遠まわりする雛 の商品レビュー
古典部シリーズ初の短編集。青春とは苦いものですな…。まぁ、私が高校生の時は専ら部活動に励んでいたから経験することはなかったが。
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アニメ「氷菓」の文庫本 第4弾 ・女郎蜘蛛の会 ・千反田が数学教師に怒った理由 ・温泉旅行 ・心あたりのある者は ・袋のねずみ ・バレンタイン ・生き雛まつり
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今までのシリーズで、あれ?と思ったところもこの第4巻でじわじわと謎が解けてきた感。 この1冊でホータローたちの高校1年生の1年間をまるっと追いかけることができる。だからみんなの心の動きも掴みかけてきたと思うし、自分ももう一度高校生に戻った気分。 季節と深くかかわる内容も、タイト...
今までのシリーズで、あれ?と思ったところもこの第4巻でじわじわと謎が解けてきた感。 この1冊でホータローたちの高校1年生の1年間をまるっと追いかけることができる。だからみんなの心の動きも掴みかけてきたと思うし、自分ももう一度高校生に戻った気分。 季節と深くかかわる内容も、タイトルも全部すきだなあ。 最近はこのシリーズをずっと読んでいるので、どんどんキャラクターにも愛着がわいてきた、、わたしも高校に入りたい、、
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短編七つ。 古典部の面々の関係が少しずつ進展していく感じ。これまでの長編に比べれば、巻としてのスパンは長いわけだから当然と言えば当然なのだが、バレンタインと生き雛祭でははっきりと心情が変わっていると思う。 「正体見たり」では最後に1シーン付け加えたアニメのほうが好みだな。
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本シリーズ初の短編集。ふとした日常のミステリを描くには、こういう形態の方が適しているのかも、って思いながら読み進んでた。それぞれの物語の時期が微妙に違ってて、少しずつ時間の流れも進んでいく構成も素敵。面白かったす。
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日常のミステリーを解く〈古典部〉シリーズの第4弾で今回は春からまた次の春までの四季を追う短編集。 いやー大変風情がありました。 アニメから入った私としてはいまいち理解し切れていなかった里志や奉太郎、はたまた千反田のさまざまな心情を補完出来たので大満足。 順序はバラバラになって...
日常のミステリーを解く〈古典部〉シリーズの第4弾で今回は春からまた次の春までの四季を追う短編集。 いやー大変風情がありました。 アニメから入った私としてはいまいち理解し切れていなかった里志や奉太郎、はたまた千反田のさまざまな心情を補完出来たので大満足。 順序はバラバラになってしまいましたが〈古典部〉シリーズで未読なのは『クドリャフカの順番』のみ。 早く読みたい。
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古典部シリーズの短編集。古典部メンバーの距離感が変わっていく巻。里志と摩耶花、ホータローとえる。表題作のラストはにやにやが止まらない。ホータロー、お前って奴は。それはそうと、鮮やかに咲いた桜の下を歩いていく雛行列は見事だろうなぁ。絶景かな、絶景かな。
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古典部シリーズ4作目。短編集。雛の話はアニメ番でも良いなあと思いましたが、原作でも良いですね。今までの話のなんてことないと思ってたところが掘り返されて、物語に影響を与えているのが面白いですね。
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※このレビューにはネタバレを含みます
このシリーズはどれも学園ドラマの 平凡でありながら誰しもが懐古する甘酸っぱさやほろ苦さが描かれていて とても好きなのだが この巻も非常に好き。 全てのエピソードが流れて繋がっていく感じと タイトルの付け方が秀逸だと思う。 生き雛が遠回りをして行列を作った、ということは勿論のこと まだ若い彼らが遠回りしつつも前に進んでいく様を感じ 爽やかな感動が得られる作品だと思う。
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古典部シリーズが続いて、なんでここでいきなり短編集?って思ったけど季節を通してこうした短い話を読むと四人の心境の変化がよくわかって、最終的に、わたしは古典部シリーズで一番良い本だと思えました。 小さなミステリーと並行して進んでいくそんな心境の変化は、すごく甘酸っぱかったです。女子...
古典部シリーズが続いて、なんでここでいきなり短編集?って思ったけど季節を通してこうした短い話を読むと四人の心境の変化がよくわかって、最終的に、わたしは古典部シリーズで一番良い本だと思えました。 小さなミステリーと並行して進んでいくそんな心境の変化は、すごく甘酸っぱかったです。女子に対する気持ちを男子ってどう表現したらわからないんだな。ここに出てくる男子はどちらも自分に不器用で愛しいと思います。 アニメも必見です。わりと原作に忠実に再現されているので、まだ見ていない方はぜひ見てください。
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