アイデアを形にして伝える技術 の商品レビュー
第1部 インプットの技術 第1章 「現場の情報」力 第2章 情報を集める技術・読む技術 第3章 データベース構築とアイデア発想 第2部 アウトプットの技術 第4章 型の効用 第5章 わかりやすく自分らしい文章術 第6章 企画書を書...
第1部 インプットの技術 第1章 「現場の情報」力 第2章 情報を集める技術・読む技術 第3章 データベース構築とアイデア発想 第2部 アウトプットの技術 第4章 型の効用 第5章 わかりやすく自分らしい文章術 第6章 企画書を書く 第7章 伝わるプレゼンテーション ◆学術的な情報を探す際に役立つ 1.CiNii(サイニイ):論文情報ナビゲータ 2.Nii-DBR:学術研究データベース プロダクトの「要素、構造、機能」は三位一体であり、3つのうちどれかを変更するとプロダクトの全容が変わる ◆5つの揺さぶり 1.意図的欠落(不足を意図的に引き起こして、新しい機能や構造を考える) 2.類化性能(違って見えるものの間に類似点や共通性を発見する思考) 3.目的変更 4.BTTF(Back to the Future) 5.仮説推論 ◆企画書の基本構造 1.目的/目標 2.現状分析/課題抽出 3.戦略/戦術 4.工程表/予算表 ◆文章表現のルールや技法 1.ベンチマーク研究:手本となる文章をいくつか見つけて分析する 2.文章表現のルールをつくる:分析結果をルールとして規定する 3.文章を磨く:文章を他人に読んでもらうことによって、修正点 をみつけ、リライトする 専門的な話を一般読者向けに展開するときには、アナロジーを活用するとわかりやすくなる ◆ワーマンの「インストラクションの構成要素」 1.使命 2.最終目的 3.手順 4.時間 5.予測 6.失敗 ◆文章に「らしさ」を忍ばせるポイント 1.フォーマット 2.文字フォント 3.文末のスタイル マーケティングはもはやBtoCではなく、BtoFの時代になる ◆企画書の基本項目 (1)目的/目標 (目的=質的、目標=量的、数値的) 例)目的:アイデアが溢れる仕組みづくり/インプットからアウトプットまで、一貫した方法論とテクニックを提供する 目標:〇万部以上の販売数 (2)現状の問題点と課題 (現状の分析結果からの戦略と戦術の方向性示唆) 例)1970年代に流行った「知的生産の技術」の焼き直しはたくさんあるが、インプットとアウトプトの両方を体系的に網羅した決定版書籍が欠落していること。ウェヴ技術に偏りすぎて、現場感が欠落した書籍の飽和。現場の情報を収集するフィールドワークの技法を取り入れ、新しさを出す。インプットとアウトプットのバランスよいウェヴ時代の知的生産書の必要性 (3)コンセプト (戦略①:基本的な考え方の提示) 例)フィールドワーク×ウェヴの先端技術×デーアベース=優れたアウトプット (4)顧客 (戦略②:想定する顧客の提示) 例)メイン:若手ビジネスマン/サブ:大学生&大学院生 (5)コンテンツ (戦術:考え方に基づく施策内容) 例)インプット篇:①フィールドワーク/情報収集②ウェヴの世界知/情報の整理法、アウトプット篇:情報編集/文章作成/企画作成/プレゼンテーション (6)作業工程 (手順:誰が何をするのかの順序) 例)目次づくり/資料分析/執筆/編集者チェック (7)スケジュール (時間:いつまでに何をするのか目安) 例)2011年1月原稿アップ、2011年4月出版予定 (8)予算/収支予測/市場へのインパクト (予測:この企画で何が変るのか、何が生まれるのか想定) 例)内容を見て出版社が予測 (9)コンテンジェンシー・プラン/シナリオ・プランニング (失敗の予測と対処) 例)ビジネスでの緊急事態も想定し、執筆や編集のバッファー時間を見積もっておくこと ※(9)は予備で持っておくこと
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良いアイデアの出し方。インプットやアウトプットを効率的かつ効果的に行うための方法論が紹介されています。それに伴うサイトの紹介などもあり、方法論が具体的に描かれている点が良かったです。少なからず参考にできる点はあるはず。手元に置いておきたい1冊。
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まず、フィールドワークに必要なことは『仮説設定』と『仮説検証』が目的になる。事前に調べすぎるとただ仮説の証明にしかならないので調べすぎずに先入観をもたずにいくことが大切である。 本を読む際には3つの注意点がある。1、目次読書2、フラグを立てる、3、熟読段階に分かれる。また、TEDというサイトでプレゼンテーションのスキルを学ぶことができる。ネットを検索する際には日本語と英語で調べるとアクセス数が飛躍することができる。
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p16にこの本の概念図がある。本の内容はそれでおおよそ確認できる。情報のインプットからアウトプットとまでを簡潔に、しかも具体的な方法を示しながら提示している。
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アイディアのつくり方のようなアイデア発想の原則的な事からFacebook、Evernoteのなどソーシャルツールの使い方まで体系的にまとまっていて良い1冊でした。
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インプットからアウトプットまで、アイデアを形にするための方法をまとめた本。 この本は何で読もうと思ったのかきっかけは忘れてしまったんだけど、同じ時期に同じような本がひっかかるようでそういえばアイデアを出すためのフレームワークとか、プレゼンの本を最近まとめて読んでた。 何だかそう...
