悪の教典(下) の商品レビュー

貴志祐介【著】

2011/04/24

さわやか教師の面影など微塵も感じられない
そこに居たのはサイコパスという化け物でした。

確かに、教師なんて何考えてるかわからないけれど、これはあんまりだ。
ハスミンを慕っていた生徒達の最期があまりにも可哀想。
読み進めるごとに彼に対する怒りが湧いてくる作品でした。

でも、天才に見えた彼にも凡ミスってあるんだねぇ
AEDもそうだけど、雄一郎と怜花に対しては確認しなかったハスミンのミスだと思う。
でも、それに対して何とも思ってないような態度のハスミンにまたイラっとした。

2011/04/23

このミス1位ということで期待して読みました。評判どおり面白かったけど、「貴志祐介なら、もっとやれるだろう！」って思ったのは事実。下巻からバトルロワイヤル化してしまって、殺し方ばかりがフィーチャーされるところが、残念。ステレオタイプかもしれないけど、賢く勇敢な生徒がハスミンに立ち向かうのでもなく、刑事は何もせず、登場人物の設定が生かし切れてないように思えます。

2011/04/20

上巻が面白すぎて、読み始めは、あれ？　と少し感じましたが一気に急展開。
やはり面白すぎです。
内容を書くとつまらなくなると思うので一切書きませんが、絶対にお勧めの一冊です。

2011/04/19

衝撃的！
BRっぽい。
あの展開は異常というか無理やり感というか・・・
そういうのも少しあったのは否めない。
でもぐいぐいと読まされたし、上下巻合わせて７時間あっというま！
個人的にはミヤと蓮見のシーンがなんともエロティックだったと思う！
最後はアトを引くというか・・・
そんな感じ。怖い。
魅力的なキャラがたくさん死ぬのが辛かった。
怜花みたいな女の子ってかっこいいよね。
映像化は不可能だと思うけど、見てみたいって思ってしまった。

2011/04/18

一気に読み終わった。怖すぎて気持ち悪くなった・・・。ラストは次々に人が死んでいって行き過ぎて少し興醒めしたが結末はホッとした。個人的に園田教諭との格闘が一番印象に残った。『この・・・・外道が！』

2011/04/20

途中でやめられず2日で上下巻を読破。
最後、予想がつく終わりかただったので、ちょっと安心した。
他の作品も読んでみようかな。

2018/10/01

・・・非常に怖い・・・
貴志祐介氏の作品はいつも背中がゾゾォっとする。
でもどうなるのか気になって、一気に読んでしまう。
ちりばめられた伏線が最後にすぅーとつながっていく展開はすばらしい！
しかし、怖いなぁ。

2011/04/11

とにかく怖い
こんな恐ろしい人世の中にはいないと信じていますが、イメージできるように記述されていることに驚きました。
『青の炎』の主人公には同情の余地があったのですが、本作の犯人には全く感情移入できませんでした。ただの変人です。だからこそ怖い。『黒い家』の犯人に近い印象です。
ただし、返り血や血痕の件（読めばわかると思います）について驚くほど無関心なので、多少詰めの甘さが感じられたのが少々残念でした。
とはいえ、続きが気になる・ゾクゾクする・手に汗握る など私がホラー小説に求める要素は十二分に満たす作品でしたので、★六つから一点減点で★五つです　笑

2011/04/10

主人公が悪人なわけですが、不快すぎて全く感情移入できず、そのせいかあんまり怖くなかった。
同じようなネタでは黒い家のほうが怖かった気がする

2011/04/10

勢いがあるため、続きが気になって一気に読みました。最後予測がついてしまってちょっと醒めましたが、面白かったです。