イシューからはじめよ の商品レビュー
良い本。イシューを見極めることが重要。 何に答えを出す必要があるのか、そのために何を明らかにしないといけないのか。 良いイシューとは本質的な選択肢であること、深い仮説があること、答えがあること。 whyの並び立て、空雨傘 スライド作る時の参考になる。考え方も一緒かな。
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読んでよかったです。解く前に何を解くかが重要であることを説いた本。後半はコンサル向けの説明の仕方や資料の反映方法が多かったので、前半部分が特に学びが多かった。 本書の問い:「いかにして本当に解くべき課題(イシュー)を見極め、それに対して有効な解決策を見つけ出すか?」 問いに対...
読んでよかったです。解く前に何を解くかが重要であることを説いた本。後半はコンサル向けの説明の仕方や資料の反映方法が多かったので、前半部分が特に学びが多かった。 本書の問い:「いかにして本当に解くべき課題(イシュー)を見極め、それに対して有効な解決策を見つけ出すか?」 問いに対する答え: ・バリューの本質は、「イシュー度」×「解の質」で決まる。 イシュー度とは「その問題に対する答えを出す必要性の高さ」で、解の質とは「その問題に対してどれだけ明確に答えを出せているかの度合い」である。 ・バリューのある仕事とは、イシュー度と解の質の両方が高いもの。 イシュー度の方が解の質より重要で、イシュー度の低い仕事はいくら解の質が高くても、顧客にとっての価値は低い。 つまり、イシュー度の低い問題に多く取り組んでも、最終的なバリューは上がらず、疲弊する(=「犬の道」)。重要なのは、イシュー度の高い仕事を選ぶこと。 ・なので、まずは解くべきイシューを見極める必要がある。 そのためには、"具体的なスタンスをとった仮説"を立てることが重要。例えば、「〇〇の市場規模は縮小に向かっているのではないか?」といった具体的な仮説を立てることで、出すべき答えが明確になり、必要な情報や分析も見えてくる。 ・情報収集は「一次情報」「基本情報・常識」に絞り、集めすぎないことが大切。 ・イシューは大きな問いで、いきなり答えを出すのは難しい。なので、サブイシューに分解して、答えを出せるサイズにする。その際は、MECE(漏れなく、ダブりなく)を意識する。 ・その後資料にするのであれば、各サブイシューに対して必要な分析・検証イメージ(図など)を用意するが、これは「どんな分析結果なら取れそうか」ではなく「どんな分析結果が欲しいか」を起点に作る。 ・その際、分析の軸を考えることが重要で、"軸を考える"というのは「原因側・結果側で何を比べるのか?」ということ。 例えば、「ラーメンを食べる回数によって肥満度に差が出る」というのが検証したいテーマなら、チャートの横軸は「ラーメンを食べる回数」という原因の軸になり、縦軸は「肥満度を示す体脂肪率」という結果の軸となる。 ・軸が決まったら、あとは数字を入れるだけで良い。
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私淑する安宅先生の御本。 読んでみて、できる範囲で実行してみた。何回かやってみることが、やっぱり大事そう。自分でよく考えてみたり、人に見てもらったり。 9月に改訂版が出るみたい。推敲や新たな章の追加もあるみたいだし、また買おうかな。
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今後、実務でのプロジェクトが終わるたびに読み返そう。 232ページ以降がこの本の大前提(あるいは本質)のように感じた。
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・論点の精査大事。順を追う、前提は固める、問いにso whatを繰り返し質を高める(本質的にしていく)→闇雲に数で稼がない(解の質から高めようとしない)時間も体力もは有限。簡単そう、すぐ処置できそうなタスクから着手しがちな自分。優先すべきものは何か、改めて精査する必要あり ・エ...
