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イシューからはじめよ の商品レビュー

4.1

1029件のお客様レビュー

  1. 5つ

    344

  2. 4つ

    365

  3. 3つ

    166

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2012/01/03

序章:この本の考え方 •「悩む」と「考える」の違いは? 「問題を解く」「問題を見極める」 「解の質を上げる」「イシューの質を上げる」 「知れば知るほど知恵が湧く」「知り過ぎると馬鹿になる」 「1つひとつを速くやる」「やることを削る」 「数字の桁数にこだわる...

序章:この本の考え方 •「悩む」と「考える」の違いは? 「問題を解く」「問題を見極める」 「解の質を上げる」「イシューの質を上げる」 「知れば知るほど知恵が湧く」「知り過ぎると馬鹿になる」 「1つひとつを速くやる」「やることを削る」 「数字の桁数にこだわる」「答えが出せるかにこだわる」 •バリューのある仕事とは? 生産性=アウトプット/インプット      =成果/投下した労力・時間 1.イシュードリブン •仮説を立てる –スタンスを取ることが肝要 –イシューに答えを出す、必要な情報・分析することが分かる、分析結果の解釈が明確になる •良いイシューとは –本質的な選択肢である、深い仮説がある、答えを出せる •考える為の材料を入手する –一次情報に触れる –基本情報をスキャンする –集め過ぎない・知り過ぎない •イシュー特定のアプローチ ①変数を削る、②視覚化する、③最終形からたどる、④「So What」を繰り返す、⑤極端な事例を考える 2.仮説ドリブン① •イシューを分解する –フレームワーク •ストーリーラインを組み立てる –Whyの並びたて(何故そうなのか、何故そうすべきなのか、何故そうできるのか) –空・雲・傘 3.仮説ドリブン② •ストーリーを絵コンテにする –軸を整理する(縦と横の広がり) •定量分析(比較・構成・変化) –イメージを具体化する •差があるか、変化があるか、パターンがあるか –方法を明示する •分析の本質 1.閾値を超えない入力は意味を生まない(全か無かの法則) 2.不連続な差しか認知できない 3.理解するとは情報を繋ぐこと 4.情報を繋ぎ続けることが記憶に変わる 4.アウトプットドリブン •アウトプットを生みだす –いきなり飛び込まない(サブイシューの中でも全体に重要なものからはじめる) –答えありきではない –トラブルをさばく 1.欲しい数字や証明が出ない ⇒ 構造化して推定、足で稼ぐ、複数のアプローチから推定 2.自分の知識や技では埒が明かない ⇒ 他力を活用する、見切りをつける •軽快に答えを出す –いくつも手法を持つ –回転数とスピードを重視する 5.メッセージドリブン •「本質的」「シンプル」を実現 –ストーリーラインを磨き込む 1.論理構造を確認 2.流れを磨く 3.エレベータテストに備える –チャートを磨き込む 1.イシューに沿ったメッセージがある        =1チャート1メッセージ 2.(サポート部分の)縦と横の広がりに意味がある        =縦と横の比較軸を磨く 3.サポートがメッセージを支えている        =メッセージと分析表現を揃える 要するに •バリューのある仕事をする。その為に –解を出すべきイシューを特定する –仮説を立て、分析する –アウトプットを出し、 –メッセージとして明確に伝える (+行動に移す)

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2012/01/02

本当に価値あるアウトプットを出すためにはどうすれば良いか? 一度でもこのようなことを考えたことがある人にとっては、非常に参考になる本かと思います。 リンカーンはこのように言っています。 「木を切るのに6時間使えるなら、そのうち最初の4時間は斧を研ぐために使う」 スティーブン・...

本当に価値あるアウトプットを出すためにはどうすれば良いか? 一度でもこのようなことを考えたことがある人にとっては、非常に参考になる本かと思います。 リンカーンはこのように言っています。 「木を切るのに6時間使えるなら、そのうち最初の4時間は斧を研ぐために使う」 スティーブン・ジョブズはこのように言っています。 「(イノベーションは)1000ものことにノーと言う必要があります。 集中するとかピントを合わせるとかいうのは、集中すべき案件にイエスと言うことだと思われるのが普通です。それは大きなまちがいです。集中すべき案件ではない、100種類もの優れたアイデアにノーと言うことなのです」 本書では価値ある仕事をするために、時間をかけるべきイシューを見定める。そのためのスタンス、プロセスをとるべきかが具体的に書かれている。 ・とりあえず3C・4P分析から入ってしまう ・仮説をたてる前に情報収集から入ってしまう ・ストーリーを描けていないのにパワーポイント資料の作成に入ってしまう かじったことのあるツールありきで考えてしまっていた自分にとって、 ・イシューを見極め ・イシューを特定し ・イシューを分析し 最終的に質の高いアウトプットを出すための体系的な思考方法は目から鱗が落ちるようでした。 仕事は問題解決の連続。左から右に流すようにいつも同じような考えで問題解決に取り組んでしまうとやりがいのある仕事もつまらないものになってしまう。 本質を捉えた仕事ができるよう、何度も本書を読み返しながら、思考の型をつくっていきたいと思える深い良書、オススメです。

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2011/12/29

問題解決本を読み始め、三冊目になりました。 解の質とイシュー度からバリューが導かれるという点が本書において最も重要な視点の一つではないでしょうか。 スポーツ選手が「筋肉を鍛える」行為ひとつとっても、どの競技においてどんな役割を担っているのかで適切な解は変わってくるように、イシュー...

