イシューからはじめよ の商品レビュー
フレームに沿って惰性で情報を集めて時間をかけてなんとなく形にして無理やり答えを出すのではなく、常に問題の本質はどこにあるか?答えを出すべき問題はなんなのか?を考え続けるということ。とにかく時間をかければ何とかなるだろうという「犬の道」を完全に否定している。これが頭のいい人の考え方...
フレームに沿って惰性で情報を集めて時間をかけてなんとなく形にして無理やり答えを出すのではなく、常に問題の本質はどこにあるか?答えを出すべき問題はなんなのか?を考え続けるということ。とにかく時間をかければ何とかなるだろうという「犬の道」を完全に否定している。これが頭のいい人の考え方!すぐに自分の仕事や生活に活用することは難しそうだけど、何も考えず手を動かす前に考えることはしなくてはいけないなと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・解の質を上げるよりも、イシューの質を上げる ・情報収集も、アウトプット作成も10割は目指さない。6-7割を超えると時間あたりに得られるものが鈍化する ・イシューには軽重があるため、最もバリューのあるサブイシュー(最終的な結論や話の骨格に大きな影響をもつ部分)を見極め、粗くても良いからそこから答えを出してしまう
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答え出せてかつ質を上げる価値のある問題に取り組む見極めのコツがまとめられていた。 実践しないとピンとこないところもあるかもしれない。
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仕事が楽しくないと思っていたのはイシューからはじめていなかったからかもしれない この本を読んだらイシュー候補がぽこぽこ頭に浮かんだ 解くべき問題が目の前にあると仕事が楽しめる この本が分かりにくいと感じるのは事例が少ないからかも
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ビジネスマン必読書。 以下は本書の内容にはいっぱい出てきませんが、概念化した物です。日々課題の重要性を感じ定期的に読み返している本です。 高度経済成長期、日本は急激に成長しました。 それは戦後の日本で課題が山積みであったから。最速で安く良い物を生産し、届ければ成長できた時代。 ...
ビジネスマン必読書。 以下は本書の内容にはいっぱい出てきませんが、概念化した物です。日々課題の重要性を感じ定期的に読み返している本です。 高度経済成長期、日本は急激に成長しました。 それは戦後の日本で課題が山積みであったから。最速で安く良い物を生産し、届ければ成長できた時代。 今はどうだろう。 目の前にはテレビがありパソコンがあり温かいご飯が毎日あり、電車や車で仕事に向かうことができる。ある程度満足できる生活がある。 今と昔では成長する企業のジャンルも違い、方法も違う。それは課題が変化してきているからである。 日頃の仕事ではどうだろう? 目の前の与えられた物を早く正確にやるだけの仕事で本当の価値を届けられているのだろうか? 仕事とは誰かの課題を解決することで成立する。だからこそ、自分の頭で何を解決すべきかを考え行動する。 そんなことを基礎行動としてできているのかできていないのかでビジネスパーソンとしての器は大きく変わってくるだろう。
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読んでいく最中、「自分の仕事に照らして見るとどういうことかな?」と考えるきっかけに満ち溢れていました。
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良い本。イシューを見極めることが重要。 何に答えを出す必要があるのか、そのために何を明らかにしないといけないのか。 良いイシューとは本質的な選択肢であること、深い仮説があること、答えがあること。 whyの並び立て、空雨傘 スライド作る時の参考になる。考え方も一緒かな。
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読んでよかったです。解く前に何を解くかが重要であることを説いた本。後半はコンサル向けの説明の仕方や資料の反映方法が多かったので、前半部分が特に学びが多かった。 本書の問い:「いかにして本当に解くべき課題(イシュー)を見極め、それに対して有効な解決策を見つけ出すか?」 問いに対...
読んでよかったです。解く前に何を解くかが重要であることを説いた本。後半はコンサル向けの説明の仕方や資料の反映方法が多かったので、前半部分が特に学びが多かった。 本書の問い:「いかにして本当に解くべき課題(イシュー)を見極め、それに対して有効な解決策を見つけ出すか?」 問いに対する答え: ・バリューの本質は、「イシュー度」×「解の質」で決まる。 イシュー度とは「その問題に対する答えを出す必要性の高さ」で、解の質とは「その問題に対してどれだけ明確に答えを出せているかの度合い」である。 ・バリューのある仕事とは、イシュー度と解の質の両方が高いもの。 イシュー度の方が解の質より重要で、イシュー度の低い仕事はいくら解の質が高くても、顧客にとっての価値は低い。 つまり、イシュー度の低い問題に多く取り組んでも、最終的なバリューは上がらず、疲弊する(=「犬の道」)。重要なのは、イシュー度の高い仕事を選ぶこと。 ・なので、まずは解くべきイシューを見極める必要がある。 そのためには、"具体的なスタンスをとった仮説"を立てることが重要。例えば、「〇〇の市場規模は縮小に向かっているのではないか?」といった具体的な仮説を立てることで、出すべき答えが明確になり、必要な情報や分析も見えてくる。 ・情報収集は「一次情報」「基本情報・常識」に絞り、集めすぎないことが大切。 ・イシューは大きな問いで、いきなり答えを出すのは難しい。なので、サブイシューに分解して、答えを出せるサイズにする。その際は、MECE(漏れなく、ダブりなく)を意識する。 ・その後資料にするのであれば、各サブイシューに対して必要な分析・検証イメージ(図など)を用意するが、これは「どんな分析結果なら取れそうか」ではなく「どんな分析結果が欲しいか」を起点に作る。 ・その際、分析の軸を考えることが重要で、"軸を考える"というのは「原因側・結果側で何を比べるのか?」ということ。 例えば、「ラーメンを食べる回数によって肥満度に差が出る」というのが検証したいテーマなら、チャートの横軸は「ラーメンを食べる回数」という原因の軸になり、縦軸は「肥満度を示す体脂肪率」という結果の軸となる。 ・軸が決まったら、あとは数字を入れるだけで良い。
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私淑する安宅先生の御本。 読んでみて、できる範囲で実行してみた。何回かやってみることが、やっぱり大事そう。自分でよく考えてみたり、人に見てもらったり。 9月に改訂版が出るみたい。推敲や新たな章の追加もあるみたいだし、また買おうかな。
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今後、実務でのプロジェクトが終わるたびに読み返そう。 232ページ以降がこの本の大前提(あるいは本質)のように感じた。
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