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イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 英治出版 |
| 発売年月日 | 2010/11/25 |
| JAN | 9784862760852 |

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イシューからはじめよ
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
序章:考え方の基本 「考える」と「悩む」の違い(p.4):「考える」=答えが出るという前提で建設的に考えを組み立てること。「悩む」=答えが出ないという前提で考えるフリをすること。似ているようで全く違う。悩んでいるヒマがあれば考える。 バリューのある仕事とは(p.22):生産性=アウトプット/インプット=成果/投下した労力・時間。単に効率を上げるライフハック的発想と、イシューから考えるアプローチは別物。 第1章:イシュードリブン イシューの見極め方(p.49):①課題の設定②構造化・分析の枠組み③検証結果の解釈が明確にできる、という条件を満たす必要がある。 「主語」と「動詞」を入れる(p.53):WHY・WHAT・HOWなど、issueは主語と動詞を明確にした文の形にすることで、初めて検証可能になる。 明確な仮説を立てる(p.54):WHY/WHAT/HOW/WHEREなど問いの種類を意識して仮説の型を作る。 良いイシューの条件(p.105-106):③成功の判断基準がある④解の見せ方まで想定できる⑤制約条件(お金・時間・人)を考慮する⑥意思決定者の判断基準を意識する。 イシューは動く標的(p.60):同じテーマでも、会社・部署・人によってイシューは変わる。「あれは無理してやる必要がなかった」と後悔しないよう、常に「本当にここから答えを出すべきか」立ち返って考える。「なんちゃってイシュー」に時間を使わない。 第2章:仮説を分解する 空・雨・傘のフレームワーク(p.143):「空(状況把握)」→「雨(解釈)」→「傘(行動)」という古典的な構造で、課題の確認→検証すべきこと→とるべきアクションを整理する。 第3章:ストーリーを磨きこむ 分析の本質は「比較」(p.161):数値そのものより、何と何を比べるかが意味を生む。比較の切り口(差の見せ方)や構成を工夫することで説得力が変わる。 木を見て森を見ず(p.192):都合のよい事実ばかり集めて「地動説」的な結論に飛びつかない。ガラパゴス携帯の例のように、一部だけ見て全体を語らない「フェアな姿勢」が重要。「答えありき」ではなく「イシューからはじめる」考え方。 第5章:メッセージドリブン(まとめ方) メッセージの目的(p.213):①意味のある塊として理解してもらう②効果的に伝えて理解・納得してもらう③行動に移してもらう、という3段階を意識して伝え方を設計する。 図・イシューが見つからないときのアプローチ(p.88) ①変数を削る:要素を固定し見極めるべき変数を絞る ②視覚化する:問題の構造を図示化し、考えを整理する ③最終形からたどる:すべて解決した時の姿を想定し、現状とのギャップを整理する ④「So what?」を繰り返す:「だから何?」を繰り返し仮説の解像度を上げる ⑤極端な事例を考える:極端な例で違いをくっきりさせイシューを探る 図2:構造的理解の4パターン(p.69) ①共通性の発見:異なる対象(鳥の翼と人の腕など)の構造的な類似から比較軸を得る ②関係性の発見:ある要素(ボール)の動きが分かれば、関係する別の要素(リッチ)の動きも推測できる ③グルーピングの発見:2軸で切り分け、どのグループに属するかで違う挙動を把握 ④ルールの発見:2つ以上のものに共通する数量的な規則性(x=α×β/γ)を見出す 図14:脳の知覚の特徴(p.183) 入力に対し神経系の反応は「閾値」を超えないと動かない/一定レベル以上で飽和する。連続的な入力刺激でも、知覚・認知される信号は不連続(段階的)にしか意味を持たない、という脳の性質を示す図。 図5:回転の効用イメージ(p.206) 1回の完成度(60%・70%・80%等)×回数の掛け算で、所要時間あたりの効果(相対値)を比較。同じ労力でも「回数を重ねて完成度を上げる」方が、時間対効果(生産性)が高くなることを示すモデル。 図3:チャートの基本構造(例:イギリス料理の評価)(p.?) メッセージ→タイトル→サポート(データ)という構成。「訪問歴あり/なし」×「年代別」の比較で、軸の切り口ひとつで見えるストーリーが変わることを示す例。 図8:軸の切り口を見直す(2)(p.235) 「人の属性」(主婦・会社員・学生など)で切ってもソフトドリンクの飲用回数に大差はないが、「場面」(仕事中・勉強中・運動中など)で切ると差が顕著に出る例。軸の選び方=イシューに刺さる切り口を探すことの重要性を示す。
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前半はイシューに関しての話が多いが、後半はコンサルの仕事視点のアドバイスが多い。 仕事における「価値」に関しての定義をまとめた本を探しているのだが出てこない。 今回それを求めて読むつもりではなかったが、最初の26ページくらいでこの著者なりに定義した「仮説」を紹介してもらったのでこ...
前半はイシューに関しての話が多いが、後半はコンサルの仕事視点のアドバイスが多い。 仕事における「価値」に関しての定義をまとめた本を探しているのだが出てこない。 今回それを求めて読むつもりではなかったが、最初の26ページくらいでこの著者なりに定義した「仮説」を紹介してもらったのでこれが儲け物だった!
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本質の説明という点で抽象的な難しさはやはりあるが、それでも「構造の把握」「分析の構造」「犬の道」など新たな気づきを与えてくれる良い本だと感じた。 この手の本は、自分の中で感覚的には持っているが理解まで至っていないものを言語化してくれる点に意味があると思う。 それにより理解が深ま...
本質の説明という点で抽象的な難しさはやはりあるが、それでも「構造の把握」「分析の構造」「犬の道」など新たな気づきを与えてくれる良い本だと感じた。 この手の本は、自分の中で感覚的には持っているが理解まで至っていないものを言語化してくれる点に意味があると思う。 それにより理解が深まり、より深化していけるからだ。 仕事で何か課題解決に取り組む時、工数とインパクトのバランスを考慮することが多いのだが、つまるところ構造の把握ができていれば狙いは自然と定まるというのがこの本を読んでよくわかった。(=自分が身につけるべきポイントが「構造の把握」であるということ) ではそのために普段からどんな意識でどんな視点を持つかを考えるきっかけになった。 定期的に読み直したい本になった。
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