・論点の精査大事。順を追う、前提は固める、問いにso whatを繰り返し質を高める(本質的にしていく)→闇雲に数で稼がない(解の質から高めようとしない)時間も体力もは有限。簡単そう、すぐ処置できそうなタスクから着手しがちな自分。優先すべきものは何か、改めて精査する必要あり ・エレベータートークできるように。常に構造理解、ピラミッドストラクチャー。これはプロ部でも同様。報告相談連絡について主張と根拠を端的にわかりやすく ・2つ以上の事柄のつながりを見出す=理解 ・イシュー分解 MECEで、意味ある切り方でサブイシューに落とし込み →MECEできるように。ケース問題やろうかな
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※このレビューにはネタバレを含みます
イシューからはじめよ 要約 ・「問題を解く」より「問題を見極める」 ・「解の質を上げる」より「問題を見極める」 ・「知れば知るほど知恵が湧く」より「知りすぎるとバカになる」 ・「一つひとつ速くやる」より「やることを削る」 ・「数字の桁数にこだわる」より「答えが出せるかにこだわる」 生産性=アウトプット/インプット=成果/投下した労力・時間 バリューの本質=「イシュー度」「解の質」 ★イシュードリブン ①相談する相手を持つ 「それは本当に受け手にとってインパクトがあるか」というのは、その領域について詳しくない限りわからない ②仮説を立てる 強引にでも前倒しで具体的な仮説を立てることが肝心 1. イシューに答えを出す 2. 必要な情報・分析すべきことがわかる 3. 分析結果の解釈が明確になる ③何はともあれ「言葉」にする 人間は言葉にしない限り概念をまとめることができない。 1.「主語」と「動詞」を入れる 2.「WHY」より「WHERE」「WHAT」「HOW」 ┗・どちらか?、どこを目指すべきか? ┗・何を行うべきか?何を避けるべきか? ┗・どう行うべきか?どう進めるべきか? 3.比較表現を入れる ④良いイシューの3条件 1. 本質的な選択肢である ┗・要因を深く追跡し、特定できている 2. 深い仮説がある ┗・「常識を覆す様な洞察」=常識を否定 ┗・「新しい構造」=共通性、関係性、グルーピング、ルール(規則性) 3. 答えを出せる ・なんちゃってイシュー →答えを出す必要性のない問題。優先順位の高い問題から取り組むべき。 ・イシューは動く標的 →同じ事業・テーマを扱っていても、会社ごとに、部署ごとに、ミーティングごとに、話している相手ごとに異なっていることが普通。 イシュー特定のための情報収集 ①一次情報に触れる ②基本情報をスキャンする ┗・数字 ┗・問題意識 ┗・フレームワーク ③集めすぎない・知りすぎない ⑤イシュー特定の5つのアプローチ 1. 変数を削る 2. 視覚化する 3. 最終形から辿る 4. So what?を繰り返す 5. 極端な事例を考える ★仮説ドリブン ストーリーラインの2つの作業 1. イシューを分解すること 2. 分解したイシューに基づいてストーリーラインを組み立てること 分解したイシューを「サブイシュー」という。MECEで砕くこと。 検証フェーズでは、 ①「WHERE」「WHAT」「HOW」 ②「型」がないときには、「逆算」する イシューを分解する効用 1. 課題の全体像が見えやすくなる 2. サブイシューのうち、取り組む優先順位の高いものが見えやすくなる 分解してそれぞれに仮説を立てる 人に何かを理解してもらうとすれば、必ずストーリーが必要になる。 ストーリーラインは検証が進み、サブイシューに答えが出るたびに、あるいは新しい気づき・洞察が得られるたびに、書き換えて磨いていくものだ。
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所在:展示架 請求記号:336.2||A94 資料ID:12400416 ロジカルシンキング・問題解決の決定版! AI×データ時代に読んでみませんか? 選書担当者名:脇坂
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問題解決より、問題を選ぶことが重要。 自分の職場は指示以外のことはしないようにという職場なのであまりピンと来なかった部分はあった。
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人間は、知的生産ができうることをもって、その存在価値が認められる。しかし知的生産が価値あるものか否か、どのような基準で分別できるかは、わかったようでわからない事柄だった。この本は、その分別の基準が何かを明確に提示してくれる本であり、多くの人にとって、出会ったことでより良い方向に生...
人間は、知的生産ができうることをもって、その存在価値が認められる。しかし知的生産が価値あるものか否か、どのような基準で分別できるかは、わかったようでわからない事柄だった。この本は、その分別の基準が何かを明確に提示してくれる本であり、多くの人にとって、出会ったことでより良い方向に生まれ変わる力を与えてくれる本だと確信しています。
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※このレビューにはネタバレを含みます
◾️イシューとは 解くべき問い ◾️価値のある仕事 解くべき問いを立ててから、解の質を高めること ◾️生産性を高めるためには 見極める 分解する 仮説を立てる 調査する 検証する アウトプットする
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