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「事務ミス」をナメるな! の商品レビュー

3.5

90件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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  3. 3つ

    40

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2011/03/29

タイトルに惹かれて購入。昨今は事務ミスによる社会影響が拡大しており、神経を相当使わなくてはならない。事務ミスを防ぐヒントを本書に期待した。 何点か参考になる内容もあったが総じて「あたりまえ」のことが多かった(ポイントは引用文参照)。但し、改めてその「あたりまえ」が大事であることを...

タイトルに惹かれて購入。昨今は事務ミスによる社会影響が拡大しており、神経を相当使わなくてはならない。事務ミスを防ぐヒントを本書に期待した。 何点か参考になる内容もあったが総じて「あたりまえ」のことが多かった(ポイントは引用文参照)。但し、改めてその「あたりまえ」が大事であることを実感。 主たるメッセージは、 ・事務は不確実性が伴うものであり、その不確実性をいかに問題無い範囲に抑えるかが重要。 ・そのためには異常検知力やトレーサビリティ力を高める必要有。 といったところか。

Posted byブクログ

2011/03/07

人は有能だからこそ間違える。 論理的で読みやすく、納得の内容です。 6つの解決策・ミスを防ぐ3つの力など、事例も交えわかりやすく解説されています。 ミスをしないと上達しないと今まで考えていましたが、もうそうは言ってられない時代です。 ミスをしないで上達する、そのためにとても役...

人は有能だからこそ間違える。 論理的で読みやすく、納得の内容です。 6つの解決策・ミスを防ぐ3つの力など、事例も交えわかりやすく解説されています。 ミスをしないと上達しないと今まで考えていましたが、もうそうは言ってられない時代です。 ミスをしないで上達する、そのためにとても役立つ本だと思います。 業務で実践してみます。

Posted byブクログ

2011/02/27

良書だった。事務ミスを具体的にパターン化して書かれていたので、とても参考になる。仕事を効率化するために仕事のラインを複線化させると、逆に事務ミス発生リスクが高まるなんて、このシステム化全盛期の中では発生し得るのでは。

Posted byブクログ

2011/02/19

事務作業のミスが及ぼす影響と、ミスを未然に防ぐための発見法など興味深く書かれています。仕事をするすべての人に読んでいただきたい内容です。うーん、以外に面白かったというのが正直な感想です!

Posted byブクログ

2011/02/19

人間は有能だからミスをする。 仕事には不確実性や不完全性の部分がある。事務の各工程が果たすべき任務は「仕事の不確実性を問題の無い範囲に収める事」 本当に怖いのは正常ではなく使い物にならないが未発覚の不良 問題の6つの解決策 ①しなくて良い方法を考える ⇨問題解決の基本 ②作...

人間は有能だからミスをする。 仕事には不確実性や不完全性の部分がある。事務の各工程が果たすべき任務は「仕事の不確実性を問題の無い範囲に収める事」 本当に怖いのは正常ではなく使い物にならないが未発覚の不良 問題の6つの解決策 ①しなくて良い方法を考える ⇨問題解決の基本 ②作業手順を改良する ⇨対処療法的になる ③道具や装置を改良する ⇨改良に伴うリスクが発生 ④やり直しがきくようにする ⑤致命傷にならないための備えを講じる ⑥問題を逆手に取る 安いけど抜本的に良くならないのは②と③ 中間は④と⑤ 高くつくけど解決するのは①と⑥ 異常検知力>異常源逆探知力>作業確実実行力 やり直しがきく範囲で異常に気づくチャンスを与える事が一番重要 一つのキーワードで指示すると間違える事があるので、補強用の情報を付け加えて情報を複数線化する 現実の仕事は全て表で表せる。

Posted byブクログ

2011/02/11

個人情報や社内の機密情報漏洩対策により、事務処理の重要性が高まっている。これまでなら笑って許してもらえたものが、許されない社会となっている。会社員のストレスの大きな原因の1つかもしれない。

Posted byブクログ

2011/02/08

事務の効率化を検討しているので、参考に購入。「ちゃんとした事務になるよう工夫すべし」という内容ではありますが、少し冗長な書きぶりでした。内容そのものについては参考になりましたが、いくらか分かりにくかったのが残念です。

Posted byブクログ

2011/02/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「事務ミス」がテーマだけど、「業務プロセス」にまつわる色々な視点が身に付く良書! ・解決策は隠れていた別の問題を引き起こす ・人間は強制的に情報の乱れを除去できる能力を持つ。  だからこそ、細かい異常に気付けない ・理性は多くの事柄を対象に出来るが、欲求は一つの事柄しか扱えない ・具体的な問題では間違えにくいが、抽象的に質問されると簡単に論理の誤りを犯す ・行為が間違いかは結果論でしか語れない ・正解はワンパターン、間違いは多様。だからミスが絶えない。  だからこそ、一通りの手順、プロセスを定義する。 ・確実性と便宜性のトレードオフが存在する ・「廃止」が問題解決の基本。  規格化、共通化により種類の多様さを無くし、選択の必要性を無くすことも含む。 ・「物は言いよう」=問題を逆手に取ること ・データをすぐに使わないなら、いつでも見れるようにしないといけない ・補強用の情報を付け足すことを「情報の複線化」という。  配達で建物名が必要なのは住所に誤りがあっても届けられるようにという付け足しの情報。 ・異常を検知出来るプロセスを組み込む ・プロセスを組む際、揃い待ち合流は諸悪の根源。  人間は作業の合流ポイントで待つのが得意ではない。  可能であれば一本道に組み直す。 ・仕事の終わりは達成感を感じやすく注意力が緩むので危険。  達成感を感じさせる手順は最後に置く。(ATMの例) ・仕事は時代を経て高度化、複雑化。伴って情報の形も複雑化。 ・脅威がどんなに大きくても数が多いと人は見失ってしまう(交通事故がまさに)。業務改善は被害が多く出ているものから。 ・「ホーソン効果」・・・人は注目されると頑張る  業務改善ポイント把握のためには第三者に見せることが一番。 ・「ARCS理論」・・・4つの「ない」が通達を無力化させる。  「つまらない」「自分に関係ない」「自信がない」「できても嬉しくない」

Posted byブクログ

2011/01/26

2時間程で読んだ。事務仕事で出くわす落し穴の理屈がよく解る。後半の、ミスの防ぎ方の記述は、すぐに応用できそうなものが多い。良書だ。

Posted byブクログ

2011/03/27

最初の方の、ミスを冒しやすい人間心理の分析は、何だかミステリーのトリックの種明かしをしているようで興味深かった。

Posted byブクログ