完全なる首長竜の日 の商品レビュー
読みながら、段々と増していく違和感。 なんか変な感じ、よくわからないの積み重ねが、やっぱりそういう結論なのねって処に収束する。 面白かったんだけど、最近この手のやつ読みすぎてて、少し物足りなかった。 ただ、新人の方が書いたということを知り、感嘆しました。
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4月21日~26日 植物状態になった患者と、コミュニケートするための医療器具「SCインターフェース」が開発された日本。少女漫画家の淳美は、自殺未遂を起こして数年間意識不明に陥っている弟の浩市と対話を続けている。「なぜ自殺を図ったのか」という淳美の問いかけに、浩市は答えることなく...
4月21日~26日 植物状態になった患者と、コミュニケートするための医療器具「SCインターフェース」が開発された日本。少女漫画家の淳美は、自殺未遂を起こして数年間意識不明に陥っている弟の浩市と対話を続けている。「なぜ自殺を図ったのか」という淳美の問いかけに、浩市は答えることなく月日は過ぎていた。そんなある日、謎の女性からかかってきた電話によって、淳美の周囲で不可思議な出来事が起こりはじめる...。『このミステリーがすごい!』大賞第9回(2011年)大賞受賞作。
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植物状態になった患者と、コミュニケートするための医療器具「SCインターフェース」が開発された日本。少女漫画家の淳美は、自殺未遂を起こして数年間意識不明に陥っている弟の浩市と対話を続けている。「なぜ自殺を図ったのか」という淳美の問いかけに、浩市は答えることなく月日は過ぎていた。そん...
植物状態になった患者と、コミュニケートするための医療器具「SCインターフェース」が開発された日本。少女漫画家の淳美は、自殺未遂を起こして数年間意識不明に陥っている弟の浩市と対話を続けている。「なぜ自殺を図ったのか」という淳美の問いかけに、浩市は答えることなく月日は過ぎていた。そんなある日、謎の女性からかかってきた電話によって、淳美の周囲で不可思議な出来事が起こりはじめる…。『このミステリーがすごい!』大賞第9回(2011年)大賞受賞作(「BOOK」データベースより) うつつか夢か・・・。 そのはざまにたゆたう感覚に溺れそうになる一冊。 出だしからぐいぐい引き込まれたし、構成力も素晴らしかった。 ただミステリとしては弱いかな。 なにぶんSF色が強いので。 魅力的だと思えるキャラがおらず、主人公にもイマイチ感情移入できなかったのも難点。
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目覚ましで起きたら、それが夢でまだ夜中だった。そんな感じで、今が現実の世界の中なのか、それとも自分の精神世界の中なのか、分からない感覚。今は、どっちの世界。
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面白かったです。弟は死んじゃったんじゃなかったの?えっ?という風にどんどん引き込まれてしまいます。現実と頭の中で作り上げた世界が錯綜して、まじめに読まないと混乱します。
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ちょうど話の半分くらいの所でオチは見えたが チラホラと答えが見え隠れするので・・・ 例えば・・・ 家族旅行をして少しして両親の離婚 主人公と母親の2人暮らし 元編集担当に対する表現 私の場合。 「×××HOLiC」を読んで「胡蝶の夢」を読んだ人間なんで読みながら 「四月一日?...
ちょうど話の半分くらいの所でオチは見えたが チラホラと答えが見え隠れするので・・・ 例えば・・・ 家族旅行をして少しして両親の離婚 主人公と母親の2人暮らし 元編集担当に対する表現 私の場合。 「×××HOLiC」を読んで「胡蝶の夢」を読んだ人間なんで読みながら 「四月一日?」と思うオタぶりで ミステリーと言うよりは「オカルトミステリー」と言ったところでしょうか。 チョット薄ら怖い所が面白かった。 うちのオカンも一緒に読んでたんですが50頁も読まないうちに 飽きて読まなくなりました。 話の舞台(時間)がコロコロ動くので好き嫌いがあるようです。 私的には終わり100頁分が面白かったですけどね。
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主人公は漫画家です。そのあたりの描写が面白くて釣り込まれました。そして脳内で広がる別世界という設定も良かった。面白かったです。
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面白かった、酔わせてもらえました。現実と虚構が交錯する物語。 『忍び外伝』のときも思いましたがとっても読みやすい文章を書く作家さんで新人離れしています。 ミステリー要素よりはSF的要素の高い作品でいろんなエピソードに小道具の使い方がとてもうまいです。 『忍び外伝』のときは話しがぶ...
面白かった、酔わせてもらえました。現実と虚構が交錯する物語。 『忍び外伝』のときも思いましたがとっても読みやすい文章を書く作家さんで新人離れしています。 ミステリー要素よりはSF的要素の高い作品でいろんなエピソードに小道具の使い方がとてもうまいです。 『忍び外伝』のときは話しがぶっ飛びすぎて書き込み不足を感じたんですがこの作品ではシンプルにまとまってます。 どれが現実でどれがバーチャルなのか? 結末に近づくにつれ酩酊されていく。 そして読み終わったあとの静かな余韻がなんともいえません。
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このミス大賞受賞作。やや理系で小難しそうな印象でしたが。そういう話だったか……と驚かされました。ネタバレになってしまうので、多くは語りません。 過去の記憶、どこが現実でどこが虚構の世界なのか。本当に存在する人物なのか、フィロソカル・ゾンビなのか。全体的に満ちる謎も、正直どの部分が...
このミス大賞受賞作。やや理系で小難しそうな印象でしたが。そういう話だったか……と驚かされました。ネタバレになってしまうので、多くは語りません。 過去の記憶、どこが現実でどこが虚構の世界なのか。本当に存在する人物なのか、フィロソカル・ゾンビなのか。全体的に満ちる謎も、正直どの部分が解明されるべき謎なのか、すべての境界線が曖昧な印象。ラストもなんだか曖昧な寂しさを感じました。
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いつか忘れましたが読み終えました 現実がどこからどこまでかわからなくなる感じよかったです 全体的にさらさらよめるぶんたいで苦もなく読み進められるところがよかったです
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