ハッピー・リタイアメント の商品レビュー
浅田シリーズ久々に!! オモシロイ。時々設定が甘いところがあるが… 一番設定の甘いのは…解説の勝間和代。 自分のPRをしたいだけで、爽やかな気分で読了したのにとても残念。
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人間って、一筋縄ではいかない生きもんだよなぁ。 だから面白いんだけどさ。俺が今読むのにちょうどいい感じかな。
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またまた怪しい秘書の女性と大活躍する 浅田さんの本には、古書店で見かけると自然と手が行ってしまいます。この本はワタシには珍しく新しいものを購入しました。 怪しい機関で怪しく働くハッピーリタイアメントを迎えた男性たちが、またまた怪しい秘書の女性と大活躍する楽しい文庫でした。
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膨張を終えた終身雇用・年功序列組織の「四角形」を「三角形ピラミッド」に押し込むためには天下りが必要。天下り先では天下りの皆の邪魔にならぬよう仕事をしてはいけない。 定年まであと5年の財務官僚と愚直だけが取り柄の自衛官二人が、天下り先JAMS(全国中小企業振興会)に。そこは元財務官...
膨張を終えた終身雇用・年功序列組織の「四角形」を「三角形ピラミッド」に押し込むためには天下りが必要。天下り先では天下りの皆の邪魔にならぬよう仕事をしてはいけない。 定年まであと5年の財務官僚と愚直だけが取り柄の自衛官二人が、天下り先JAMS(全国中小企業振興会)に。そこは元財務官僚が牛耳る実体のない組織。仕事のない彼らが仕事をしだす。それは汚職か横領か善行か。天下り機構に対する痛烈な皮肉を浅田センスで描く。船頭ばかりの四角形組織も難しいけれど・・・。
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55歳で定年退職をした樋口と大友は財務省の外郭団体に天下る。 そこは9時から5時、顔を出すだけで後は何もしなくていい。 外出も自由。この団体を牛耳る矢島、その秘書の立花。 樋口と大友の歓迎会のあと、二次会に誘われなかった樋口、大友に 仕事をしようと立花が誘う。仕事をしようと。 エ...
55歳で定年退職をした樋口と大友は財務省の外郭団体に天下る。 そこは9時から5時、顔を出すだけで後は何もしなくていい。 外出も自由。この団体を牛耳る矢島、その秘書の立花。 樋口と大友の歓迎会のあと、二次会に誘われなかった樋口、大友に 仕事をしようと立花が誘う。仕事をしようと。 エンディングはハッピー・リタイアメント
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官僚や自衛隊など、一般企業勤めの人間からは窺い知れない世界が垣間見え、それだけでも読んでよかった。 ほんと天下りは天国過ぎる。。退職金は二度も払う必要ないでしょ。 そして最後のヒナさんが残念だった…。一番の悪だと思った。笑 小説も良いが、勝間さんのあとがきが実は一番良かった。 ...
官僚や自衛隊など、一般企業勤めの人間からは窺い知れない世界が垣間見え、それだけでも読んでよかった。 ほんと天下りは天国過ぎる。。退職金は二度も払う必要ないでしょ。 そして最後のヒナさんが残念だった…。一番の悪だと思った。笑 小説も良いが、勝間さんのあとがきが実は一番良かった。 官僚論、定年後の幸福の話など、ためになった。 プロローグが浅田先生の実話であるという話も、あとがきで知り、プロローグを読み返した。
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おもしろいんですよ。気軽に読めて、笑あり、涙?ありで。 でも、なんかそれだけなんですよね。。。 そこが悲しいのかな。
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天下りってそんなに素敵なの?とびっくりするくらい羨ましく思ったけど、内容はそれほど難しくなく楽に読めた。淡々と話が進んで行いインパクトはそれ程無かったので星三つ。
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ーーー定年まであと4年のしがない財務官僚・樋口と 愚直だけが取り柄の自衛官・大友。突如転属を命じられた JAMS(全国中小企業振興会)で戸惑う二人に、教育係の立花葵は ある日、秘密のミッションを言い渡す。 それは汚職か、横領か、それとも善行か!? 浅田次郎の新しい本...
ーーー定年まであと4年のしがない財務官僚・樋口と 愚直だけが取り柄の自衛官・大友。突如転属を命じられた JAMS(全国中小企業振興会)で戸惑う二人に、教育係の立花葵は ある日、秘密のミッションを言い渡す。 それは汚職か、横領か、それとも善行か!? 浅田次郎の新しい本を読んだのは久々 なかなかの官僚エンタメ小説だった。官僚制の内部事情というか「本音」も 事実に即してるみたいやし。 そしてやはり読み慣れてる文章は安心感がある。 俺はこの人の書き方が、読みやすいらしい。 「作ったもの勝ち」の制度に対抗する武器は、道義的責任と捨てるもののない身軽な体だった、というお話。 「ああ、正気だとも。五十五年の人生で、今の今ほど正気であったためしはない」
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