論点思考 の商品レビュー
解くべき課題、その中でより解く意味があり解ける可能性が高い課題=論点を見い出す方法について書かれた本。仮説思考に続いて抽象的な内容ながらも思考の流れや組み立て方が非常にイメージしやすくまとめられていた。いかに解くか、の前に何を解くか、の設計がどの業務においても重要だということを改...
解くべき課題、その中でより解く意味があり解ける可能性が高い課題=論点を見い出す方法について書かれた本。仮説思考に続いて抽象的な内容ながらも思考の流れや組み立て方が非常にイメージしやすくまとめられていた。いかに解くか、の前に何を解くか、の設計がどの業務においても重要だということを改めて感じた。
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読み終わるまでに視野・視座・視点を上げて論点を設定することを刷り込んでもらえる。 ただ、結局は経験を積んで自分で論点が導けるようになる必要があると言われているようで、欲を言えば本書内でそこまで引っ張り上げてほしかった。
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顧客の問いに対する解像度が低い。ヒアリングが下手。論点が浅い。と上司に言われ、何を言ってるのかよくわからないのでそれに近い本を読むようにしていますシリーズ① 響いたこと 「論点とは」 ・論点と現象を見極める →「現象」「観察事実」から一段踏み込んで、これだけ解決すればインパクトがあるという「へそ」を導き出すことが大事 →誰にとっての、を考えることがポイント →論点は動く(作業や議論で別の論点が見ることもある) 例えば、、、「売上が横這い、利益率が低下」 ⭐︎業界が成長しているにも関わらずg社だけが売上横這いで利益率が低い ⭐︎過去においては本業が鈍化する段階で必ず新規事業がタイミングよく出てきたが、最近は全く出てこない。 ⭐︎今は売上が低く利益率が低いものに注力しているから〜 なのか、背景事情により、だいぶ論点が変わる 一般的な問題は論点にならないことも多い なので、なるほど〜で止めない(重要) 本当にそれが論点なのか?と必ず考えよう 「論点の見つけ方」 〜あたりをつける〜 ⭐︎比較的白黒つけやれそうなところから考える 例えば売上横這い利益率低下 ・それは長期か短期さ ・部門で起きてる問題なのか。全体の問題なのか ・業界全体なのか、固有の問題なのか ⭐︎なぜ、を五回繰り返す 〜スジの善し悪しを見極める〜 ⭐︎インパクト、実現可能性 ターゲットセグメント、ターゲットミックスなど、企業の施策により変わる ⭐︎全体像を見極め、論点を確定する ・質問を見つけて反応を見る→仮説をぶつけて反応を見る→現場(私なら顧客)を見る 論点が明確かどうかは直感であり客観的に深めることが大切 ⭐︎依頼主の真意を探る 発言の真意、意図、バックグラウンドを考える 〜論点を構造化する〜 ・拾い出した論点を整理する ロングリストで書き出す→グルーピングする その後に上位概念の論点を考える 簡単に考えられないときは虫食いのツリーを作る →そうすれば大論点中論点見えてくる
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やっぱり論点が大事だと思い、改めて読んでみた。 内田さんの本は、いつも大事なことが書かれていない気がする。 結局、どうやって、論点を設定するのか。 これ。 何が論点か。 なぜ論点が大事か、はわかる。 問題は、どうやってやるか。 でも、 論点は人によって異なる 同じ人でも...
やっぱり論点が大事だと思い、改めて読んでみた。 内田さんの本は、いつも大事なことが書かれていない気がする。 結局、どうやって、論点を設定するのか。 これ。 何が論点か。 なぜ論点が大事か、はわかる。 問題は、どうやってやるか。 でも、 論点は人によって異なる 同じ人でも時が経てば異なる論点をもつ 真の論点は隠されている 顧客の言う論点も疑え など、態度は役立つ
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■感想 自分が既に持っているものだった 間違った論点で考えていては、時間を無駄にしてしまう。おっしゃるとおり いま、自分が何を考えなくてはならないのか明確にしたい ■気づき 論点が囲碁と一緒というのは私にはわかりやすかった 布石や碁盤全体や後で効いてくる手があったりする ■ToD...
