれまでで得た結論の具体例といった内容で、ある意味新鮮さがないが、前半の文字の発明に話や発明が必要に先んじるといった話は初めて知ったので興味深く読めた。
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面白かった。 同様に人類史を整理、分析した書籍としては、個人的にはサピエンス全史の方が衝撃が大きく印象に残っているが、本書の文化・言語学的な側面からの分析も興味深かった。 結局はもって生まれたものが重要なのだなという印象を受ける。
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