遠まわりする雛 の商品レビュー
古典部シリーズのいぶし銀 – 米澤穂信『遠まわりする雛』感想 http://vanshiptrip.caprug.com/20131212/850/
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短編でイベント毎に自称省エネ主義ほーたろーくんが巻き込まれて推論をたてて自己解決していくお話。バレンタインはちょっと切ないですがいつかふくちゃんがこだわりをまた持ってくれたら。生き雛祭はちょっと見てみたくなりました。ほーたろーくんとふくちゃんは行き着くところはそっくりなんですね。...
短編でイベント毎に自称省エネ主義ほーたろーくんが巻き込まれて推論をたてて自己解決していくお話。バレンタインはちょっと切ないですがいつかふくちゃんがこだわりをまた持ってくれたら。生き雛祭はちょっと見てみたくなりました。ほーたろーくんとふくちゃんは行き着くところはそっくりなんですね。将来が気になります。先生が授業進捗を間違えた話はわかりました。ちょっと嬉しい。それほど簡単なんでしょう。きょうだいの話は私も一人っ子なので共感しますが現実は甘くないですよね。閉じ込められる話は必死さが伝わります。それにしても校内放送の意味といい、よく思いつく頭です、羨ましい。私も普段から周りをよく見て考える事を覚えたくなりました。
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古典部シリーズ4作目。春夏秋冬で起きた小さい出来事のお話し。この作品で古典部4人のことを更によく知ることができた。でもちょっと盛り上がりに欠けたかな。
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ミステリ?キャラ読みですけど何か? …と言いたくなる、青春色の濃いシリーズ4作目。表題作でめんどくさいロジックなしにホータローとえるが進展して満足。 ゆっくり読んでいたこのシリーズで初めて、次作が早く読みたいと思った。たとえ里志が痛さ倍増でも。
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旅館の姉妹の話が後味悪いかな…アニメの方は補完してくれたけど。あと、バカな私には福部くんの考えがよくわかりません。ごめんなさい。 それ以外は短編だけど、面白さが詰まってます。四季の流れも感じられる、古典部の日常。
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古典部シリーズ オムニバス ホータローとちーちゃん多め 「心あたりのある者は」と「あきましておめでとう」が好きかな
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「省エネ主義」の淡々とした主人公に大いに共感。 飄々としつつも笑いのツボを押さえた「自己ツッコミ」に 何度も笑かされました(^ ^ 「...そう思うと、折木さんが帳の向こうで 舌を出しているような気さえしたんです」 「舌は出してなかったぞ」 「じゃあ何を出したんですか」 それ...
「省エネ主義」の淡々とした主人公に大いに共感。 飄々としつつも笑いのツボを押さえた「自己ツッコミ」に 何度も笑かされました(^ ^ 「...そう思うと、折木さんが帳の向こうで 舌を出しているような気さえしたんです」 「舌は出してなかったぞ」 「じゃあ何を出したんですか」 それを尋ねられるとは思わなかった。 ...というやりとりに吹いた(^ ^; もちろん、ただのお笑いでもなく 私の好きな「日常の謎」の話だし、 もどかしいほどにピュアな恋バナもあり(^ ^ 若者向けだが、おっさんでも充分楽しめました。
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短編集ーってことで気楽に読み始めたけど、メイン4人の関係に迫るなかなか読みごたえのある作品でした。 部活が始まって間もないころから新学期が始まるあたりまでのお話。 最後の2編。「手作りチョコレート事件」と「遠まわりする雛」が伊原と里志、千反田とホータローの関係を描いていて次巻がまた楽しみな感じに。 古典部シリーズもやはり順番通りに読んで正解なシリーズなので、通し番号を付けてほしいと思うのでした。
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古典部シリーズ。 今までは一冊で一つの事件でしたが、この巻は古典部にまつわるいくつかの短編が収録されています。 1巻が入学してすぐ。 2巻が夏休みから文化祭開催まで。 3巻が文化祭当日。 このそれぞれの間に起こった出来事、または3巻終了後の話など、 読んでいて、今まで語られなかった出来事の中でそれぞれに何があったのか、どうやって仲を深めていったのかがわかって面白かったです。 いうなら、ホータローたちの日常?みたいな。 特に、最後の遠まわりする雛が一番好きです。ちーちゃんについ見惚れちゃうホータロー、可愛いですねー!(笑)
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