小夜しぐれ の商品レビュー
まさかの小松原様語りの物語が最後に差し込まれている。 妹さんとお母様にタジタジになっているのがおかしい。 美緒ちゃんのお話しは切ない。 切ないながらに決断した美緒ちゃんは、 きっと良妻賢母になると思う。 そして、もう一人の澪ちゃんの恋心は…
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シリーズ5作目。待ってました!物語の進行は相変わらず穏やかでゆっくりだけれど、あのもどかしい恋愛模様に動きが(!)収めれられている4話目の、小松原さま視点の物語が新鮮だった。
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シリーズ5作目。新作ついにキターーー!と、喜び勇んでウホウホと読み進めました。今作は重い内容が多かった気がします。んで、料理の描写の比重がちょいと少なかったかな、と。作品の中でも現実世界でも、みんな、いろんな過去を背負って、強く生きているのだなぁ。あと、最終話の小松原さん視点のオ...
シリーズ5作目。新作ついにキターーー!と、喜び勇んでウホウホと読み進めました。今作は重い内容が多かった気がします。んで、料理の描写の比重がちょいと少なかったかな、と。作品の中でも現実世界でも、みんな、いろんな過去を背負って、強く生きているのだなぁ。あと、最終話の小松原さん視点のオハナシが面白かったです。おぉ、あのエピソードがこう繋がるのか。いやはや、今後の展開が楽しみです。
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季節はちょうど春。菜の花や浅蜊、白魚、鰊など旬の食材をつかった料理の数々。料理人・澪を取り巻く人々の人情、切ない恋心をまじえて心温まる四話が紡がれています。このシリーズにハズレはありません。今作は特に日本橋伊勢屋のお嬢様・美緒の恋に大きな動きがあった。澪が思いを寄せる小松原の心も...
季節はちょうど春。菜の花や浅蜊、白魚、鰊など旬の食材をつかった料理の数々。料理人・澪を取り巻く人々の人情、切ない恋心をまじえて心温まる四話が紡がれています。このシリーズにハズレはありません。今作は特に日本橋伊勢屋のお嬢様・美緒の恋に大きな動きがあった。澪が思いを寄せる小松原の心も描かれて、ふたつの恋に重きが置かれた感あり。それもまたよし。
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まだ図書館に登録されていないので、登録され次第早く借りたいです! 2011年10月1日 やっと手元に来ました。 小松原さまの素性が…。なかなか面白かったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
“みをつくし料理帖”シリーズ待望の第五弾である。 内容は、 迷い蟹 夢宵桜 小夜しぐれ 嘉承 +巻末付録 澪の料理帖 (副題省略) 四季折々の四話。相変わらず登場する料理が何とも言えずおいしそうだ。 迷い蟹 “つる屋”店主・種市の過去が明らかになる。果たして自分は、どんなに悪い奴でも変われると信じられるだろうか。 他人が居てくれることの有難さ。忘れないようにしたい。 夢宵桜 幼馴染・野江と、近づいたような、それでも離れている、しかし近づけるかもしれない話。よく分からないな。 近くに居るのに何も出来ないもどかしさ。小松原との関係も。 皆が二人に気を使うのを見ているのは微笑ましい。 小夜しぐれ そうか、こうなるのかと。そうか…。淡い紅色の牡丹のような。引き際見事。 嘉承 澪以外の人間の視点で語られるのは初か? このように思っているのか。そして、煎り豆とはこのことか。 知らぬは本人だけ、というが、自分の気持ちは見つめようと思わぬと見つめられぬ、と。妹よ、頑張ってくれと思う。どうにか道を。 ああ、また半年近く待たねば新しい物語が読めぬのか。 待ち遠しいとはまさにこれ。
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このシリーズは、確かに良いです。 講談社文庫の上田さんと、角川の高田さんのシリーズものは、いつも楽しみにしています。
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