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よろずのことに気をつけよ の商品レビュー

3.3

116件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2014/06/14

読み物としては面白いと思ったが、呪術についての謎解きが延々と続くのには閉口した。全くの自分の知らない世界の常識観によって論理が構成されていくため、そういうことか、とは思うけれど、納得感は全くないのだ。こういうのを謎解きと読んで良いのか疑問。 人物造型も今一つのものを感じた。ありが...

読み物としては面白いと思ったが、呪術についての謎解きが延々と続くのには閉口した。全くの自分の知らない世界の常識観によって論理が構成されていくため、そういうことか、とは思うけれど、納得感は全くないのだ。こういうのを謎解きと読んで良いのか疑問。 人物造型も今一つのものを感じた。ありがちな幼児虐待の話は、おぞましさを感じるものの、リアルに欠けると思った。

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2014/05/04

久しぶりに、一気に読んだ。 おどろおどろしい雰囲気だけど、悪くない読後感。キャラクターとか、ちょっと現実離れしてるけど。

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2014/04/12

江戸川乱歩賞受賞作。 呪いやら、日本の因習に纏わる話。 余り難しい事なく読み進められます。 沢山調べたのだろうな。 同じ国でも、伝わるものも違えば風習も違う。 当たり前の事なんですが、それがまた面白い。

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2017/12/17

物語の前半部分は四国の呪禁師やタンチョウヅルの謎でひっぱり,これからどうなるのだろうと期待して読んだが,後半部分はやや意外性に欠け,凡庸な作品になってしまったと思う。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file4/naiyou17701.html

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2014/03/21

昆虫法医学シリーズの川瀬さんの乱歩賞受賞作。少々…というかだいぶ荒削りなところはありますが、作品としては面白いかな。途中で出てきたパンクな兄ちゃん…なんだったのかな(笑)京極さんの選評に感動。欠点は修正できるが、魅力は足すことができない。さすが。

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2014/03/09

あまりドロドロ感もなく読んでいける。結末については…、たとえば劇画にしたとすると…、あの人たちが…、年齢的に…、どうしても脳裏に描けぬ。

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2014/03/01

江戸川乱歩賞受賞作ということで読んでみたが、はっきり言って駄作。どうしてこれが賞に選ばれたのか不明に思ってしまった。内容はオカルト的な呪いをメインに持ってきているのだが、肯定されるところから始まるのでちょっと違和感。主人公とヒロインのキャラはこういった設定に良くあるタイプで少しも...

江戸川乱歩賞受賞作ということで読んでみたが、はっきり言って駄作。どうしてこれが賞に選ばれたのか不明に思ってしまった。内容はオカルト的な呪いをメインに持ってきているのだが、肯定されるところから始まるのでちょっと違和感。主人公とヒロインのキャラはこういった設定に良くあるタイプで少しもずれた所がなくて物足りなく、ストーリーも一歩ずつ階段を登るように展開が変わる所は面白いのだが結局行き詰まって終わった感が強かった。論文を読んでいるようだと良く言われるが、まさにその通り。選考委員で京極さんが知識不十分と評していたが、同じように思える部分もあり。

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2014/01/25

 図書館より  呪術の札を自宅に仕掛けられ殺された老人。なぜ呪いの達成を待たずして殺されたのか、老人が呪われた理由は何か、そして犯人は、老人の孫娘と学者の中澤が事件の真相に迫るサスペンス小説。  読み始め数ページで、いきなり呪術の押し問答が始まるのはちょっとびっくりしましたが...

 図書館より  呪術の札を自宅に仕掛けられ殺された老人。なぜ呪いの達成を待たずして殺されたのか、老人が呪われた理由は何か、そして犯人は、老人の孫娘と学者の中澤が事件の真相に迫るサスペンス小説。  読み始め数ページで、いきなり呪術の押し問答が始まるのはちょっとびっくりしましたが(笑)、これが面白いです。人骨や髪の毛を紙の繊維に混ぜたり、血判だったり、呪いは信じていない自分ですが、それでも「これだけやられたら、本当に呪われそう……」と思ってしまいました。  事件を追う過程、特に犯人にたどり着くまでが、その知識や民俗学的な視点を最大限活用したもので、こういう捜査の仕方もあるんだ、と面白く読めました。(選評の京極夏彦さんによると無理解な誤謬が散見と評されていましたが、幸か不幸か、素人の自分には分かりませんでした)  展開も読ませます。謎が次々と立ち現れる展開はまさに王道のサスペンス! 先が気になってぐいぐい読まされました。キャラのやり取りも好きでした。  少し納得のいかないところもありましたが、全体的にとても楽しく読めました。次回作は昆虫学をテーマにしているみたいで、また自分の知らない世界でのサスペンスが展開するのかと思うと、早く文庫化してほしいな、と思います。 第57回江戸川乱歩賞  

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2013/12/12

おもしろかった。 最後まで一気に読んだ。 最初なんとなく明治とか大正時代か、と勝手に思っていたら、 真由がジーンズをはいている、とゆーとこで、あれ?っと思い、 更に、仲澤さんが携帯を取り出したところで、あれれ??これって 現代だったのかー、っとびっくり。 まあ、すぐに慣れたけど。...

おもしろかった。 最後まで一気に読んだ。 最初なんとなく明治とか大正時代か、と勝手に思っていたら、 真由がジーンズをはいている、とゆーとこで、あれ?っと思い、 更に、仲澤さんが携帯を取り出したところで、あれれ??これって 現代だったのかー、っとびっくり。 まあ、すぐに慣れたけど。 殺されたのは真由の祖父。 それも結構な凄惨な方法で。 しかも、縁の下からは、黒ぐろしい気配を放つ呪符が。 優しかった祖父はなぜ殺されたのか? そこには祖父がひた隠しにしていた過去が関係しているようで・・・・。 いやー、そこに込められた怨念の凄まじさがなんだか恐ろしく、 急きたてられるように読んでしまった。 その呪いが子どもに関係しているらしい、とゆーところから、 2人の抱えた傷もリンクしつつ、その原因を探っていく。 呪いとは 呪う側と呪われる側とが1セット、とゆーのが印象的。 まあ、簡単にいってしまうと仇討、なんだけど。 その一言では終われないものがいろいろ詰まってるような感じ。 野呂さんの関わり具合はちょっと意外だったな。 へーそこで繋がってくるんだー、と。 なかなかおもしろい。 白魔術の人もキャラクターとして興味深い。 いきなり銃ぶっぱなしたのには驚いた。 いやー人間ってあそこまで人を憎めるもんなんだろうか。 うーん、やっぱそのへんは失った人じゃないと分かんないんだろうが・・・。

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2013/11/19

前回読んだ本と比べると、とても読みやすく気付くとページが進んでいる感じだった 10数年読書から離れた生活をしていたので、こういうサラサラと読んでいける本くらいが、今は丁度いい 呪術には詳しくないので分からない部分もあったが、そこら辺も細かに書かれていて興味が沸いた 実践という意...

前回読んだ本と比べると、とても読みやすく気付くとページが進んでいる感じだった 10数年読書から離れた生活をしていたので、こういうサラサラと読んでいける本くらいが、今は丁度いい 呪術には詳しくないので分からない部分もあったが、そこら辺も細かに書かれていて興味が沸いた 実践という意味でなく、個人的にとんな呪術があるのか調べたくなった程だ 最後はスパッとした終わり方ではなかったが、嫌な気持ちにはならなかった 最後までワクワクした気持ちで読む事が出来たので、面白く読めた

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