問題解決本を読み始め、三冊目になりました。 解の質とイシュー度からバリューが導かれるという点が本書において最も重要な視点の一つではないでしょうか。 スポーツ選手が「筋肉を鍛える」行為ひとつとっても、どの競技においてどんな役割を担っているのかで適切な解は変わってくるように、イシューを考えられていない解は、時に害悪にも成りかねないのではないかと。 分析手法に関する書籍だけでは得られなかった視点を知ることができて良かったです。 重要なのはこれから実践し、血肉にしていくことですね。

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2011/12/16
  • ネタバレ

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方法論もそうだが考え方がとても参考になる。 日々資料作りをしていると、情報を集めすぎて、何をどう説明すればよいのかわからなくなったり、文章を書き進めて行くうちに論点がぶれて結局何が言いたいのか自分でわからなくなってしまうことがある。 そういう時にイシューが何なのかという点に立ち返り、落ち着いて思考すればそれなりの議論をまとめることができるという自信につながった。たとえその論点が間違っていてもいいのだ。相手に判断をゆだねず、自らの視点を明確にできれば、また検討し直す新たなオポチュニティが生まれるのだ。

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2011/12/14

「良いイシューとは、本質的で深い仮説があって答えが出せるもの」「分析とは比較、すなわち比べること」など、なるほど!と納得する箇所あり。

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2011/12/11

元コンサルタント、現在YahooでCOOとして活躍されている方の本。 ただやみくもに仕事を頑張っていないか?その課題は解決するに値するのか? この本では、いかに生産性を高めるかについて述べられている。 良いイシューを探るため 1. 現場で情報収集 2. それを言語化(言葉に出...

元コンサルタント、現在YahooでCOOとして活躍されている方の本。 ただやみくもに仕事を頑張っていないか?その課題は解決するに値するのか? この本では、いかに生産性を高めるかについて述べられている。 良いイシューを探るため 1. 現場で情報収集 2. それを言語化(言葉に出来ないところはイシューとしても詰まっていない部分) 3. 細分化 4. 仮説を立てる(これが大事) という過程で進めると良い。 また世の中には意味のあるイシューとないイシューがある。答えを出せる範囲でもっともインパクトのある問いこそ、解決すべきイシューであり、解決するのに何百年もかかったフェルマーの最終定理などは意味のないイシューであったのかもしれない。 また、情報収集の集め過ぎで収集にかけた努力、手間が集めた情報に見合っていない場合は収集量を減らすべき、という文章にはtwitter等で最近情報過剰になっていた自分に響いた。 社会人経験を積んだ上でもう一度読むとさらに効果的なのかもしれないが自分には経験が無かったので響かず、☆2つとした。 論文書くときにまた読みたい。

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2011/12/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よいイシューの条件は、「本質的な選択肢である」+「深い仮説がある」+「答えを出せる」というもの。 重要であっても答えを出せない問題というのは世の中にいくらでもある。現在ある手法、やり方の工夫で、その問いに求めるレベルの答えを出せるのか」。 「答えを出すべきだ」と感じていても「手がつけようがない」と思っている問題に対して、「自分の手法ならば答えを出せる」と感じる「視覚的なイシュー」を発見すること。 自分だけの視点が持てるかどうかが価値がある。

Posted byブクログ

2011/12/01

1度読んだだけでは、実践にはつながらないだろう。手元に置いておいて、参照しながら身につけていく感じかも。

Posted byブクログ

2011/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わすれかけていたクリティカルシンキングを思い出させる内容だった。 復習にぴったり。。 問題を解決する際、先に先に進むのではなく、まず何よりも「イシューはどこにあるのか」の見極めが大事。 イシュー~仮説~ストーリーライン~アウトプット~メッセージ で伝える。 作者の安宅和人(あたかかずと)さん=マッキンセー出身の脳神経科学者にして、今はYahooのCOO。 の割に 決して難しく書かれていなく、わたしのような人でも読みやすかったしわかりやすかった。 Good!

Posted byブクログ

2011/11/22

既に二回読みましたが、内容を自分の物にするのは難しい本です。 付箋と書き込みだらけの本が完成してしまいました。 しかし、問題を多く抱えている人、やるべきことが沢山ある人は必読。 生産性 = アウトプット/インプット= 成果/投下した労力・時間 この公式をみて、自分はどれだけ...

既に二回読みましたが、内容を自分の物にするのは難しい本です。 付箋と書き込みだらけの本が完成してしまいました。 しかし、問題を多く抱えている人、やるべきことが沢山ある人は必読。 生産性 = アウトプット/インプット= 成果/投下した労力・時間 この公式をみて、自分はどれだけ生産性が無かったかに気づかされた。分母が大きすぎる…笑

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