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「事務ミス」をナメるな! の商品レビュー

3.5

90件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2023/10/04

工業系の現場では一般的に行われている事故防止の手法。 一方で事務系の仕事ではそのような手法があまり行われていない。 本書は、その「事務ミス」を減らす手法について述べている。 事務ミスについて書かれている本が珍しくて、手に取ってみた。 人がミスをするメカニズムは千差万別。 一方で...

工業系の現場では一般的に行われている事故防止の手法。 一方で事務系の仕事ではそのような手法があまり行われていない。 本書は、その「事務ミス」を減らす手法について述べている。 事務ミスについて書かれている本が珍しくて、手に取ってみた。 人がミスをするメカニズムは千差万別。 一方で正しいやり方は1つ、あるいは少数であることが多い。 マニュアル化をする際は正解が1つの場合はそのための手順を。 正解に幅がある場合は何が間違いかを定義する方法で手順を書く必要がある。 ミスが起こりやすいのは作業が初めての初心者の時と、作業に習熟した熟練者の時。 初心者のミスは軽微なものが多いが、熟練者のミスは大きな損害を出すことが多い。 →自己の防止に役に立つのは実際に失敗して痛い目を見た経験。  しかし、職場で実際に損害を出すことはできないので事故事例を使った訓練をすることが有効。  また、人に仕事を教えることも役に立つ。  教える際は初心者が「どのように考え」「間違えたか」を客観的に見ることで仕事の要点が整理できる。 通達を無力化する4つのない(ARCS理論) ①つまらない ②関係ない ③自信がない(理解できない・実施難易度が高い) ④楽しくない(実施した際の達成感がない)

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2022/03/09

【星:3.5】 内容はタイトルの通り事務ミスをなくすにはどうしたらよいかというもの。 そして、中身もさほど目新しいことは書いてなく、いたって平凡な内容である。 ただ、「ヒューマンエラー」全般について書かれた本は多いと思うが、さらに「事務ミス」に限定した本というのは以外に少ない。...

【星:3.5】 内容はタイトルの通り事務ミスをなくすにはどうしたらよいかというもの。 そして、中身もさほど目新しいことは書いてなく、いたって平凡な内容である。 ただ、「ヒューマンエラー」全般について書かれた本は多いと思うが、さらに「事務ミス」に限定した本というのは以外に少ない。 そういった意味ではそこそこな本だと感じた。

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2021/03/27

この方の本を読むのは2冊目です。いずれも「ミス」というネガティブに捉えられがちな題材でありながら、まったく暗くも重くもありません。 むしろ、わかりやすく、おもしろいのです。 以前読んだ同じ著者の『ヒューマンエラーを防ぐ知恵』と重複する部分もありましたが、全体の7〜8割くらいは本...

この方の本を読むのは2冊目です。いずれも「ミス」というネガティブに捉えられがちな題材でありながら、まったく暗くも重くもありません。 むしろ、わかりやすく、おもしろいのです。 以前読んだ同じ著者の『ヒューマンエラーを防ぐ知恵』と重複する部分もありましたが、全体の7〜8割くらいは本書独自の内容でした。 とにかく、著者の知識は幅広く、時に現代の「ミス」とは無関係そうな歴史や古典文学の話が、しっかりと問題点に噛み合っていて、目から鱗が落ちることは請け合いです。 特に注目したいのは、最終章の「「ミスに強い」組織に変える」で、マニュアルや通達のあり方について詳細に書かれています。 この章に書かれていた改善例は、即実践できることばかりです。

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2020/09/21

記入書式の話はなるほどと思えて業務改善に活かしていけそう。でもそれ以外は期待していた程ではなかったかな。

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2019/12/25

タイトルにある「事務ミス」はいわゆるヒューマンエラーということになろうかと思います。IT化が進行した現代社会のなかにあって、やはり”人”による行為がゼロにならない以上、ずっとついて回る問題ですね。 本作では「事務ミス」が起こるメカニズムや対策についてさまざまな事例を取り上げ紹介さ...

