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名もなき毒 杉村三郎シリーズ 2 文春文庫
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名もなき毒 杉村三郎シリーズ 2 文春文庫

宮部みゆき【著】

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名もなき毒 杉村三郎シリーズ 2 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2011/12/06
JAN 9784167549091

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名もなき毒

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商品レビュー

3.9

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みんなの感想まとめ
  • 名もなき毒
  • 社会の悪意
  • 杉村三郎の優しさ
  • 無差別毒殺事件
  • 原田いずみの異常性
  • 人間関係の葛藤
  • 読者を引き込む緊迫感
  • 丁寧な人物描写
  • 心理的サスペンス
  • 予測不可能な展開

人間の悪意や社会の毒をテーマにした物語で、主人公杉村三郎が直面する無差別毒殺事件と、問題児のアルバイト原田いずみとのトラブルが同時進行で描かれます。杉村は穏やかで人が良い性格ですが、周囲の災難に巻き込まれ、彼の優しさが時に危険を招くことも。原田いずみの異常さは物語を通じて増していき、読者は彼女の存在にヒヤヒヤしながらも共感を覚える部分もあります。丁寧な人物描写が施され、登場人物それぞれの感情や思考が浮かび上がることで、物語に深みを与えています。テンポよく進むストーリーは、厚さを感じさせず、次の展開が気になる魅力的な作品です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/10/08

何か終始ひぇ…っと思っちゃう話。 原田いずみという怪物アルバイトは本当にとんでもない人物なんだけれども、根底にあるのは「ズルい」「自分が不幸なのに幸せなヤツらが許せない」といった妬みと不服と承認欲求で、それらは昨今の炎上しがちなSNSでもよく見かけて論争や批判の的になるものばかり...

何か終始ひぇ…っと思っちゃう話。 原田いずみという怪物アルバイトは本当にとんでもない人物なんだけれども、根底にあるのは「ズルい」「自分が不幸なのに幸せなヤツらが許せない」といった妬みと不服と承認欲求で、それらは昨今の炎上しがちなSNSでもよく見かけて論争や批判の的になるものばかりとなっている。物語中ではいずみだけが際立ってヤバい奴に見えるが、現実にもいずみみたいな奴、あるいはそういう要素を少なからず持っている奴が意外といるのだと思うと怖気が走る。本人の持って生まれた資質というのも要素としては大きいのだろうが、それによって引き起こされる周囲との不和や衝突といった副次的な産物が更に本人を拗らせてしまうのも問題で、本編に描写されている通り人間漏れなく毒を孕み、影響を与え合っているのだと考えると、この世って何なのかな、蠱毒かなと空恐ろしく感じてしまう。いや実際この話は蠱毒だったのかも知れない。そう考えると二人の犯人は片や最強の毒虫になり、片や自家中毒を発症したという対比となるのも興味深い。ただ現実は相手の毒に当てられたものが必ずしも命を落とす訳ではなく、ダメージを負いながらも生きて行くしかなく、中でもいずみの父親の描写は本当に辛いものだった。 主人公は本作でも首を突っ込み過ぎだなあと思っていたら、作中でも大いにそのようにディスられていてちょっと笑ってしまった。また買ったばかりの家で起きたトラブルも気の毒で、家が傷められる描写を見る度にヤメて〜これ以上ケチをつけないでと内心悲鳴を上げていたのだが、これもまた本編で言及されていて、やっぱりそうだよねと苦笑した。「もう住めない、引っ越す」という一切躊躇いのない妻の言動にはかつてなく金持ちぶりを感じてやや鼻についてしまった。これは多分自分の毒なんだろうな…

Posted by ブクログ

2026/10/03

初めは淡々と事件が起こる流れを知ったり人物を思い出したり読んでたけれど、後半に罪を犯した人に宿る毒を杉村が知っていく過程でとても胸が痛くなった どうしようもない痛さ 杉村がいいひと過ぎてあまり好きにはなれなかったけれど、その毒に気づくことが出来るのだから彼もまたただの良い人なだけ...

初めは淡々と事件が起こる流れを知ったり人物を思い出したり読んでたけれど、後半に罪を犯した人に宿る毒を杉村が知っていく過程でとても胸が痛くなった どうしようもない痛さ 杉村がいいひと過ぎてあまり好きにはなれなかったけれど、その毒に気づくことが出来るのだから彼もまたただの良い人なだけではないのだ

Posted by ブクログ

2026/09/21

1作目はあいにく全く刺さらなかったけど笑、これは面白かった~! 無差別連続毒殺事件の謎を追いながら、経歴詐称のモンスターアルバイトと対峙する、杉村三郎シリーズ2作目。 全編通して人や社会の悪意にまみれながらも、一筋の光明が差し込む場面の描写がとても美しかった。

Posted by ブクログ

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