イシューからはじめよ の商品レビュー
イシューを見極め、解の質を磨き上げる。 「努力」に逃げない * イシュードリブン * イシューを見極める * 仮説を立てる * 何はともあれ言葉にする * 良いイシューの3条件 * 本質的な選択肢であ...
イシューを見極め、解の質を磨き上げる。 「努力」に逃げない * イシュードリブン * イシューを見極める * 仮説を立てる * 何はともあれ言葉にする * 良いイシューの3条件 * 本質的な選択肢である * 深い仮説がある * 答えを出せる * イシュー特定のための情報収集 * 一時情報に触れる * 基本情報をスキャンする * 集めすぎない・知りすぎない * イシュー特定の5つのアプローチ * 変数を削る * 視覚化する * 再集計からたどる * so whatを繰り返す * 極端な事例を考える * 仮説ドリブン * イシュー分析とは何か * イシューを分解する * ストーリーラインを組み立てる * 絵コンテとは何か * 軸を整理する * 分析表現の多様さ * 原因と結果から軸を考える * 分析の軸を出す方法 * イメージを具体化する * 方法を明示する * アウトプットドリブン * アウトプットを生み出すとは * トラブルをさばく * 軽快に答えを出す * メッセージドリブン * ストーリーラインを磨き込む * チャートを磨き込む
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評判のビジネス書。確かにビジネスをする上での肝が散りばめられていて、また、目から鱗が落ちる内容もある。 エッセンスとしては、目的なく時間をかけて仕事をするのではなく、ポイントを定めてバリューある仕事をする。 その為にはイシューを意識する必要がある。 イシューの定義とは、以下両方...
評判のビジネス書。確かにビジネスをする上での肝が散りばめられていて、また、目から鱗が落ちる内容もある。 エッセンスとしては、目的なく時間をかけて仕事をするのではなく、ポイントを定めてバリューある仕事をする。 その為にはイシューを意識する必要がある。 イシューの定義とは、以下両方の条件を満たすもの。 ①2つ以上の集団の間で決着のついていない問題 ②根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題 バリューの本質は2つの軸から成り立っている。 「イシュー度」と「解の質」。 多くの人は、マトリクスのタテ軸である「解の質」が仕事のバリューを決めると考えているが、「イシュー度」つまり「課題の質」こそが大切だ。 「イシュー度」の低い仕事はどんなにそれに対する「解の質」が高かろうと、受益者から見たときの価値はゼロに等しい。 著者はマッキンゼー出身であり、そのノウハウも知ることができる。テクニカルなところだが、頭の整理になり重宝しそう。 ただ、一通り読んだだけではだめで、実際の自らのビジネスにどうあてはめていくかだ。そのためには、実践としての訓練の繰り返しが必要だと思う。 (引用) ・よいイシューの条件 ①本質的な選択肢である。 ②深い仮説がある。 ③答えを出せる。 ・構造的な理解の4パターン ①共通性の発見 ②関係性の発見 ③グルーピングの発見 ④ルールの発見 ・分析とは比較、すなわち比べること。 ・定量分析の3つの型 ①比較 ②構成 ③変化
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
分厚いが読みやすい本 流し読みしたので再度読み直したい。 ストーリーラインの二つの型の「WHYの並び立て」と「空雨傘」 は実際活用したいと思った。 〓〓〓〓〓〓以下 備忘録〓〓〓〓〓〓 46 イシューを見極める→インパクトがあるか 説得力ある検証 想定する受け手に伝えられるか 50 仮設 55 言葉で表現 ・主語と動詞 ・Why より Where どちらか どこを目指すか What 何を行うべきか 何を避けるべきか How どう進める どう行うべきか ・比較表現 55 良いイシュー ・本質的な選択肢=鍵となる質問 ・深い仮説 ・答えが出せる 113 イシューを分解する型 where what how 123 サブイシューを洗い出す際 「何がわかればこの意思決定ができるか」という視点 133 ストーリーラインの二つの型 WHYの並び立て 空雨傘 141 絵コンテ 最終的に伝えるメッセージ(イシューの仮説) →自分ならどういう分析結果があれば納得するか →そして相手を納得させるか 159 分析→原因と結果 195 天才の資質 205 「プレゼン」 ①意味ある課題を扱ってることを理解してもらう ②最終的なメッセージを理解してもらう ③メッセージに納得して行動に移してもらう 206 ひとつ聞き手は完全に無知と思え ひとつ聞き手は高度な知性を持つと想定せよ 216 チャート→「メッセージ」「タイトル」「サポート」
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最初に見た時には「仮説検証型コンサルティングの一般的な解説本」かと思ったけど、実際読んで見たら噂以上に濃い内容で驚いた。問題解決の本質に迫るメッセージに加えて、作業の中で実際的に役立つテクニックも多く紹介されている。この先も何度か読み返すことになりそう。
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わかりやすく実践しやすい。 一度読んだだけでは習得するのは難しいだろう。 自分が抱えている課題を見直す良いきっかけとなる。 日頃からこの考えを意識して行動しよう。
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フレームワークや思考法(MECE、ゼロベース思考など)について言及した本は数あれど、もととなる解決しなければならない課題・問題=イシューについて書かれた本は少ないのでは? 思考法を知っていてもそもそも題材が悪ければ意味がない。 イシュードリブン ・良質なイシューとは? ・では良...
