コトラーのマーケティング3.0 の商品レビュー
4.0を先に読んで戻ったけど、これは3.0というより企業の社会的責任とか別概念の本じゃないか 4.0であわてて時流を取り込み帳尻を合わせた感じ ネット記事でも3.0と4.0の説明に苦労してよくわかんないなと思ってたがこういうことかの 大御所になると、違うよ、と言ってくれる人いなく...
4.0を先に読んで戻ったけど、これは3.0というより企業の社会的責任とか別概念の本じゃないか 4.0であわてて時流を取り込み帳尻を合わせた感じ ネット記事でも3.0と4.0の説明に苦労してよくわかんないなと思ってたがこういうことかの 大御所になると、違うよ、と言ってくれる人いなくなっちゃうのだろうな
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”キーワードは、社会全体への影響、変化、ストーリー、参加。 シントピック・リーディングで読んだ6冊の戦略本・マーケ本の1冊。 コトラー氏の原典をちゃんと読んでから読む方がよかったかも…。 <読書メモ> ・マーケティング3.0を実行している企業は、より大きなミッションやビジ...
”キーワードは、社会全体への影響、変化、ストーリー、参加。 シントピック・リーディングで読んだ6冊の戦略本・マーケ本の1冊。 コトラー氏の原典をちゃんと読んでから読む方がよかったかも…。 <読書メモ> ・マーケティング3.0を実行している企業は、より大きなミッションやビジョンや価値を持ち、世界に貢献することをめざしている。(p.18) ・幸いなことに、人々の関心という概念は、アメリカ・マーケティング協会(AMA)が2008年に策定したマーケティングの新しい定義にその輪郭が示されている。この定義は次のとおりである。「マーケティングとは、消費者、顧客、パートナー、および社会全体にとって価値のある提供物を創造、伝達、流通、交換するための活動、一連の制度、およびプロセスをいう」。(p.37) #社会が加わった。 ・マーケティング3.0(p.44) ・協働(内容):参加の時代(刺激) ・文化(背景):グローバル化のパラドックスの時代(問題) ・精神(どのように提示):創造性の時代(ソリューション) #ん?、わかるようなわからんような。 ・図2-2:3i のモデル(p.65) ・brand integrity ・brand image ・brand identity ★消費者に企業や製品のミッションをマーケティングするためには、企業は変化というミッションを掲げ、それを軸に感動的なストーリーを築き、ミッションの達成に消費者を参加させる必要がある。(p.104) #変化を約束し、ビジョン達成へのストーリーがあり、そのムーブメントに参加させる! ・企業文化を築くとは、共有価値と共通の行動を一致させるということだ。(p.112) ・成熟に向かっている市場は、マーケターに必ず挑戦を突きつける。(略)マーケターは一段上に進んで、変化を生み出す必要がある。変化は人びとの生活に強いインパクト(影響)を与えるので、より持続しやすい。(p.178) #成熟市場でコモディティ化の流れをたちきるには…。 ・マーケティング3.0の10原則(p.242-) 原則1 顧客を愛し、競争相手を敬う 原則4 製品から最も便益を得られる顧客を狙う ★購入する可能性が最も高く、その購入から最も便益を得ると思われる人びとには確実に届けよう。 ・人間中心の企業でありながら、それでもなお利益をあげることは可能なのか。本書はこの問いに対して「可能である」という答えを提供する。(p.257) ・私は、過去に多くのコトラー教授の著書を翻訳、監修してきた。それだけに彼のマーケティング観やマーケティング発想は十分に理解しているつもりである。だが本書では、これまでに取り上げられたことのない精神性や人間中心の考え方が色濃く打ち出されており、コトラー教授の新しい面に触れることができたと感じている。(p.264:監訳者 恩藏直人氏の解説) <きっかけ> 「ミッション、ビジョン、価値観による経営」が、TFに活用できそうだったので。”
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snsの普及を通じて、価値の概念が変化 より社会的な価値を重んじる用になる中 CSV的な価値を導入することが必要になる しかし、何となく理論が整理されていない感じを受けたので さらりと読んで終了。 精神的な価値を重んじるという点は考えるべき→ブランド戦略にも通じる
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【10の原則】 1.顧客を愛し、競争相手を敬う 2.変化を敏感にとらえ、積極的な変化を 3.評判を守り、何者であるかを明確に 4.製品から最も便益を得られる顧客を狙う 5.手ごろなパッケージの製品を公正価格で提供する 6.自社製品をいつでも入手できるように 7.顧客を獲得し、つなぎとめ、成長させる 8.事業はすべて「サービス業」である 9.QCDのビジネス・プロセス改善を 10.情報を集め、知恵を使って最終決定を
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・マーケティング3.0とは、企業が消費者中心の考え方から人間中心の考え方に移行し、収益性と企業の社会的責任がうまく両立する段階である ・ブログを読む 日本人:インターネット利用者の74% 米国人: 〃 27% ・今日のマーケターはもはや自社のブランドを完全...