■感想 自分が既に持っているものだった 間違った論点で考えていては、時間を無駄にしてしまう。おっしゃるとおり いま、自分が何を考えなくてはならないのか明確にしたい ■気づき 論点が囲碁と一緒というのは私にはわかりやすかった 布石や碁盤全体や後で効いてくる手があったりする ■ToDo まずは疑う、ロジカルシンキングの基本 解決・行動に重きを置く。正しい間違いではない、できて成果が得られるか https://self-methods.com/rn-issue-thinking/
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解ける問題に取り組む、ここがとても重要と感じた。ともすると会社では網羅的に問題に取り組み、すぐに解けない問題、今のリソースでは解けない問題に直面する。結局解けないものに時間をかけても無駄なので、論点を明確にして見極めたいと思う。
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論点思考と仮説思考の明確な棲み分けが分かった。 明確には棲み分けられないのだが。 論点思考は問題を特定するプロセスのことで、仮説思考は問題を解決するための思考プロセス。
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・本当にそれが論点か? ・①論点は人によって異なる ②環境とともに変化する ③論点は進化する ・論点は点ではなく、動的でダイナミックである。 ・論点は無数にあるが、結局は相手次第。クライアントがなにを望んでいて、なにを望んでいないのかを考えて論点を設定していく。 ・たとえ反論されても、その場で一旦話を聞く。傾聴してクライアントはどこに引っ掛かっているのかを解きほぐす。そして上司に報告するので、上司が意思決定しやすくなる。無理に言いくるめても、結局納得していないことがほとんど。
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論点=成果を出すために説くべき真の問題 前著の「仮説思考」の芋づるで読了。 BCGでトップレベルの問題解決を積んだ内田和成さんの引き出しの胸を借りることができた。 (後半の10パターンはとりわけ目から鱗) 目的意識を原点として、視野・視座・視点の三要素である論点を思考する、とい...
論点=成果を出すために説くべき真の問題 前著の「仮説思考」の芋づるで読了。 BCGでトップレベルの問題解決を積んだ内田和成さんの引き出しの胸を借りることができた。 (後半の10パターンはとりわけ目から鱗) 目的意識を原点として、視野・視座・視点の三要素である論点を思考する、という引き出しを得られたことが最大の収穫。 教え子の学生さんの添削も入っているとのこと。 内田さんの言葉は万人が理解できる視座で綴られていることに加え、例えが多く本当に読みやすい。 このタイミングで内田さんと出会えたことに多謝。
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2周目ですが、読み終えるのに3時間ほどかかりました。 ケース問題を解いていて、そもそもどうやったらこの思考になるんだろうと疑問に思い、参考になりそうな本を探した結果、本書に行き着きました。 論点思考のステップごとに章分けされてはいますが、どの章も筆者の思考プロセスが山程書かれ...
2周目ですが、読み終えるのに3時間ほどかかりました。 ケース問題を解いていて、そもそもどうやったらこの思考になるんだろうと疑問に思い、参考になりそうな本を探した結果、本書に行き着きました。 論点思考のステップごとに章分けされてはいますが、どの章も筆者の思考プロセスが山程書かれてます。なので、今この章はそもそも何を説明したいのかを常に頭に置いておかないと、情報量が多すぎてパンクしそうです。でもその情報量を理解できたら、物事を見る目は随分変わりそうです。 まだ理解が浅いので、たぶんまた読み返すと思います。 3つの気づき ・今自分が解くべき問題は何か?を考え続ける ・目に見えてる事象はあくまでも現象であり、問題とは限らない ・視野・視座・視点を変えて物事を見る
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