イシューからはじめよ の商品レビュー
コンサル業界に属する人にとっては有名な本だが、知的生産に携わるすべての人に役立つ本だと思う。趣味ならばまだしも、リソースが限られている中で何かを行う時には役立つエッセンスがある。 どれも確かに言われてみれば納得。特にタイトルにもある「イシューを見極める」ということは今後も大切に...
コンサル業界に属する人にとっては有名な本だが、知的生産に携わるすべての人に役立つ本だと思う。趣味ならばまだしも、リソースが限られている中で何かを行う時には役立つエッセンスがある。 どれも確かに言われてみれば納得。特にタイトルにもある「イシューを見極める」ということは今後も大切にしたい。
Posted by
イシューとは本当に取り組むべき根本に関わる課題 なぜイシューからはじめるべきかが順を追って書かれていました。理解しにくいところは繰り返し読みました。 正しくイシューを見極める、「何に答えを出す必要があるのか」「そのためには何を明らかにする必要があるのか」 わずかしかない、この問題...
イシューとは本当に取り組むべき根本に関わる課題 なぜイシューからはじめるべきかが順を追って書かれていました。理解しにくいところは繰り返し読みました。 正しくイシューを見極める、「何に答えを出す必要があるのか」「そのためには何を明らかにする必要があるのか」 わずかしかない、この問題を見極めて最小限の努力で生産性を高める、本質的な説明で学べました。
Posted by
ビジネスマンにも科学者にも、必要な考え方がほとんど書いてあると感じた。課題の設定〜データ取り〜分析〜伝え方の一連の流れがとてもまとまっている。 自分の力不足で消化し切れていないところがあるので何回も読み直して自分のものにしたい。すでに2回目に入っている。この本を自分のバイブルに...
ビジネスマンにも科学者にも、必要な考え方がほとんど書いてあると感じた。課題の設定〜データ取り〜分析〜伝え方の一連の流れがとてもまとまっている。 自分の力不足で消化し切れていないところがあるので何回も読み直して自分のものにしたい。すでに2回目に入っている。この本を自分のバイブルにしたい。 イシューが見えたら何はともあれ言葉にする、という部分が響いた。言葉にすると曖昧なところが見える。仮説でもあいまいさを排して言語化すれば、どのように分析すればその仮説が検証できるかがわかる。蓋を開けてみないと分からない、ではなく、間違ってでも強引にスタンスを取ることが解に近づく第一歩のように感じた。 あとがきのコンプリートワークの考え方、 自分がスタッフとして受けた仕事を完遂せよ。いかなるときにも。 が感銘を受けた。
Posted by
『問いの立て方』と内容としてはほぼ同じ。 正しい問いに答えようねって話で、でもそれって普段はバイアスだらけだし同調意識も強くてできてないよねって話。
Posted by
何に答えを出す必要があるのか。(本質的な問い) ↓ 仮説を立てる。 ↓ 言葉にすることを徹底する。 イシューはシンプルだ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初版から15年経っても未だに人気ということて少し期待しすぎのかもしれない。 自分が読むよりもPM,POぐらいの立ち位置の人やコンサルの方が読むのがいいのかもしれない。 ただ、仕事をする上でためになる考え方もあった。 バリューのある仕事とは課題の質が高く、解の質が高いもの。一心不乱に大量の仕事をしようとするのは「犬の道」。 理解することの本質は既知の2つ以上の情報がつながること。 プロフェッショナルの世界では、常に最初に来るのは結果であり、努力はその評価の補助手段であり「芸の細かさ」をアピールするものに過ぎない。
Posted by
読み始めてまず戸惑ったのが、「イシュー」という言葉だった。定義は分かっても、自分の仕事や日常にどう活かせるのかが見えてこなかった。 けれど、読み進めていくうちに、「論点」と置き換えて考えることで、急にリアリティを持って入ってきた。つまり、「この作業の前提になっている論点はそもそ...
読み始めてまず戸惑ったのが、「イシュー」という言葉だった。定義は分かっても、自分の仕事や日常にどう活かせるのかが見えてこなかった。 けれど、読み進めていくうちに、「論点」と置き換えて考えることで、急にリアリティを持って入ってきた。つまり、「この作業の前提になっている論点はそもそも正しいのか?」という視点を持つことが、本質に近づく第一歩になるのだと思う。 忙しさに追われていると、目の前のタスクを片っ端から処理して満足しがちだが、それが意味あることかどうかは別の話である。成果は「どの論点に時間と思考を注いだか」で決まってしまう。論点を誤れば、どれだけ頑張ってもズレた結果しか出てこない。 もう一つ印象に残ったのは、「思考の生産性は、解の質×スピード」で決まるという考え方。重要なのはスピードだけではなく、最初にどの論点を立てるかで、進み方も結論の深さも大きく変わってくる。 読後に変わったのは、「すぐ行動に移らず、論点を見極めてから進める」というスタンスである。今取り組もうとしていることの前提となっている論点は妥当か? 本当にそこに時間をかける価値があるのか? 一歩引いて確認することで、余計な消耗が減り、やるべきことがよりクリアになる感覚がある。 この本は、日々の選択に迷いやモヤモヤを感じている人にとって、頭の中を整理する大きなヒントになる。やるべきことを減らす前に、そもそも「向き合うべき論点」を正しく選ぶこと。それが、自分の時間とエネルギーを本当に意味のある方向に向ける方法なのだと思う。
Posted by
「一定期間でアウトプットを出す」という知的生産の方法・プロセスと思想を説いた本。内容としては、一度でも仕事でプロジェクトに関わったことがある人からすると当たり前の内容であるように見えるだろう。しかし一方で、これを頭でわかっているのと、体で習得して無意識に行動に移せるのには雲泥の差...
「一定期間でアウトプットを出す」という知的生産の方法・プロセスと思想を説いた本。内容としては、一度でも仕事でプロジェクトに関わったことがある人からすると当たり前の内容であるように見えるだろう。しかし一方で、これを頭でわかっているのと、体で習得して無意識に行動に移せるのには雲泥の差があり、この一連のプロセスを呼吸をするように回せるようになることが、知的生産のプロフェッショナルとしては一つの到達点なのだと感じる。そうなるまで実践と復習を繰り返し、自分の体に染み込ませてこそ威力を発揮する本であると思う。
Posted by
2025.7.20 25 オーディオにて。イシューを大切に。 考えることと、悩むことの違い。論理的に考える。
Posted by
図解等でわかりやすく現場で経験した著者の知恵を伝える。科学におけるアウトプットは、本書によって、見直される機会を持つかもしれない。数多くの発展が生まれることが期待される。
Posted by