フレームワークや思考法(MECE、ゼロベース思考など)について言及した本は数あれど、もととなる解決しなければならない課題・問題=イシューについて書かれた本は少ないのでは? 思考法を知っていてもそもそも題材が悪ければ意味がない。 イシュードリブン ・良質なイシューとは? ・では良いイシューを出すためのコツとは? ・イシューを研鑽していくには? 仮説ドリブン ・仮説の絵コンテ作るために、 ・イシューを分解 ・分解出来なければ目的から逆算してみる ・仮説のストーリーラインを組み立てる アウトプットドリブン ・イシュー、サブイシューの構造を推定しよう ・足で稼いで検証しよう メッセージドリブン ・伝えるために理解してもらうことは? ・ストーリーをさらに磨くには? とても良い本でした。また読み直したいです。
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「問題は何か」とやみくもに考えればいい訳ではなく、考える問題の質を高めて、回答を出すべき本質的な問いに昇華させなさい。という話 念頭には置いているものの、なかなか活かすのが難しい。
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問題解決のための色々な手法を使おう、という本ではなく、まず問題提起を考えることを徹底的にやりましょう、という内容だと理解した。読みやすく、頭に入ってきやすかった。理系学生やプレゼンをするビジネスマンにおすすめ。
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私は問題解決を図るに当たり、そのプロセスにばかり注目をしていた。 それは受験勉強や大学での課題において、多くの場合、解決すべき問題が既に与えられていて、そのような環境に慣れてしまったためだと思う。 しかし、この本を読んで、問題解決能力をつけるよりも、問題発見能力を高める方が仕事で...
私は問題解決を図るに当たり、そのプロセスにばかり注目をしていた。 それは受験勉強や大学での課題において、多くの場合、解決すべき問題が既に与えられていて、そのような環境に慣れてしまったためだと思う。 しかし、この本を読んで、問題解決能力をつけるよりも、問題発見能力を高める方が仕事での成果を残す上で、有効である場合が多いと理解した。
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この著者はすんごく頭のイイ人だと、読み始めてすぐに感じました。面識のない著者に対して抱いたこの感触だけで、最後までいっきに読み進めることができたのは、スゴイことだと思います。でも、「頭のイイ人」って思ってしまったことで、「勉強」の概念が強くなってしまったのか、あまり頭に入ってこな...
この著者はすんごく頭のイイ人だと、読み始めてすぐに感じました。面識のない著者に対して抱いたこの感触だけで、最後までいっきに読み進めることができたのは、スゴイことだと思います。でも、「頭のイイ人」って思ってしまったことで、「勉強」の概念が強くなってしまったのか、あまり頭に入ってこなかったのも事実です。もうちょっと右脳で感じられる部分があると、個人的には共感できるところが多かったのかなと思います。 一番のお気に入りは、前段部の「考える」ということに対する著者の考え方です。 「悩むというのは答えがでないという前提に立っており、いくらやっても徒労感しか残らない行為だ。」 確かに問題解決に取り組む前に、無意識に問題が解決できないと思っていることはよくあることだと、再認識させられました。
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