要介護探偵の事件簿 の商品レビュー

中山七里【著】

2012/06/03

お話自体は可もなく不可もなくって感じだけど
玄太郎翁の言動が光る１冊。

教育関係のお偉いひとたちも読めばいいと思うよ。

と　書いた後でほかのかたがたのレビュー拝読して
『さよならドビュッシー』のスピンオフ的作品だと知りました。
借りねば。

2012/05/10

主人公のキャラクターが最高。
だからこそ、読み進めているうちにだんだん切なくなりました。

正直、岬さんより香月のお爺様のほうが断然好み。

ミステリーの合間にちょこちょこ覗く、作者の主張が小気味良くて、文章も読みやすい。
いろんなことにすごく興味の広い作家さんなんだろうと思う。

「ドビュッシー」にすっかりやられていたので、今後も要チェック。

2012/05/04

タイトルと表紙がいい。思わず手にとってしまった。

内容は、まあ、軽めで読みやすくていいんじゃないでしょうか。
二話目の生還が良かったかな。

『さよならドビュッシー』の前日譚らしいですね。スピンオフ作品か。

2012/04/28

キャラがいい。
でも、シリーズ化はしないかな。
パワフルなお年寄りの話は面白いです。
ちょっとスーパーすぎるけどね。(笑)

2012/04/25

『さよならドビュッシー』に登場した玄太郎おじいちゃんが主人公になって大活躍！
脳梗塞を発症し、車いす生活となる。
所有する土地から死体がみつかり、警察が頼りにならないと感じた主人公は介護者のみち子さんを巻き込んで犯人探しをはじめる。
高齢者ばかりを狙う通り魔の謎、銀行強盗犯との対決、など連作短編集

『さよならドビュッシー』につながる物語だから、玄太郎おじいちゃんがどうなるのかはわかっているんだけど、そんなこと忘れさせてくれるくらい、おもしろい。

『岬洋介』氏、でてきますよ。

2012/04/22

さよならドビュッシーの玄太郎おじいちゃんのお話。
やっぱり中山さんは読みやすい。
特に2話目がお気に入り。
にしても、この後の話を知っているから最後がすごく切なかった。

2012/04/01

読み始めてから「さよならドビュッシー」のおじいちゃんが主人公だと知って驚き。これは面白いスピンアウト作品。中山作品では気持ちの良い正論が痛快なのだが、今回は特にそれが顕著。これはできればドビュッシーの前に読みたかった。その後の展開を知っているだけに、最後は切なくなってしまう。

2013/09/07

頑固爺さんの推理話。
ドビュッシーの話と繋がっているとか・・・。
よんでなくても大丈夫。
しかし、読んでいたらもう少し楽しめたのかな？

2012/03/09

なかなか面白かった。
ある意味さよなら、ドビュッシーの前日譚です。
最後はある意味探偵の交代を暗示しているようにも…

2019/07/13

私ができないと思っている仕事に看護師、保育士、介護士がある。
こんな元気なじいいさんの介護なんてヤだよ～と、思うけれど。
介護士でなければ、それは全くもって、元気でなにより、なのだ。
いつまでも元気でいられるわけでもないしいつまでもしっかりしているわけではないけれど、年寄り扱いするな！と思ってる方は多いのかもしれない。
銀行強盗に遭遇のお話が面白かった。
車イスを真っ赤に塗っちゃうのもなかなかファンキーなおじいちゃまで・・いらっしゃること。