小夜しぐれ の商品レビュー
いろんな登場人物とも馴染んできて、源斉×澪派だった私も、美緒ちゃんでも可愛い夫婦になるかなと思い始めた頃に降って湧いたビックリ話。 いやー…こう来たか。 高田先生、憎い演出だよ。 憔悴して、でも凛とした美緒が見たかった。 頭の中の図だけじゃ物足りない。 きっとすごくきれいだ。 ...
いろんな登場人物とも馴染んできて、源斉×澪派だった私も、美緒ちゃんでも可愛い夫婦になるかなと思い始めた頃に降って湧いたビックリ話。 いやー…こう来たか。 高田先生、憎い演出だよ。 憔悴して、でも凛とした美緒が見たかった。 頭の中の図だけじゃ物足りない。 きっとすごくきれいだ。 我儘お嬢が一人の女性になって旅立つ姿に胸を打たれる…!
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苦労や辛いことが多い物語なんだけど、面白い箇所もけっこうあって、思わず「ふふっ」と吹いてしまう(笑) ふきちゃんも何度もぴょんと跳ねるし(^^) さて、次は6冊目♪
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今回は、種市と小松原様の話が入って、 人物像にさらなる深みがでた。 謎多き人・小松原様の姿がやっと見えた。 澪との今後が気になるところ。 そして、あさひ太夫への道も、 少しずつながら見えてきてる。 地に足のついた、ゆっくり進むこの世界が、 とても素敵だ。
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種市の心の闇が明らかに。 つらいね。自分が悪かったという思いがあるから、誰にも打ち明けず許しを乞わず、自分を責める。 今が復讐の時と思っても、親になった人間を、居なくなったら泣いてしなう人がいる人間を殺める事は出来ない。 赦す事は出来ないだろうけど、少し進めるようになった。 源斉先生が倒れる。 澪と仲睦まじく見えてしまう。 吉原翁屋での料理。 金の花を尽くした数々の料理。 太夫の登場。すべてにおいて気高く美しく教養高い。 美緒の大騒動。そして決意。 思い通りには行かない辛い時代だね。 小松原さまのある日の出来事。 自分では気付かないけど、しっかりと心に澪がいて嬉しい。 いつかあの時は役に立ったと伝えるのかな。 そんな無粋なことしないかな。 でも澪に伝えたら喜ぶんだけどなぁ。 ニヤニヤしてしまった。 芳がふきにむやみに人を怖がるんじゃないと教えるのが印象的。 気持ちより先に体が反応してしまうんだろうけど、この言葉を心に留めておくか、おかないかでだいぶ違うと思う。 又次を恐れ、種市を恐れたふきだけど、きっと強い心になると思う。
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シリーズ第5弾はサービス満点、美緒の新しい縁談話、種市の今は亡き娘「おつる」の過去、翁屋の主からの提案などなど盛りだくさん。行く末がますます楽しみです。
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みをつくしシリーズ⑤ つる家の由来となった種市の娘のつる子の話がようやく出てきた。 そんなことがあったら自分を追い詰めてしまうよなぁ。辛い。 最後の小松原家の話でだいぶ和んだけど♪ 澪の想いが実るよう、小松原妹の活躍に期待。
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つる家の主人の抱えて来た思い。 廓での花見の宴の料理作り。 そしてその後の展開。 美緒の婚儀 。 小松原の正体。 動きが大きくなって来た感じ。 今までに増して先が気になります。
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ついに小松原様の素顔が! 澪と小松原様の表には出さないものの心のずっと奥深くで気持ちが通じ合っているところが何ともいえずホッコリする。 妹の早帆「何とかして道を探してみます」という言葉に大きく期待する。
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「心星ひとつ」と「夏天の虹」を先に読んでしまって、これを最後に読んだのですが、源斉先生と澪というカップリングいいよなぁと思ったり。 源斉先生優しいし、幸せになって欲しいキャラですねぇ。
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またしても、目が離せない展開に。 文章は柔らかながら、しっかりした構成でどんどん引き込まれていきます。 小松原さまの章が新しく入り、視点がひとつ増え面白さがましてきました。 「だけど、と澪は思う。」の文章がなんだか好きです。
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