論点思考 の商品レビュー
22/07/16 ・問題発見プロフェッショナルの方がより具体かも。 ・論理は動く。 ・解決できない課題には手をつけない(それが例えインパクトが大きくてもできないことはできないので。むしろ早めに見切ることが必要。) 20/06/13
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読書メモ 2010年には発行されている本だが良書。 チームメンバーに説いてもらいたい課題を与えるときに4つくらいのパターンがある。 シャチについての4つの問い。 ①シャチは魚か(仮説に基づいた質問) ②シャチは魚か哺乳類か(白か黒かをはっきりさせる論点) ③シャチは何類か(オー...
読書メモ 2010年には発行されている本だが良書。 チームメンバーに説いてもらいたい課題を与えるときに4つくらいのパターンがある。 シャチについての4つの問い。 ①シャチは魚か(仮説に基づいた質問) ②シャチは魚か哺乳類か(白か黒かをはっきりさせる論点) ③シャチは何類か(オープンな論点) ④シャチはどんな生き物か(ただの質問) goodなのは③で背景を伝え、②を依頼すること。 途中
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・「あれもこれも」では結局、なにもできない。 ・与えられた問題は正しいとはかぎらない。そのまま解いても正解につながらない可能性がある。 ・論点思考とは「自分が解くべき問題」を定義するプロセスである。
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「論点思考」内田 和成 著 書籍では事象と問題は違うと明言する。 事象を引き起こす原因、それが問題であると。 1.論点=正しい問題 2.論点=解ける かつ、実行易 かつ利益直結 3.知識↑→勘所がわかる。
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会社の図書コーナーにあったので借りてみました。 仮説思考もたまたま読んでいたのですが、仮説がベースで論点を決める手順は不変です。 そもそも解いている問題が正しいのか、与えられた論点は間違っていないか自身で定義して臨むべきだと認識させられました。 以下は読書メモですので〜 ■第一章 正しい問いを解いているか そもそも正しい答えを出すことより、正しい問いに答えられているか? ・問題設定→解決策の立案・提示→実行→解決 数ある問題の中から真の問題を探す この真の解くべき問題を論点という 問題解決の最上流にあるのが『論点志向』 必ずしも新製品開発が売上増につながるか考えるべき →新製品を開発し続けられるか?マーケティングコストは見合うのか? 既存顧客が利益を生む 保守メンテナンスに舵を切ると、、爆益だった →エレベーターやコピー機の例はまさにそれ 解くべき問題と解いても仕方ない問題が、混在してるから探せ 論点思考とは自分が解くべき問題を定義するプロセス いきなり凶悪犯罪は減らせない→軽犯罪を徹底的に取り締まれば簡単に街がキレイに安全になる まずは与えられた問題を疑うべし、必ずしも本当に正しいとは限らない 論点候補を拾い出すこと→リストアップする そしてあたりをつけて顧客や上司にぶつけていく自分の経験に照らし合わせてく →これで9割解決。この流れは仮説構築と 商談と同じ ◼️第二章 論点候補を拾い出す ソフト、ハード、ネットワークの複合的なトラブルもきちんと診断できれば問題解決がはやい なぜなぜ分析は大事 真因にたどりつく 論点は環境に左右される 論点は人による 論点は進化する ◼️第三章 筋のよしあし まずは白黒つけられるとこからアプローチ 仕事の依頼者の関心度低のとこが怪しい ①そもそも解決可能か ②解決可能として容易に実行可能? ③だとしたらどれだけ効果ある? とける可能性の低い論点は損切り!撤退! トリアージと一緒、大事なのは何をしないかだ ◼️第四章 全体像を見て論点を確定す プロービングする - [ ] 1.質問してく - [ ] 2.論点の仮説をぶつけてく - [ ] 3.現場をみる そもそも依頼された、与えられた論点は疑え! 相手の靴に、自分の足をいれる。 自分がこの会社の社長ならどするか?一人称で考える 上位概念の論点を考えろ →新規顧客開拓を考えろと言われたら、なぜ新規顧客開拓が必要か?売上アップ(既存の深掘りや新製品開発)利益増加の仕方も併せて考えよう ■第5章 ①まずはこれが当たりではないかという仮説をたてる ②論点について経営者や現場にインタビュー・データに照らし合わせる ③そして最後に念のため全体像を構造化して確認する ■第6章 ケースごとの論点思考 まずはマクロから当たりをつける →市場全体は拡大か縮小か? 競合は利益をあげているか?競合も縮小か? 市場の変化に対応できているか? 論点候補をリストアップ、業界全体に起きてるか?それは論点か? ◼️7章 与えられた論点は本当に正しいか?常に疑いなさい
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世の中の複雑な事象から、解くべき問題を設定する。 学術と異なり、ビジネス局面では、ヒト・モノ・カネが限られた低リソースの前提で、最大効果を得なければならない。解き方ではなく解くべき問題=論点が大事。 ■論点とは人や立場によって常に動く。 ■論点とは現象ではない。その真因である。 ■論点とは解けない問題ではない。 ■論点を探すためには、まずは当たりをつけること。ロジックツリーなぞは使わない。検算に構造化を用いて、歯抜けで良いので正しく整理してみる。 ■当たりを付けるは、なぜを深堀りし続けること。苦手に目を向けること。視野視点視座を変えて広げ絞ること。 そこにフレームはない。
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非常に良本。 徐々に会社の中堅になる中で、「便利な分析・作業屋屋」になっているのではないかと、はっとされられた本。 論点設定の基本から、各ステップを具体例を挙げながら説明していたので、理解しやすい。さらには論点思考の質を高めるアプローチまで紹介されていて良かった。
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「解くべき問題」を設定することが分からないと思ったときに読んだ本。実践的な内容ではないため、あくまで考え方を学ぶイメージ。
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経験の蓄積が論点設定力に影響するとあるが、 1度目よりも2度目の方が、 深く読むことができたことからも納得。
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仮説思考に続く内田さんのコンサル本。自分は本書にも登場する問いが立てられない人の典型で、どちらかというとオーダーを着実に実行するタイプで実行力はあるが、変革が起こせないタイプ。ゆえに問いの立て方を勉強したくて読んだ。 すっと読んでしまうと、書かれていることはまさにその通りなのだが、ところどころにTips的なものはあると思う。 例えば、クライアントの言っていることはまず疑ってみる。営業力が弱くて売れないと言っているが本当かとか、業界・市場全体が沈んでいるので売れないとか。それでもその市場で売上を伸ばしている企業はあったりする訳でではその企業との違いは何かとかを深ぼっていく。 また、ロジックツリーの使い方も極めて実践的で、教科書的には縦横完璧にツリーを作りたくなるのだけれど、内田さんはロジックツリーを作ることの意義をそこに見ていなくて、ロジカルに整理することで、気づきを得ることを重視している。だから虫食いでもいいと言っているわけだ。 他にも、2つ上のレイヤーの視座から物事を考える、アナロジーで考える、鳥の目・虫の目で考えるなど数々の気づきを得ることができる。 実践に向けては日々それは本当に問うべきことなのか、本当の問題は何かという視線を持ち続けることが必要で、それを通じて鍛えていくしかないのだろう。 時間を置いてまた読みたい。
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