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遠まわりする雛 の商品レビュー

3.9

400件のお客様レビュー

  1. 5つ

    72

  2. 4つ

    178

  3. 3つ

    93

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2021/05/25

古典部シリーズ第4弾。 今回はホータローくんと千反田えるちゃんの関係に焦点を当てた短編集。 謎解き要素は薄め。 里志の行動は正直どうよと思ったけど、まぁそれも青春なのか。

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2021/05/14

古典部シリーズの短編、面白かった。特に、心あたりのある者は以降が。奉太郎のえるに対する心情の変化に、ニヤニヤした。

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2021/04/26

死ぬことがないミステリー古典部シリーズ。神山高校を舞台に、日常に潜むちょっとした事件を折木奉太郎と千反田える達古典部メンバーが解決していきます。今作はシリーズ初の短編集。今までの作品の合間に起こったエピソードが描かれています。同じ部活のメンバーといったかかわり方から一人一人の距離...

死ぬことがないミステリー古典部シリーズ。神山高校を舞台に、日常に潜むちょっとした事件を折木奉太郎と千反田える達古典部メンバーが解決していきます。今作はシリーズ初の短編集。今までの作品の合間に起こったエピソードが描かれています。同じ部活のメンバーといったかかわり方から一人一人の距離がぐっと近づいていく様子が描かれる本作。高校生活という、限定された期間しかできない過ごしかた、それぞれの思いのすれちがい。ボーイミーツガールの醍醐味といえるのではないでしょうか?甘酸っぱい内容の後に、独特の苦みが絶妙な読後感となっております。『満願』などに代表されるように作者の短編集は秀作ばかり無駄がない素晴らしい出来栄えとなっています。読み進めてきた本シリーズ、既刊がのこり2冊となってしまいました。

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2021/04/20

古典部シリーズ四作目『遠回りする雛』 今回の作品は古典部の1年間を 短編集として振り返る1冊 物語を通して登場人物の仲の深まりや 相手に対する思いが描かれている。 また少し未来を予感させる結末 遠回りした雛の行き着く先とは

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2021/01/31

古典部シリーズ4作目。 7つからなる短編集。 1年間にあった今までの事件以外が描かれています。 なんだかんだ折木はいろいろなことをやっている感じ。 みんあなどうなっていくのでしょう。

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2020/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

古典部の短編集で、関係性の変化が見えて面白かったです! 里志と摩耶花の話が特に良かったです! 今までの作品を読んでると、両想いに見えるのになんでくっつかないんだろう?ともどかしい気持ちでしたが、今回の話でなるほどと思わされました。 ただ全部を理解しきれないので、今後に期待です…!

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2020/09/10

「あきましておめでとう」と「遠まわりする雛」がお気に入り。 時間が経つにつれてホータローの心情とか関係性の変化が見て取れるのがいい。

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2020/08/28

本当に何気ない高校生活に、ちょっとした謎が織り込まれている。読みながら「奉太郎たち、青春してるなあ」と、ほっこりさせられました。  印象深いのは、奉太郎の“省エネ”主義でありモットー「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」が、少しずつ変化している...

本当に何気ない高校生活に、ちょっとした謎が織り込まれている。読みながら「奉太郎たち、青春してるなあ」と、ほっこりさせられました。  印象深いのは、奉太郎の“省エネ”主義でありモットー「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」が、少しずつ変化している点である。そして、えるに対する恋心も少しずつ、着実に成長している。  後者は特に印象的で、読みながらニヤニヤしてしまった。良いぞ良いぞぅ、青春してるなあ! おばさんは、ちょびっとずつ進んでモヤモヤさせられる系のラブな話が好きです! うへへ、かわいい!! https://note.com/azumakoyomi/n/nb249a9afd56d?magazine_key=md07bfa4281be

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2020/08/12

〈古典部〉シリーズ4作目は、前3作品の間を繋ぎながら1学期・夏休み・2学期・冬休み・3学期・春休みの出来事を描いた7つの短編集 春休みの「遠まわりする雛」がすき 千反田の地元で毎年行われる“生き雛まつり”のハプニングにまつわるエピソード 小さいけれど、古くから伝わる伝統を守るた...

〈古典部〉シリーズ4作目は、前3作品の間を繋ぎながら1学期・夏休み・2学期・冬休み・3学期・春休みの出来事を描いた7つの短編集 春休みの「遠まわりする雛」がすき 千反田の地元で毎年行われる“生き雛まつり”のハプニングにまつわるエピソード 小さいけれど、古くから伝わる伝統を守るため右往左往する大人たち タイトルにいろいろな意味が込められてるのも◎

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2020/07/29

再読。古典部シリーズ第四弾にして短編集。昔読んだ時より面白く感じたのは自身が年を取った故か…。それにしても本書にはどの話にも青春の甘さも苦さも混じっている。最初の「やるべきことなら手短に」の折木奉太郎はその青春にもみくちゃにされて、最後の話になる「遠まわりする雛」の折木奉太郎へと...

再読。古典部シリーズ第四弾にして短編集。昔読んだ時より面白く感じたのは自身が年を取った故か…。それにしても本書にはどの話にも青春の甘さも苦さも混じっている。最初の「やるべきことなら手短に」の折木奉太郎はその青春にもみくちゃにされて、最後の話になる「遠まわりする雛」の折木奉太郎へとなった。青春は輝かしいものだけではないけれど紛れもなく輝いているのがわかる一冊。

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