イシューからはじめよ の商品レビュー
非常に論理的で明快な解説。それでいて物腰の柔らかさも感じる。 一冊で多くの気づき・ノウハウが詰まっていて、さすがベストセラーといった印象である。 さて自分に置き換えてみると、どれだけ犬の道ばかりでイシューを見極められていなかったかに気付かされる。 私のインプット・アウトプット量...
非常に論理的で明快な解説。それでいて物腰の柔らかさも感じる。 一冊で多くの気づき・ノウハウが詰まっていて、さすがベストセラーといった印象である。 さて自分に置き換えてみると、どれだけ犬の道ばかりでイシューを見極められていなかったかに気付かされる。 私のインプット・アウトプット量の比が圧倒的にインプットに偏っているのも、課題を解決する、成果を出す、変化を起こすといったイシューがあれば外れない要素が抜け落ちていることの証左なのだろう。 イシューの概念はタスクやプロジェクトのみならず、人生単位にも敷衍できる。 自分の目指すところに本質的に繋がる部分を、実質的に着手・行動出来ているかどうかを見直すのに有用だからだ。 自分はどのような人生を歩みたいのか。 幸福とはゴール以上にプロセスにこそ依っているため、課題解決のように、最終的な成果だけを人生の目的とするのはおかしい。 しかし生活を意味のある人生のプロセスとするために必要な要素を選び、検証し、実行していくのにも、イシューは重要なツール、視点となる。 人生における、各種モノづくりも、社会貢献も、コミュニケーションもアウトプットの一形態であるとすれば、そこには本書で学んだ多くのポイントが役立つはずだ。 成果は次の成果への大きな踏み台となる。そしてその積み重ねが将来の飛躍になる。 自分がこの本を読まずにこれまでの人生を送ってきたことを悔しく思う。
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これまで私は、がむしゃらに頑張ることで正解に辿り着く道、本書で言う"犬の道"を進んで仕事をしてきました。この本を読んでがむしゃらよりも考えることに集中し、答えを出す優先度が高い課題が何かを見極めることが大切と言うことを学びました。イシューを見つけるための具体的...
これまで私は、がむしゃらに頑張ることで正解に辿り着く道、本書で言う"犬の道"を進んで仕事をしてきました。この本を読んでがむしゃらよりも考えることに集中し、答えを出す優先度が高い課題が何かを見極めることが大切と言うことを学びました。イシューを見つけるための具体的な方法も書かれてきたので繰り返し読み直し感覚を掴んでいきたいです。
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んーーーーー。 足軽部隊の営業サラリーマンの自分には理解が難しいかな。 自分の今の仕事(営業)に置き換えて想像することが出来ず、話が入ってこない… 経営企画、技術者などが見たら良いのかな? イシューを分解して今すぐやるイシューを見極める。 で?どうなるの?って思ってしまった…
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イシューと言う考え方に賛同した。 本当に解決しなければいけない課題は何かと言うことを考える必要がある。 あまり課題でないものに対して時間を費やして仕事をする傾向がある。それは無駄 本当に課題があるものに対して情報を収集し分析する。 イシューとは2つ以上の集団の間で決着のついて...
イシューと言う考え方に賛同した。 本当に解決しなければいけない課題は何かと言うことを考える必要がある。 あまり課題でないものに対して時間を費やして仕事をする傾向がある。それは無駄 本当に課題があるものに対して情報を収集し分析する。 イシューとは2つ以上の集団の間で決着のついていない問題 根本に関わるもしくは白黒がはっきりしていない問題 この二つの条件を満たすものがイシュー。 これを解決することがバリューになり、仕事になる。
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フレームに沿って惰性で情報を集めて時間をかけてなんとなく形にして無理やり答えを出すのではなく、常に問題の本質はどこにあるか?答えを出すべき問題はなんなのか?を考え続けるということ。とにかく時間をかければ何とかなるだろうという「犬の道」を完全に否定している。これが頭のいい人の考え方...
フレームに沿って惰性で情報を集めて時間をかけてなんとなく形にして無理やり答えを出すのではなく、常に問題の本質はどこにあるか?答えを出すべき問題はなんなのか?を考え続けるということ。とにかく時間をかければ何とかなるだろうという「犬の道」を完全に否定している。これが頭のいい人の考え方!すぐに自分の仕事や生活に活用することは難しそうだけど、何も考えず手を動かす前に考えることはしなくてはいけないなと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・解の質を上げるよりも、イシューの質を上げる ・情報収集も、アウトプット作成も10割は目指さない。6-7割を超えると時間あたりに得られるものが鈍化する ・イシューには軽重があるため、最もバリューのあるサブイシュー(最終的な結論や話の骨格に大きな影響をもつ部分)を見極め、粗くても良いからそこから答えを出してしまう
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答え出せてかつ質を上げる価値のある問題に取り組む見極めのコツがまとめられていた。 実践しないとピンとこないところもあるかもしれない。
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仕事が楽しくないと思っていたのはイシューからはじめていなかったからかもしれない この本を読んだらイシュー候補がぽこぽこ頭に浮かんだ 解くべき問題が目の前にあると仕事が楽しめる この本が分かりにくいと感じるのは事例が少ないからかも
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ビジネスマン必読書。 以下は本書の内容にはいっぱい出てきませんが、概念化した物です。日々課題の重要性を感じ定期的に読み返している本です。 高度経済成長期、日本は急激に成長しました。 それは戦後の日本で課題が山積みであったから。最速で安く良い物を生産し、届ければ成長できた時代。 ...
ビジネスマン必読書。 以下は本書の内容にはいっぱい出てきませんが、概念化した物です。日々課題の重要性を感じ定期的に読み返している本です。 高度経済成長期、日本は急激に成長しました。 それは戦後の日本で課題が山積みであったから。最速で安く良い物を生産し、届ければ成長できた時代。 今はどうだろう。 目の前にはテレビがありパソコンがあり温かいご飯が毎日あり、電車や車で仕事に向かうことができる。ある程度満足できる生活がある。 今と昔では成長する企業のジャンルも違い、方法も違う。それは課題が変化してきているからである。 日頃の仕事ではどうだろう? 目の前の与えられた物を早く正確にやるだけの仕事で本当の価値を届けられているのだろうか? 仕事とは誰かの課題を解決することで成立する。だからこそ、自分の頭で何を解決すべきかを考え行動する。 そんなことを基礎行動としてできているのかできていないのかでビジネスパーソンとしての器は大きく変わってくるだろう。
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読んでいく最中、「自分の仕事に照らして見るとどういうことかな?」と考えるきっかけに満ち溢れていました。
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