タイトルにある「事務ミス」はいわゆるヒューマンエラーということになろうかと思います。IT化が進行した現代社会のなかにあって、やはり”人”による行為がゼロにならない以上、ずっとついて回る問題ですね。 本作では「事務ミス」が起こるメカニズムや対策についてさまざまな事例を取り上げ紹介されています。なかには”どこかで見たことがある”ネタがないわけではありませんが、多くの人にとって参考になる内容であることは間違いないと思います。 ただ、ここから読者各人が応用して自分の仕事に生かそうとすると、そこはまたハードルが高いのではないかと思います。仕事の状況って個人々々でさまざまですし、一般論として語るなら本作の内容の通りなのですが、これを個別の事象に適用する=この本で書かれていて●●は自分の仕事の■■のことである、といういわば”見立て”から入る必要があって、そう簡単ではないな、と…。 さらに単発の事象を解決できたとしても、仕事を続ける以上、新たな問題が発生することが考えられるので、恒常的に「事務ミス」を撲滅できる組織をつくる必要がある、などなど色々考えさせられる一冊でした。

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2019/12/18

◯事務によるミス、というか業務におけるミスを体系的に分析したもの。 ◯個人的な印象ではやはり情報の整理と単純化が重要であるという認識で間違いなが、体系的に知ることができる、いわばミスの現象に名前がつくことによって、そのミスを検知する能力がつくような印象。 ◯仕事において必要な、「...

◯事務によるミス、というか業務におけるミスを体系的に分析したもの。 ◯個人的な印象ではやはり情報の整理と単純化が重要であるという認識で間違いなが、体系的に知ることができる、いわばミスの現象に名前がつくことによって、そのミスを検知する能力がつくような印象。 ◯仕事において必要な、「.整理すること」の重要性を改めて認識させてくれる。しかしよくある新書である。

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2019/05/21

いろんな工夫で事務ミスをなくそうという話 よくある平凡なミスの原因をなくせば、過半数のミスが防げるとのこと

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2018/12/30

事務ミスのメカニズム、解決方法が具体的にかかれています。 具体的な事例が多いのでわかりやすいです。 ミスを防ぐには、作業実行力より異常検知力のほうが、重要です。 解決の6つの面 1しなくて済む方法を考える 2作業手順を改良する 3道具や装置を改良する、または取り替える 4やり直...

事務ミスのメカニズム、解決方法が具体的にかかれています。 具体的な事例が多いのでわかりやすいです。 ミスを防ぐには、作業実行力より異常検知力のほうが、重要です。 解決の6つの面 1しなくて済む方法を考える 2作業手順を改良する 3道具や装置を改良する、または取り替える 4やり直しが効くようにする 5致命傷にならないための備えを講じておく 6問題を逆手にとる

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2018/11/13

ヒューマンエラーの専門家による、ミス防止の重要性について述べた本。論理的で例も適切でわかりやすい。説得力がある。印象的な記述を記す。 「解決策は、しばしば隠れていた別の問題を引き起こす」p75 「大規模システムは改造が極めて困難です。改造費用もさることながら、改造に伴う不具合発...

ヒューマンエラーの専門家による、ミス防止の重要性について述べた本。論理的で例も適切でわかりやすい。説得力がある。印象的な記述を記す。 「解決策は、しばしば隠れていた別の問題を引き起こす」p75 「大規模システムは改造が極めて困難です。改造費用もさることながら、改造に伴う不具合発生のリスクが大きすぎるためです」p81

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2018/11/05

もっともなことが書いてあるが、なんとなく浅いというか、「ほー、そうか」とまではあまりならぬ感じ。 ミスは多種多様で予測しがたいので、まず異常検知力、つぎに異常源逆探知力をつけるのが大事と。

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