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名もなき毒 杉村三郎シリーズ 2 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2011/12/06 |
| JAN | 9784167549091 |

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名もなき毒
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商品レビュー
3.9
447件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
関東で連続して発生した、飲食物に青酸カリを混入させることによる無差別殺人事件。今多コンツェルン広報室でのアルバイトによる採用トラブル。高度経済成長の代償として現代に残る土壌汚染、そしてシックハウス症候群。一見離れているが「毒」というキーワードで繋がるこれらの出来事と、主人公の杉村の関わりが見事に描かれていた。さらに広報室での睡眠薬混入や連続殺人事件の思いがけない方向での解決など、ミステリとしても飽きさせない構成で、「普通」の人々の日常に潜む「毒」に帰着させる結末は流石だった。 知らなかったが、一応シリーズものということで、他の作品も読んでみたいと思った。宮部みゆきはあまり読んできていないが、これを機に少しハマりそうな気がする。
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訳アリの登場人物が多すぎて感想を書く上で誰に焦点を当てればいいのかわからなくなる。 そう思えるくらい人の心の中には目には見えず名付けることもできない毒が必ず存在しているということをこの小説は訴えてくる。 服毒事件を発端として、その個人個人の中にある毒が暴かれていく。毒は毒を呼...
訳アリの登場人物が多すぎて感想を書く上で誰に焦点を当てればいいのかわからなくなる。 そう思えるくらい人の心の中には目には見えず名付けることもできない毒が必ず存在しているということをこの小説は訴えてくる。 服毒事件を発端として、その個人個人の中にある毒が暴かれていく。毒は毒を呼び、心身を蝕む。そして個人の生活や人生を破壊する。 自分の中の毒に気付いても人は決してその毒を他人にぶつけてはいけない。ぶつけた毒は広がり、気付かぬ間に自分の心までも腐らせに来るから。
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主人公の杉村さんが、経済的にも人間関係も恵まれた環境にあり、それと対極に描かれる二人が可哀想でした。でも杉村さんが原田いずみを諭す場面、好きだなー、人間性が出てるよねー
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