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論点思考 BCG流問題設定の技術
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2010/02/11 |
JAN | 9784492556559 |
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4.1
253件のお客様レビュー
「論点」とは、ビジネスにおいて成果を上げるための真の問題のことを指す 有限な時間・人員の中で解くべき問題を設定する。 論点思考の4つのステップ #必要なステップのいくつかを行う。順番も行きつ戻りつする ・論点設定 ①論点候補を拾い出す ②論点を絞り込む ③論点を確定する ...
「論点」とは、ビジネスにおいて成果を上げるための真の問題のことを指す 有限な時間・人員の中で解くべき問題を設定する。 論点思考の4つのステップ #必要なステップのいくつかを行う。順番も行きつ戻りつする ・論点設定 ①論点候補を拾い出す ②論点を絞り込む ③論点を確定する ・論点確認・確定 ④全体像で確認する 問題点と論点の違い ・問題点:現象・観察事実 ・論点 :真の問題。一見して分かる問題点ではない 問題点から「なぜ」を繰り返し、課題の真因に迫っていく 論点は動く:動的なもの。 ・人によって異なる(誰の立場から問題点を見るかによる) ・環境とともに変化する (競争相手からの新製品発売など) (創業当初:事業成功、10年後:存続し続ける) ・進化する(仕事を進めるにつれて新たな論点が浮かび上がる) 論点を絞り込む ①当たりをつける 自分の経験や考察を基にする、なぜを5回繰り返す=仮説思考 ②筋の良しあしを見極める 3つのポイント ・解決できるか →解けない問題にチャレンジしても成果は上がらない 解ける確率の低い問題も同様 ・解決できるとして実行可能(容易)か ・解決できるとしたらどれだけの効果か あれもこれもでは結局何もできない。 戦略とは捨てることなり=トリアージ(救急医療での治療の優先度決め) 経験が当たりの精度を高める 全体像で確認する プロービングを行う: こちらから刺激を与えることで相手の反応を引き出し、本質を探る ・質問して相手の話を聞く ・仮説をぶつけて反応を見る ・現場を見る、一次情報にこだわる 相手の発言の真意、意図、バックグラウンドを考える 相手の靴に自分の足を入れる:相手の思考パターンで考える (自分の頭の)引き出しを参照する ・アナロジー(類似事例) ・顧客視点で見る ・鳥の眼、虫の眼で考える ・過去の経験を参照する 論点を構造化する ロジカルシンキング(イシュ―ツリー、MECE、ロジックフロー)は使わない →自分の論点の検証のために使うのみ。 論点を見つけてから構造化する:BCG流は巷の方法とは全く逆 上位概念の論点を考える 大論点、中論点、小論点に分ける 虫食いのツリーを作る:論点項目がわからないものはそのまま枠だけ置く 論点レベルの違いを意識する メンバーへの課題の与え方 シャチについての問い ①シャチは魚か:仮説に基づいた質問 ②シャチは魚か哺乳類か:白か黒かをはっきりさせる論点 ③シャチは何類か:オープンな質問 ④シャチはどんな生物か:ただの質問 →③を背景として説明したうえで、②で依頼する ①だと論点を見落とす可能性がある、メンバが自分で論点を考えない メンバの力量に応じて論点のレベルを使い分ける 人材育成のためには仮説より論点を与える 問題解決のプロセスは以下を行きつ戻りつするのが現実 ・問題発見フェーズ ①論点設定(仮説):数多くの論点候補から仮説思考であたりをつける ②論点整理・確定 ・問題解決フェーズ ③解説策(仮説):数多くの解決策候補から仮説思考であたりをつける ④解決策検証:①または③に戻る可能性あり ⑤解決策 ・実行フェーズ ⑥実行
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論点の立て方やいい論点の特徴など、論点思考の方法からメリットから詰まってる。 論点を間違えると議論が全然違う方向へいってしまうことが理解出来た。 抽象的なことが多く理解しきれていない部分も正直多い。何度も読み返して、仕事など実践の中でも活かして知識として定着させていきたい。
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フレームワークでしらみ潰しに見ていくというよりは、目星付けてそこを起点にやってみるというのが意外だった。ビジネスにおいてはスピードが大事ということの現れ。
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