悪の教典(下) の商品レビュー

貴志祐介【著】

2011/05/09

よく考えて行動しているようで、いきあたりばったりな面が多いためか、さらにひどい展開になっていますね。
読んでいてつらくなってきます（残虐性云々の前に作品の粗にね…）。

2011/08/20

半分くらいから最後までは、目が離せなくて一気に最後まで読んでしまいました。ここまで酷い惨状になるとは思いませんでした。冷酷に計算しながら犯罪を重ねていく、その大胆さと完璧さには感心させられます。ダメとはわかっていながら、殺さないでと震えながら読みました・・・

2011/05/05

やっと読み終わりました。飛ばし読みです。
上巻はまだしも下巻に至っては「バトル・ロワイアル」そのままで読み進めるのが辛くなりました。
評価は高いのですがミステリーとは言えない気がします。
特に後半、生徒の皆殺しなんて頭のいい教師にしては？？？
最後のオチ（？）も予想の範囲で、長々とバトル・ロワイアルを書く意味があるのだろうか？
前半だけで終わりにしておけばもう少し悪の教典（？）らしくなったのでは・・・。
後半はあまりにも荒唐無稽すぎます。

2011/05/03

読了後、映画化するなら蓮実の役は誰が一番合うかなぁーと考えたり。(堺雅人あたりはどう…？)その程度しか語る事がない本だった。

2011/05/02

下巻も面白かったけど、そこまでやるか？的な感じで、
面白みがやや失速。
でも、数時間で一気に読んだ。
怖いー！って感じではなかったけど、ドキドキドキドキした。

2011/04/30

こちらも400ページ超で持ってるのも疲れるけどさっくり読める。
どちらかというと、湊かなえの「告白」の方が狂気じみてて好きかもしれない。

2011/04/30

上巻から続き一気読みでした。

でも下巻の最後の方はもう・・なんか違う世界になったかのよう。
しかも、登場人物達の行動にイライラするし、都合よい部分も
多々あって少し興ざめした部分も。
なのでドキドキした上巻は★５で下巻は★４で。。

最後まで爽快感はないです。
でも実際にこういう人間がいるってのは事実。
凶悪な連続殺人者の前頭葉って普通の人と違う事が多いらしいです。
まさに感情の欠落なんだろうなぁ。
そういう人間が自分の周りにいない事を願うしかできないのです。

2011/04/29

後半、面白みが失速。
捕まるのは当たり前だがそこを何とか小説らしい何かがあればなー
お粗末でした。

2011/04/27

話のテンポの良さと同じくらいのペースでじゃんじゃん人が死んでいきます。危機迫る極限状態で見せる行動はそれぞれ個性が出てて面白かった。最初、一クラス分の登場人物を把握しきれなかったけど、いつの間にか容姿や表情、言い方などどんどん想像できて話に飲み込まれていった。ただ、最後がちょっとお粗末に感じたかも。『そして粛正の扉を』と『告白』を足して2で割った感じ。エンタメ性高しで、一気に読める。色んな賞に取り上げるのも納得の本

2011/09/06

凄まじい話なのにリーダビリティは抜群。生徒を皆殺しにするという強烈な悪行を描いているのに、さほどいやあな気持ちにならない。陰湿さのない「明るいサイコパス」などというものを成立させ、かつ、トンデモ本ではなくエンターティンメントとしてきっちり仕上げてある豪腕ぶりに感嘆した。評判になったはずだなあ。でもやっぱりなかなか手が出なかった予感通り、読んで良かったとは思えないので★三つ。