論点思考 の商品レビュー
フレームワークでしらみ潰しに見ていくというよりは、目星付けてそこを起点にやってみるというのが意外だった。ビジネスにおいてはスピードが大事ということの現れ。
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2010年刊行。出てくる事例はその時代のものだが、考え方は普遍。とくにAI時代においては、人間が差別化できるのは「課題を設定すること」になるので、十数年を経てますます重要性が高まっていると思う。 著者の内田和成さんは、『仮説思考』と『論点思考』はセットになる考え方で、どちらを先...
2010年刊行。出てくる事例はその時代のものだが、考え方は普遍。とくにAI時代においては、人間が差別化できるのは「課題を設定すること」になるので、十数年を経てますます重要性が高まっていると思う。 著者の内田和成さんは、『仮説思考』と『論点思考』はセットになる考え方で、どちらを先に読んでもよいとあとがきで述べている。 個人的には、『仮説思考』の考え方も出てくるので、刊行順に沿って『仮説思考』を先に読むのがよいと思う。いずれにせよセットで読むべき。
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仕事をより効率的に進めたい、仮説の筋をよくしたいとの想いで読了。 論点とは何か、から論点をどう導くかまで説明されている。内容は難しいので何周もしないと自分のものにならない。
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大きな問題と言われる社会課題に関して、どこに目を向けるか、目的は何であるのかを意識させられる一冊。少子化や地球温暖化は真の論点ではない。思考がより深まった。
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自分がいかに何も考えずに仕事をしているかを実感させられた。 上司に言われた課題とその論点を鵜呑みにしてただその通りに遂行する作業者になっていた。 与えられた論点を疑いほかの並立する論点がないか考える、上位論点を考える、二つ上の立場になって考える。これらはほかのビジネス本でもよく...
自分がいかに何も考えずに仕事をしているかを実感させられた。 上司に言われた課題とその論点を鵜呑みにしてただその通りに遂行する作業者になっていた。 与えられた論点を疑いほかの並立する論点がないか考える、上位論点を考える、二つ上の立場になって考える。これらはほかのビジネス本でもよく見ることなのできっと重要なんだろう。 特に立場を変えて考える、すなわち視野や視座を変えることは、視野が狭まりがちな自分にとっては気をつけるべき点だと思う。 論点の筋の良し悪しは、これが解決すれば業績が良くなるなどが見えているか、インパクトが、あるかどうかである。これは当然といえば当然だが,実際の業務中には見逃しがちな思考なので意識したい。 論点を絞り込む上で、仮説をもとに当たりをつける必要があるが、結局は経験が必要なので、日常生活から問題意識を持って論点思考を磨いていきたい。 そのほか、他業界や他分野の事例のアナロジーから考えるなどの論点を絞り込む上で役立ちそうな方法論も豊富で面白かった。
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大論点を見極めること、困難な論点よりも確実に結果を出せる論点を見つけること、柔軟な視点で課題を見ること、現場、相手の視点に立って課題を見ること。虫の眼と鳥の眼、2つ上の立場から考えること。
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コンサル業界に勤めているものの、仮説思考や論点思考が苦手であるため購入。1つ1つの論点を説明するためにすべて具体例をを用いており、頭に入りやすかった(ここまで論点に拘って日々の課題に取り組まないといけないのかともおもいなおすきっかけにもなった)。特に、「上位概念の論点を考える」は...
コンサル業界に勤めているものの、仮説思考や論点思考が苦手であるため購入。1つ1つの論点を説明するためにすべて具体例をを用いており、頭に入りやすかった(ここまで論点に拘って日々の課題に取り組まないといけないのかともおもいなおすきっかけにもなった)。特に、「上位概念の論点を考える」は意識したい(構造化の際、ある論点を起点に上位概念の論点を考えることで、横にある論点を浮かび上がらせる手法)。また、論点思考力を高めるためには①視野(普段あまり気にしないとこまで)②視座(2つ上のポジションの目線)③視点(切り口) ◾️切り口の方法 ①逆から考える ②業界最下位だったらどうするか ③現場目線で考える ④両極端に振って考える ⑤ロングレンジで考える ⑥自然界からの発想 ⑦日常生活からの発想 ⑧ ⑨ ⑩
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いますぐ活用できる思考法ではないのは確かだが、何が論点かを意識し続けることで問題設定の精度が高まりそう、と感じた。 問題設定の精度の高さに、解きやすい問題か、という基準があるのが面白かった。解きやすく効果が出る問題を解けると良い。 著者はコンサルだが、クライアントの依頼を受けると...
いますぐ活用できる思考法ではないのは確かだが、何が論点かを意識し続けることで問題設定の精度が高まりそう、と感じた。 問題設定の精度の高さに、解きやすい問題か、という基準があるのが面白かった。解きやすく効果が出る問題を解けると良い。 著者はコンサルだが、クライアントの依頼を受けるときにまずその依頼内容を疑う、という。その依頼内容は解くべき問題ではないことの方が多いという。 仕事でアプリを作っているが、アプリのバグの原因は何だろう、と考えるときに、経験と一次情報がモノをいう。論点を見つける際には経験が間違いなく必要だし、一次情報も必要。 経験に関して言えば意識し続けるしかない。一次情報はその時々で集めることになるが、一次情報を理解するための知識は学び続けられると良い。結局は自分の行動次第で論点思考を身につけられるかが決まる。
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解くべき課題、その中でより解く意味があり解ける可能性が高い課題=論点を見い出す方法について書かれた本。仮説思考に続いて抽象的な内容ながらも思考の流れや組み立て方が非常にイメージしやすくまとめられていた。いかに解くか、の前に何を解くか、の設計がどの業務においても重要だということを改...
解くべき課題、その中でより解く意味があり解ける可能性が高い課題=論点を見い出す方法について書かれた本。仮説思考に続いて抽象的な内容ながらも思考の流れや組み立て方が非常にイメージしやすくまとめられていた。いかに解くか、の前に何を解くか、の設計がどの業務においても重要だということを改めて感じた。
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読み終わるまでに視野・視座・視点を上げて論点を設定することを刷り込んでもらえる。 ただ、結局は経験を積んで自分で論点が導けるようになる必要があると言われているようで、欲を言えば本書内でそこまで引っ張り上げてほしかった。
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