インプットからアウトプットまで、アイデアを形にするための方法をまとめた本。 この本は何で読もうと思ったのかきっかけは忘れてしまったんだけど、同じ時期に同じような本がひっかかるようでそういえばアイデアを出すためのフレームワークとか、プレゼンの本を最近まとめて読んでた。 何だかそういうのが気になった時期だったんだね。。 ということで他の本と比べてみると、とても総花的という感想。インプットのための情報収集の方法からそれをアウトプットするための考えをまとめる方法からそれを企画書にまとめたりプレゼンしたりというノウハウまで。 で、この本200ページちょっとしかないの。なので各ページとっても薄い。 まあ、確かにアイデアを形にするにはインプットもアウトプットも必要だけどこれだけ最初から最後までの工程を満遍なく入れたいならこのタイトルはないんちゃうーという気がする。 あと、学者さんは学者っぽい、コンサルタントはコンサルタントっぽい、リーマン経験者はリーマンっぽい文体って、本って著者のバックグラウンドが色濃く反映されるなーと思うんだけど、この著者の方はエンターテイメント業界のマーケティングをされてる方だとか。 なんだかそんな感じが全くしなくて、学者ーって感じ。。 この本の企画書ということで例が出ていて、この本のターゲットは暦が浅い社会人、サブターゲットとして大学、大学院生って書いてたんだけど、いや、むしろ逆でしょ、これって大学生が読みそうって思ってしまったわ。 取り入れようと思った3つ ・文体をそろえるということで文字ポイントを2種類しか使わない ・スライドに保険をかける(真っ白になっても大丈夫なようにポイントは太字で) ・企画書の構成にコンテンジェンシープランを入れる アイデアの出し方という意味ではあんまりぴんとくるポイントがなかったな。どちらかというとアウトプットの方法が例を用いつつ力を入れて書いたって感じがしました 個々のノウハウっていうより全体をさらっとまず知りたいって人にはいいのかも。
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(紹介されている本) 『知の編集術』松岡正剛 『インタビュー術!』永江朗 『差がつく読書』樋口裕一 『読書術』加藤周一 『ちょっと本気な千夜千冊 虎の巻』松岡正剛 『齋藤孝の速読術』齋藤孝 『創造学のすすめ』畑村洋太郎 『調べる技術・書く技術』野村進 『胎児の世界』三木成夫 (紹介されているWEbサイト) 「Webcat Plus」 連想検索、自分専用の書棚機能 「想 IMAGINE Book Search 」類書検索システム 「ブクログ」 iTunes U 大学の講義風景 「TED」世界最高峰のプレゼンテーション・データベース 日本語検索+英語検索+画像検索 (統計データ) 内閣府の世論調査:社会問題をテーマ 総務省統計局 国勢調査:人口分布、エリアマーケティング NHK放送文化研究所のレポート:メディア、社会問題、海外事情 電通総研のレポート:広告に関する市場規模 博報堂生活総研のレポート:消費者のトレンド予測 CiNii(サイニイ):論文情報ナビゲータ Nii-DBR:学術研究データベース
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アイディアをどのように生み出すか、それをどのようにまとめ、プレゼンするかという方法を丁寧に説明している。企画を考えるようになった若い人にお勧め
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新卒や学生さん向けの指南書でした。が、社会人でも勉強になり、新しい発見もありました。プレゼン方法や、文章の組み立て方、総括を作成する時の参考になりました。
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