遠まわりする雛 の商品レビュー
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古典部シリーズ4。 高校の1年間を書いた短編集。表題作がほろ苦い。アオハルだねー。姉はそれほど出て来ず。 あきましておめでとうは、飽きるじゃなくて開くなんだね。
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距離感。 千反田さんとパートナーになるってのはそういうことだよね。 多分、省エネで生きるのとは程遠い人生になるのだと思う。 福部くんもそうだけど、いつまでも時間がある、関係性は引き延ばせるなんて思っているのなら、大間違い。 決めないうちに決めることすらできなくなるよ。
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古典部シリーズの四作目かな。 正直なところ、少し飽きが来ている。 とりあえず、「ふたりの距離の概算」は手元にあるので読みますが。 それはさておき、本作は短編集。キャラクターの性格とかの補完にはちょうどよかった。 主要人物4人は、やはり癖が強い。ちょっと嫌な面もありますが、それも含...
古典部シリーズの四作目かな。 正直なところ、少し飽きが来ている。 とりあえず、「ふたりの距離の概算」は手元にあるので読みますが。 それはさておき、本作は短編集。キャラクターの性格とかの補完にはちょうどよかった。 主要人物4人は、やはり癖が強い。ちょっと嫌な面もありますが、それも含めて。 ちなみに推理物というには中身がなかったように思う。。。
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愚者のエンドロールやクドリャフカみたいな話が繋がってる長編?のも好きだけど、ここの本のような短編集がとても好き。 古典部シリーズの中で一番好き。 アニメでは恋愛多めの感じだった。 平和なミステリがとても好きなのでこの本はお気に入り
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【再読】何回読み返しただろうか。このシリーズ、生産性のなさそうな会話が大好きなんだよなぁ。淡々としてるのに面白い。あと、それぞれの章の名前も好き。"あきましておめでとう"は、そういうことか!という大きな驚きじゃないけど、ちょっと笑ってしまう、好き。
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タイトル回収がすごい綺麗でこれぞ小説のタイトルだよなあ、って思った。あとがきでほのぶーも触れてるけど。古典部シリーズはdアニメストアで動画観進めたかったから、クドリャフカを読んだりしてたんだけど、これは短編集でサラッとそこまでエネルギー必要とせずに読めた。久しぶりの感覚かもしれな...
タイトル回収がすごい綺麗でこれぞ小説のタイトルだよなあ、って思った。あとがきでほのぶーも触れてるけど。古典部シリーズはdアニメストアで動画観進めたかったから、クドリャフカを読んだりしてたんだけど、これは短編集でサラッとそこまでエネルギー必要とせずに読めた。久しぶりの感覚かもしれない。でも、そこまでグアっと引き込まれて読むってこともなかったかな。 ただキャラはみんなそれぞれ馴染みがあるから親しみをもってサクサク読み進められた。アニメは若干ホータローとえるの恋愛?要素強めな部分があったかな。 福ちゃんとまやかの進展はアニメオリジナルっぽいけど、たしかほのぶーも脚本協力してるみたいな噂を聞いたことあるから、ほのぶーもそれでいいって思っているのかな。 あらすじだけ見たけど、『ふたりの距離の概算』が面白そうだから早く読みたい。
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今作は短編集だけど、全体通してみるとアニメよりも好きだと言える一冊だった。 アニメから入ったために、〈古典部〉シリーズはどうしてもアニメ版と比してしまう。「正体見たり」や「手作りチョコレート事件」は、ゆえにちょっと評価が難しい。話としての収まりはアニメのが好みだけど、余韻があ...
今作は短編集だけど、全体通してみるとアニメよりも好きだと言える一冊だった。 アニメから入ったために、〈古典部〉シリーズはどうしてもアニメ版と比してしまう。「正体見たり」や「手作りチョコレート事件」は、ゆえにちょっと評価が難しい。話としての収まりはアニメのが好みだけど、余韻があるのはどちらかと言えば小説だろうな、と思う。 一方で表題作は、アニメだと締めのエピソードとしてどうなんだろう、と感じたけど、小説は中々どうして味わい深い。全編通して、謎そのものよりも人間関係にやや重点が置かれていたように見える、この一冊を締めくくるに相応しい一編だった。 奉太郎がちょっとえるに惹かれそうになっているのが、よりはっきり分かるのも個人的には高ポイント。田舎の祭りっていう題材も好みで、この一編に関しては、はっきり小説の方が好きだと断言できる。
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古典部シリーズの短編集。 一つ一つの話が程よい長さで読みやすかった。 相変わらず日常系ミステリー。 ドキドキはないがワクワクはあった。
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古典部シリーズ。 学校内、夏休みの合宿、正月、バレンタイン、地元の祭りなど一年間に起きた古典部の絡んだエピソードが短編で書かれている。 日常にあるちょっとした謎を、部員の千反田えるが「気になります」と言い出し、それを主人公のホータローが解決するパターン。 ホータローはやらなくてい...
古典部シリーズ。 学校内、夏休みの合宿、正月、バレンタイン、地元の祭りなど一年間に起きた古典部の絡んだエピソードが短編で書かれている。 日常にあるちょっとした謎を、部員の千反田えるが「気になります」と言い出し、それを主人公のホータローが解決するパターン。 ホータローはやらなくていいことなら極力やらない省エネ的な考えの持ち主だが、一年間古典部のメンバーと付き合ってきて少しずつ変化が見られてきた。 中学からの親友である里志にも変化があり、それに影響されてか、それぞれの心境や考え方に変化が起き、成長していく過程が少しずつ描かれるようになり、この先日常の謎解きを通じて登場人物たちがどのように変化していくのか気になる。 日常の謎なので、殺人などの犯罪は起きないので、そういうのが苦手な人向けの本。 前作までは真面目な心境を登場人物たちが話すことはなかったので、今作はびっくりした。
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短編集。前作3冊を読んだ後の方がいいと思います。ここでは4人が一年かけて成長し関係を微妙に変えていくのがわかります。私は高校生の時、彼らのように信念を持ったり周りを見たりと、こんなにしっかりしていたかしら。それぞれが抱えている家庭の事情もありますが4人共大変な精神力を持っていると...
短編集。前作3冊を読んだ後の方がいいと思います。ここでは4人が一年かけて成長し関係を微妙に変えていくのがわかります。私は高校生の時、彼らのように信念を持ったり周りを見たりと、こんなにしっかりしていたかしら。それぞれが抱えている家庭の事情もありますが4人共大変な精神力を持っていると感心します。2年生になった彼らも楽しみです。
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