・マーケティング3.0とは、企業が消費者中心の考え方から人間中心の考え方に移行し、収益性と企業の社会的責任がうまく両立する段階である ・ブログを読む 日本人:インターネット利用者の74% 米国人: 〃 27% ・今日のマーケターはもはや自社のブランドを完全にコントロールすることはできず、消費者の集合知の力と競争しなければならない(=消費者と協働しなければならない) ・ヒトデ=未来の企業の適切なメタファー(比喩) ・AMA2008年マーケティング定義 「消費者、顧客、パートナー、および社会全体にとって価値のある提供物を創造、伝達、交換するための活動、一連の制度、およびプロセスをいう」 ・消費者も他の消費者にマーケティングを行っている ・ウソやでっちあげはソーシャルメディアの中にも存在しているが、それらは消費者コミュニティの集合知によってすぐに暴かれる(ソーシャルCRM) ・ブランドは消費者のもの、ブランドのミッションはすでに消費者のミッションになっている。 ・ウェグマンズの社員は食品についての知識を伝える食品大使になるよう教育される ・株主は基本に戻って企業の価値は主として長期的な未来のキャッシュフローから生まれ、未来のビジョンが企業の業績を決定するのだということを理解しなければならない。 ・市場はトップエンドとボトムエンドの両極にますます移行している(1999〜2004:中間市場製品売上は市場平均を年率6%下回る) ・優れたミッション、ビジョン、価値を持つ企業はそうでない企業よりも歓迎される(非政府組織からも) ・ティンバーランドのラベルは地球の健康に対する「栄養表示ラベル」を添えている ・事業はすべてサービス業である
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文化的に意味のあるキャンペンを生み出すには、マーケターは人類学と社会学についてある程度、理解しておかなければならない。企業が成功するためには、消費者が共創やコミュニティかやキャラクターをますます重視するようになっていることを理解する必要がある。 戦略的先読み力と呼ばれる能力が必要...
文化的に意味のあるキャンペンを生み出すには、マーケターは人類学と社会学についてある程度、理解しておかなければならない。企業が成功するためには、消費者が共創やコミュニティかやキャラクターをますます重視するようになっていることを理解する必要がある。 戦略的先読み力と呼ばれる能力が必要である。
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参加型の社会、「価値主導」の考え方 消費者志向に変わりはないが、機能的な充足にとどまらず精神の充足をも目指す、人間中心のマーケティング。そうでなければ顧客、そして社会の期待には応えられない。 伝統からデジタルへ。 インターネットやソーシャルメディアを使った、「驚きや感動の体験」...
参加型の社会、「価値主導」の考え方 消費者志向に変わりはないが、機能的な充足にとどまらず精神の充足をも目指す、人間中心のマーケティング。そうでなければ顧客、そして社会の期待には応えられない。 伝統からデジタルへ。 インターネットやソーシャルメディアを使った、「驚きや感動の体験」をいかに提供できるか?
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パワーフレーズ 「誠実さとオリジナリティと本物であることが功を奏するのである」 「マーケティング3.0では、ブランドがいったん成功したら、当該ブランドはもう企業のものではなくなるということだ。」 「最高の販売員は、自分の販売している製品を自分自身が使っており、その製品のことを隅から隅まで知っている」 この本は私にとってビジネスの教科書である。
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2016年12月に、この本の次のバージョンである、Marketing 4.0 が出版されたようなので、早く日本語版が出て欲しい。 良かったけれど、7年前の情報なので、ちょっと情報が古い。
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精神面で深く支持されることを目的とする3.0 これまで以上にユーザーとのコミュニケーション、ユーザーの情報量が増える中で、ビジョンをしっかり持ち、社会的責任をもち、貢献する事業、企業が残っていく。 大きな潮流の話なので、経営者、事業責任者はより活用しやすい。明日すぐに行かせるハウ...
精神面で深く支持されることを目的とする3.0 これまで以上にユーザーとのコミュニケーション、ユーザーの情報量が増える中で、ビジョンをしっかり持ち、社会的責任をもち、貢献する事業、企業が残っていく。 大きな潮流の話なので、経営者、事業責任者はより活用しやすい。明日すぐに行かせるハウツー本ではないが、意識しておくといいと思う。
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