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名もなき毒 の商品レビュー

3.9

424件のお客様レビュー

  1. 5つ

    76

  2. 4つ

    203

  3. 3つ

    108

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2017/11/14

図書館で。 杉村さんシリーズようやく読了。3作目を先に読んでいたのでさあこの困ったちゃんはいつ事件を起こすんだ?とか思いながら読んでたら…結構トラブルになるのは巻末の方だった…(笑) 正直な感想を言わせてもらえれば過去にも色々やらかしたことが判明した時点で杉村さんはアルバイトの...

図書館で。 杉村さんシリーズようやく読了。3作目を先に読んでいたのでさあこの困ったちゃんはいつ事件を起こすんだ?とか思いながら読んでたら…結構トラブルになるのは巻末の方だった…(笑) 正直な感想を言わせてもらえれば過去にも色々やらかしたことが判明した時点で杉村さんはアルバイトの彼女の件は会社の法務かどこかに投げた方が良かったとは思う。大会社ならそう言うトラブルを起こしたケースもあるだろうし、個人が対応するよりはスムーズに解決しただろうから。そこをわざわざ杉村さんに対応を任せる辺り、義父も何考えてたんだか。杉村氏に今後の会社経営に加わらせる気もないくせに。 毒殺事件も正直オチがえ?そんな感じなの?というか… なんか…理解できない。まあ犯罪犯すような辺りで判断力がおかしくなっているのかもしれないけれどもそれでもちょっとな、という感じ。 まあでも確かに杉村さんも頼まれてもいないことに首を突っ込んで家庭に迷惑かけたといえなくもないのだからそういう意味ではこの夫婦はそぐわなかったのかな、と思わなくもない。一番まっとうなのは杉村さんの母のような気がしなくもないな~ アンタ、何してたの、みたいな。ホントだよ(笑)

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2017/10/20

原田いずみは恐ろしかった。ああいう人物に出会ったら対抗することなど端から考えてはいけない。とにかく逃げるのみだ。ということがよくわかった。個人的には、義父と原田いずみを是非対面させて対決させてみたかった。

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2017/09/27

毒 それは物質としても恐ろしいが 人の内面にある毒はなお狂気 いろんな毒があるものだと 改めて思った あまり強弱のない淡々とした曲が流れてるかのごとく 一気に読めたけど 後半は少しかったるく感じた

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2017/08/23

様々な「毒」が絡まって事件が進んでいくのはさすがです。一番怖い「毒」は原田いずみですね。ここまで「怒り」を抱えてる人とは絶対関わりたくない。こういう人を書くのは宮部さん上手いと思います。 前作から気になっていたのが、杉村と菜穂子の距離間。仲の良い夫婦に見せてるけど、どうしても2人...

様々な「毒」が絡まって事件が進んでいくのはさすがです。一番怖い「毒」は原田いずみですね。ここまで「怒り」を抱えてる人とは絶対関わりたくない。こういう人を書くのは宮部さん上手いと思います。 前作から気になっていたのが、杉村と菜穂子の距離間。仲の良い夫婦に見せてるけど、どうしても2人の会話とかに白々しさというか、腹を割ってない雰囲気を感じて2人のシーンが苦手でした。「ペテロの葬列」のネタバレをちょっと見て納得。と同時に宮部さんの力量に感服。

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2017/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 今多コンツェルン広報室に雇われたアルバイトの原田いずみは、質の悪いトラブルメーカーだった。解雇された彼女の連絡窓口となった杉村三郎は、経歴詐称とクレーマーぶりに振り回される。解雇されたことを根に持って杉村をつけ狙う原田いずみは、悪意に心をのっとられた存在だ。その行動は危険であるのに幼稚極まりない。彼女は真の大人になる契機を摑むことができずに成人してしまった偽の大人であり、人の世にありながら他者の痛みを感じることができなくなった歪な精神の持ち主だったのだ。折しも街では無差別と思しき連続毒殺事件が注目を集めていた。『誰か Somebody』から約一年後の出来事を描き、テレビドラマ化でも話題となった人気の杉村三郎シリーズ第二弾。 【感想】

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2017/08/13

非常に面白かった。悪意とは何か。権力とは何か。それを語り続けながらもユーモアを忘れない小説だった。読めば読むほど新しい謎が出て来る、飽きさせない手法はさすが宮部みゆき。

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2017/07/16

杉村三郎シリーズ第二弾。 第三弾のペテロの葬列を先に読んでしまっていたので、続刊への布石が散りばめられていました。 原田いずみのキャラクターが強烈で嫌悪を感じました。

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2017/07/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったけど、主人公は余計なことに首を突っ込みすぎだと思う。 最後の紙パックに注射で毒物を入れるのは難しいってのは読者からツッコミが入ったのだろうか? あと、娘の遺留分が3分の1と出てくるが、2分の1だ。 原田いずみのお兄さんの結婚式の話は、かなり辛い。編集長が本当の話かもよ?と言うように、こういった疑惑があると周りの人はどうしても疑いを持ってしまうんだろうな。

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2017/06/12

怖い、疲れる。 人間関係って、ここまで悪意を持てるのか。毒を持てるのか。 狂ってるとか理解できないとか片付けるのは簡単だけど、その矛先が自分に向かない保証なんかない。 今多会長の怒り、忘れないようにしたいな。

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2017/06/07

割かし面白かったような気がします…! 舞台が現実というのがイイですね…宮部作品にはファンタジーを扱ったものもあって、ファンタジーが苦手な僕ちんはそういった作品には手が伸びないのですが…。 これは主人公が一般のサラリーマンだし、割ととっつきやすいかな、と思い、手に取ってみたんです...

割かし面白かったような気がします…! 舞台が現実というのがイイですね…宮部作品にはファンタジーを扱ったものもあって、ファンタジーが苦手な僕ちんはそういった作品には手が伸びないのですが…。 これは主人公が一般のサラリーマンだし、割ととっつきやすいかな、と思い、手に取ってみたんですけれども…まあ、良かったですね! ヽ(・ω・)/ズコー 続刊である「ペテロの葬列」は映像作品? にもなっているようでまあ、流行ったんでしょうけれども、映像の方は観ていないので何とも言えず…けれども、当作品が面白かったので続刊は機会があれば読んでみたいと思っている次第であります! さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー

Posted byブクログ