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「事務ミス」をナメるな! の商品レビュー

3.5

90件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

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2012/05/05

「うっかり」が通用しない時代にいきる「うっかり者」の僕の為に綴られた本。 事務ミスの分類、解決に向けての6つのプロセス、そもそも事務ミスを見つけるために、といった構成。産業技術総合研究所の職員が書いているだけあって、実際に即してる感じがある。著者は港南台高校から東大の工学部とい...

「うっかり」が通用しない時代にいきる「うっかり者」の僕の為に綴られた本。 事務ミスの分類、解決に向けての6つのプロセス、そもそも事務ミスを見つけるために、といった構成。産業技術総合研究所の職員が書いているだけあって、実際に即してる感じがある。著者は港南台高校から東大の工学部という変わり者。パップスの短すぎる証明は初見だったけど、これを事務ミスと絡めてくるあたりは流石。 ジャパニーズサラリーマンにとっては、いたく身に染みる内容である。弊社の社員は全員読んでもいいのではないかな。 紀伊国屋の大手町ビル店で購入。圧倒的なビジネス書の取り揃えである。

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2012/03/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人間がいかにしてミスをするのか、そしてそれを防ぐ方法とは、についてまとめた本。解明されていく過程は読んでいて気持ちいい! 一番は慣れた人の思い込みでミスをすることが怖い、とこの本は語っている。まさにそうであると思う。 なぜなら自分がそうだからだ。 そのミスを起こさないためにどのような工夫を行ったらよいか、まで丁寧に解説してくれており、非常にありがたい一冊でもある。

Posted byブクログ

2012/03/18

仕事でやらかして、自戒の意味もこめて書店で手に取った。0にはならないヒューマンエラー。しかし、再発防止、被害の軽減を考える上で幾分役に立つ。手順の整理、視認性を高めるなど、いろいろと、聞けば『当たり前だろ』と思うことでも、業務の中に溶け込んでると、正直気づかなくなってるところがあ...

仕事でやらかして、自戒の意味もこめて書店で手に取った。0にはならないヒューマンエラー。しかし、再発防止、被害の軽減を考える上で幾分役に立つ。手順の整理、視認性を高めるなど、いろいろと、聞けば『当たり前だろ』と思うことでも、業務の中に溶け込んでると、正直気づかなくなってるところがあったので。

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2012/03/18

なぜ技術系に比べて、事務系はミス防止策が甘いのだろう。何段階もの決裁を経ても誰もミスに気付かないとか。あり得ない。でも「ミスを未然に防ぐ嗅覚が大事」というのは、まさにその通り!と思った。ちゃんと考えれば嗅覚も立派な技術になるし、他人に教えることもできる。

Posted byブクログ

2012/01/30

ミスの解決方法として『ミスをしない』って回答を何度も聞いたことがある。「いや、そうじゃなくて、、」の後に続ける言葉がうまく見つからなかった。 本書はどういう角度から(6つの面)から解決するべきか、実例をあげて説明している。フォーマットの悪さとか手順の待ち工程とかもきちんと解説して...

ミスの解決方法として『ミスをしない』って回答を何度も聞いたことがある。「いや、そうじゃなくて、、」の後に続ける言葉がうまく見つからなかった。 本書はどういう角度から(6つの面)から解決するべきか、実例をあげて説明している。フォーマットの悪さとか手順の待ち工程とかもきちんと解説してくれている。 自身の作業はもとより、他の人に『ミス』のリカバリー方法を考えてもらうのに良い本である。

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2012/01/10

タイトルからして厳しい内容を想像していましたが、大変やわらかくそしてわかりやすく順をおって話がすすみます。古代からの考え方をはじめ最近の心理学などの実験結果も踏まえてミスの原因を解き明かし、具体例をあげながら防止策を提示しています。人間の歴史はミス防止の歴史といってもいいのかもし...

タイトルからして厳しい内容を想像していましたが、大変やわらかくそしてわかりやすく順をおって話がすすみます。古代からの考え方をはじめ最近の心理学などの実験結果も踏まえてミスの原因を解き明かし、具体例をあげながら防止策を提示しています。人間の歴史はミス防止の歴史といってもいいのかもしれません

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2012/01/09

タイトルの割に濃い内容であったという印象です。 新書で210ページ程度、語感も平易なので読みやすく読んでよかったと思っています。 経営者・管理者の立場になり読むもよし。自らのワークを見直すもよし。噛めば噛むほど、読めば読むほど、味わいが深まるスルメ本だと思います。

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2012/01/06

事務ミス防止のTipsが体系だてて豊富に盛り込まれている良書。これから業務改善屋さんになる人の学習のため、業務改善に携わってきたかたの頭の整理のためなどにオススメ。

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2011/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 ミスのパターンは多様で、メカニズムの追究はきりがない。でも対策は立てられる。  対策は6つあり、それなしで済ます、問題を逆手に取る、やり方を変える、道具を変える、やり直しがきくようにする、致命傷にならないようにする、である。前者がより抜本的な対策である。  ミス・事故を防ぐ力は、異常検知力、異常源逆探知力=トレーサビリティ、作業確実実行力の3つに分かれるが、大事なのは異常検知力である。実例として、毒見、銀行の合札、都市ガスの臭い、ETCゲートがあげられる。  具体策も多数紹介されている。手順、書式、ミス報告、通達、マニュアルについて改善すれば多くのミスが未然に防げそうだ。  ミス報告は、7つの欄の簡単な表を埋めるだけにする。いつ、どの業務の、なにが、どうした、だれが、どう対応した、結果どうなった。  通達は、少ない方がよい。また、ケラーのARCS理論によると、4つの「ない」が通達を無力化する。つまらない、自分に関係がない、やれる気がしない、できてもうれしくない。これを逆転して、面白そう、使えそう、やればできそう、できたら楽しそうな通達をつくる工夫が必要。

Posted byブクログ

2011/12/10

事務ミスは経験の浅い人が起こすのではなく、経験豊富な人ほど起こしやすい。経験の豊富な人は、過去の経験にとらわれてしまい、イレギュラーな事象にもいつもと同じように対応してしまう。事務ミスを減らすには、ダブルチエック体制にするなど、ふそくの自体を想定した体制を整えておくひつようがある

Posted byブクログ