計画と無計画のあいだ の商品レビュー
読んでいて思ったこと。 ジャンルを問わず、ミシマ社の本を読みたいなと思わせる本でした。 今度買って読もうっと。
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チャレンジャー・ミシマ社。イイなあ。かっこいい。 最後の方の、計画と無計画のあいだの、自由なゾーンについての記述に特に共感した。同じように思います。
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失敗した。もっと早く読んでおくんだった。 「自由が丘のほがらかな出版社」ミシマ社の経営者三島邦弘さんのエッセイ。 世の「決まり事」に従わず、「一冊入魂」をモットーにただ喜んでもらえる本を作り続ける。そこには打算も効率も無い、あるのはただ無償の「思い」だけ。 すべてが理に適っ...
失敗した。もっと早く読んでおくんだった。 「自由が丘のほがらかな出版社」ミシマ社の経営者三島邦弘さんのエッセイ。 世の「決まり事」に従わず、「一冊入魂」をモットーにただ喜んでもらえる本を作り続ける。そこには打算も効率も無い、あるのはただ無償の「思い」だけ。 すべてが理に適っている。理屈に囚われず感覚を信じている人の、原初的な素敵さ、魅力が溢れ出ている。就活に悩む自分にとって、三島さんこそ僕の理想の体現者であると強く思った。三島さんは「出版界の岡本太郎」だ。
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カテゴリー的にはたぶんビジネス書?なんだろうけど、読み進めたいけど、読み終えるのがもったいない、と思ってしまう不思議な本。 特に終盤の章は考えさせられること多数。「もともと人生なんて初めての連続」だなんて、ムスメを見てたら気づきそうなものなのにw 個人的には、「理想と非理想の...
カテゴリー的にはたぶんビジネス書?なんだろうけど、読み進めたいけど、読み終えるのがもったいない、と思ってしまう不思議な本。 特に終盤の章は考えさせられること多数。「もともと人生なんて初めての連続」だなんて、ムスメを見てたら気づきそうなものなのにw 個人的には、「理想と非理想のあいだ」に生きてる感じですな。
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うきうきしながら読んだ。編集者であった著者が立ち上げた出版社の物語。切羽詰まった経験さえ、かろやか。眉間に皺を寄せるのも人生だけど、のんびりした笑顔でいるのも人生。たとえ困ったなぁ、という時でも。そんな気分になった。私が文章を書く人だったら、ここから本を出させてもらいたいなぁ、と...
うきうきしながら読んだ。編集者であった著者が立ち上げた出版社の物語。切羽詰まった経験さえ、かろやか。眉間に皺を寄せるのも人生だけど、のんびりした笑顔でいるのも人生。たとえ困ったなぁ、という時でも。そんな気分になった。私が文章を書く人だったら、ここから本を出させてもらいたいなぁ、と思うような出版社。
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自由が丘で生まれた出版社の誕生から現在までのお話。 なぜ新しい出版社を立ち上げるのか、という部分では、 硬直化してがんじがらめの出版業界に対して、 言葉や表現は柔らかいけど行間から怒りとやるせなさが滲んでくる。 既得権益とか自己保身とかそういう体質にではなく、 それに...
自由が丘で生まれた出版社の誕生から現在までのお話。 なぜ新しい出版社を立ち上げるのか、という部分では、 硬直化してがんじがらめの出版業界に対して、 言葉や表現は柔らかいけど行間から怒りとやるせなさが滲んでくる。 既得権益とか自己保身とかそういう体質にではなく、 それによって「よい本を届ける」ことができていない業界への反発や苛立ちなんだろうなと感じる。 だから三島氏のビジョンは一貫しているし、ブレがない。 それによって部下や取引先、そのほか協力者としてどんどんいい人が現れる。 情熱やビジョンが出会いと運を引き寄せるんだなと強く感じた。 出版業界に特化せずとも、またものづくりをしている人に限らず、働く人にとってすごく大切なエッセンスが詰まっている。 こういうサクセスストーリー?は、 行動力が、とか思想が、とかに注目されがちだけど、 そんな理屈置いておいて、三島氏の本作りへの姿勢がとても胸を打つ。 また自分の仕事のプロセスやアウトプットを見直す機会になった。 なにより、自分の仕事で誰を幸せにしたいのかとか、何を伝えたいのかとか、 そういうものがなければ仕事なんて無味乾燥なものになってしまうだろうと感じた。 生きるために働くなんてもったいないと思う。 この物語はとても温かくて、愛にあふれてる。 とても幸せな人だと思うし、こうやって新しい社会が作られたならいいなと、希望を感じた。
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成せば成る。そんな気持ちになれる本。 一見、無計画で行き当たりバッタリの様に見える。 でも目標のために努力を惜しんでいない。 人は思うように行かないと何事も投げ出すことが多い。 でも彼らは投げ出さない。しかも自分の信念を貫き通すために あえていばらの道を選ぶ。 ある出版社のはな...
成せば成る。そんな気持ちになれる本。 一見、無計画で行き当たりバッタリの様に見える。 でも目標のために努力を惜しんでいない。 人は思うように行かないと何事も投げ出すことが多い。 でも彼らは投げ出さない。しかも自分の信念を貫き通すために あえていばらの道を選ぶ。 ある出版社のはなしだけど、生き方のヒントの様に思えるし、 たくさんのエネルギーがチャージできた様な気分になる。
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自分の好きなことで、人の役に立って、生計が成り立つ。 それこそが一番幸せなんだと思う。 企業にいると、結局会社がつぶれないこと(とっても大切なことだが)が、最優先されやりがいなんて後回しになっていることがほとんど。 消費者のことを一番に考えているように言っていても、なかなかそうなっていないのが現実。 自分の信念に基づいて、仕事ができていることがうらやましくなったし、やってみることが大事だと改めて気づかされた。 ただ、著者は、できない君みたいに書かれているが、とっても優秀なひとなんだろうなと思ってしまし、★−1つ。
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はじめに。活字で初めて声を出して笑ったのは、この本が初めてだ。 何とも、何とも素敵な本。 著者ミシマさんの情熱が、ヒシヒシと、 いやグォングォンと伝わる良書。 きっと、本屋で私がこの本を手に取り、購入に至ったのも ミシマさんの強烈な引力によるものだ。 自分にとって、「大事なも...
はじめに。活字で初めて声を出して笑ったのは、この本が初めてだ。 何とも、何とも素敵な本。 著者ミシマさんの情熱が、ヒシヒシと、 いやグォングォンと伝わる良書。 きっと、本屋で私がこの本を手に取り、購入に至ったのも ミシマさんの強烈な引力によるものだ。 自分にとって、「大事なもの、失くしてはならないもの」を見つめ直し、 それに対して何ができるか、何をすべきかという 原点回帰を促してくれる。 複雑にしているのは、他の誰でもなく自分自身であり、 答えはシンプルなもの。 「まっすぐ」だから、「奇跡」は起こった。 その言葉に尽きる。 「熱いのは、好きじゃない」。そんな人も読んでみて。 読後、何だか熱い自分に出会えるから。 (そのため、夜中に読むと眠れなくなるので注意。)
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2012.2.3読了。ミシマさん、すごい。原点回帰。しんどいだろうけど、うらやましい。閉塞感のなかでこう進んで行くのがかっこいい。
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