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民宿雪国 の商品レビュー

3.4

86件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    35

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

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2011/12/31

んー…とても自由な感じ。要所要所で面白いエピソードがちりばめられていてつい読み進めていくのだけれど、まとまりを欠く。小説ってもっとこう、途中で張ってきた伏線を一つのオチに収斂させていかないといけないと思うんだけどそういうのがなくてやりっ放し感が強い。個人的には感心しないなぁ。

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2011/12/18

冒頭が「おお!」と思わされ、これは何やら今までにないものが期待できる? と思ったら。 あれよあれよと、結局何に焦点を置けばいいのか分からない話になってしまった。 差別の問題などなど盛り込んだ的なことをよそで見たが、正直、胸に迫るほどの迫力も何もなし。非常に残念。 もっと絵画の世...

冒頭が「おお!」と思わされ、これは何やら今までにないものが期待できる? と思ったら。 あれよあれよと、結局何に焦点を置けばいいのか分からない話になってしまった。 差別の問題などなど盛り込んだ的なことをよそで見たが、正直、胸に迫るほどの迫力も何もなし。非常に残念。 もっと絵画の世界の裏側にも迫るのかな、と思っていたら、こちらもそれほどでもなく。 全体的に、どのモチーフも資料を上っ面だけなぞったという印象。 結局主人公は、書かれていたとおりの男だったと受け取っていいのだろうか? まだ裏の裏があるのかと思っていたので拍子抜け。 それとも読み込み不足?

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2011/12/11

今年一番面白かった日本の小説!ってあまり今年は読めてないんだけど、あらすじだけで私が嫌いな筈ないわ!読んだ!すっげえ好き!って本。或いはこういうのが好きな女はもてない。

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2011/11/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

タランティーノの小説版みたいな書店のポップにつられて購入したら確かにレザボアドッグスを彷彿とさせる内容だった。それはある意味ではいいんだけど過激表現もあるし一部の人には受け入れがたいかも。

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2011/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 主人公と思われる男がいきなり殺されてしまう章から物語は始まる。まるでヒチコックの映画を観るような感覚である。  舞台は、東北のある町、海沿いにある民宿雪国。主、丹生雄武郎は伝説的な画家として名声を博していたが、寂れた民宿を離れようとしない。  物語は、ジャーナリスト、矢島博美のレポートという形で語られる。矢島の一人称は僕であるが、戸籍上は女性。性同一性障害で悩み、自殺を考えるが民宿雪国の主に救われる。  難しい社会問題を取り上げている。そのためか、タブーと思われる、差別的な表現を挑発的に使用している。拷問あり、殺害あり、性描写あり、男色あり、民族差別、家庭内暴力、北朝鮮問題、差別問題をこれでもかと描いている。 読む者の感性と知識を試されているような本である。

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2012/01/07

内容(「BOOK」データベースより) ある国民的画家の数奇な生涯を描いたエンターテインメント。期待した展開が何度も何度も裏切られ、物語のラストはとんでもないところに着地する。昭和史の裏面に挑む怒涛の長編書下ろし。

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2011/11/06

構成の妙に久々にやられた感のある小説。そんな方言あるのかというくらいわざとらしい台詞で、縁起も漫画を思わせるような非日常感があって、途中のアクションはまるでタランティーノの映画を見ているような爽快感があった。表題作以外は、面白くないと言われたので読んでない。

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2011/10/06

樋口さん連続で読んだため、個人的にちょっとマンネリ気味。 クオリティ的には一番良かったかも。読み応えは日本のセックスのがあった。

Posted byブクログ

2011/09/29

いつだったか話題になってたので読んでみた。 うーん……自分が本をあまり読んでないってのもあるんだろうけど、特に心動かされる感じではなかった。 気になった点は、某宗教団体の教祖、某ホテル火災事件の経営者とか持ってきた意味がよくわからなかったところ。テーマに関係なさそうだし。民宿...

いつだったか話題になってたので読んでみた。 うーん……自分が本をあまり読んでないってのもあるんだろうけど、特に心動かされる感じではなかった。 気になった点は、某宗教団体の教祖、某ホテル火災事件の経営者とか持ってきた意味がよくわからなかったところ。テーマに関係なさそうだし。民宿の人のすごさを見せたいのなら別の方法でも良いと思う。 あと、グロいと聞いていたけど、描写があっさりしてるので全然グロくない。 ただ、最初のミステリーっぽい感じはわくわくして楽しめた。

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2011/09/09

国民的画家として愛されながらも、 寂れた民宿の主だった男性の本当を暴いていくミステリー、 とも言えそうな物語だった。 言えそうな、なのでそれだけではないけども。 でもあとがきに書かれたようなイメージを持っちゃうかなあ? 本当は何が言いたかったのか、わざわざ書いてしまう程、 何を...

国民的画家として愛されながらも、 寂れた民宿の主だった男性の本当を暴いていくミステリー、 とも言えそうな物語だった。 言えそうな、なのでそれだけではないけども。 でもあとがきに書かれたようなイメージを持っちゃうかなあ? 本当は何が言いたかったのか、わざわざ書いてしまう程、 何を思ったのか。 そっちの方を考えてしまいます。

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