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午前零時のサンドリヨン の商品レビュー

3.4

142件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    41

  3. 3つ

    52

  4. 2つ

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2013/01/10

語りの男の子がちょっと気弱に見えて、少し読み辛かった。 本当の自分を認めてもらいたい初の気持ちが、今の社会を反映していると思う。 不器用な初が、最後に魔法をかけるのが、よかった。 色々と今の社会を映し出していた。

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2013/01/04

”午前零時のサンドリヨン”相沢沙呼著 東京創元社単行本(注意:2009/10/10発売) (文庫版も発売済み) (カバーイラスト・加藤木麻莉) ・・・須川くんが一目惚れした女の子、酉乃初さん。須川くんは姉に連れられて行ったレストラン・バー『サンドリヨン』でマジシャンとして活躍す...

”午前零時のサンドリヨン”相沢沙呼著 東京創元社単行本(注意:2009/10/10発売) (文庫版も発売済み) (カバーイラスト・加藤木麻莉) ・・・須川くんが一目惚れした女の子、酉乃初さん。須川くんは姉に連れられて行ったレストラン・バー『サンドリヨン』でマジシャンとして活躍する彼女を見つける。 著者は第19回鮎川哲也賞受賞しデビュー。 ・・・日常の謎系連作集。 主に須川くんの感じた謎を酉乃さんが解決していきます。 ”いじめ”や”自殺”などのテーマも扱っていますが、 付随の選評で笠井潔が述べるとおりどことなく”苦さが足りない”気がします。 が、高校生活についてリアルに描かれている点や ちょっとずつ進んでいく須川くんと酉乃さんの関係は好感を持ちました。 ・・・あと、女性の太ももにドキドキしてしまう須川くんには共感!! 文庫版が出てるのに太ももの色合いが綺麗な単行本を買ってしまったくらいなので・・・。

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2012/12/13

途中まで。 高校生マジシャン酉野初とポチくんの、マジックを絡めた日常の謎。 あんまり、好きな登場人物がいなくて、なかなか入り込めない。ちょっと置いてからまた読みます。

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2012/11/19

ここに出て来るマジックのほとんどはネットで見れます(私はTwitter経由で知りました。なんとか まとめ、という奴ですか)。

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2012/11/18

恋愛重視の日常の謎。 マジックの説明が分かりづらい。見れないので、表現が難しいことはわかるが、もう少しなんとかならなかったかな?

Posted byブクログ

2012/11/11

マジシャンの女子高生と彼女に一目ぼれした同級生が遭遇する「日常の謎」をめぐる物語。事件にはやるせない思いを抱える人々の鬱屈が隠れ、それはマジシャンの初もまた暗い想いを潜めてもいる。それでもそんなトラウマも含みつつも、基本的にはライトにテンポ良く進んで、ライトノベルのような設定なが...

マジシャンの女子高生と彼女に一目ぼれした同級生が遭遇する「日常の謎」をめぐる物語。事件にはやるせない思いを抱える人々の鬱屈が隠れ、それはマジシャンの初もまた暗い想いを潜めてもいる。それでもそんなトラウマも含みつつも、基本的にはライトにテンポ良く進んで、ライトノベルのような設定ながらも抑えの効いた文章で手堅い印象です。選評にあった上手さ、という言葉が読んでみるとよくわかります。一緒にはしゃいでいるようで、少し引いた位置から描いた文章ですね。そこがライトノベルレーベルのそれとは違うかな。でも基本的に甘酸っぱい青春味が含まれてるのでちょっと特に終盤むずがゆかったり。甘い甘いよ君たち。 自殺した少女の話あたりはもう少し踏み込んだものが欲しかった気もしますが、綺麗にまとまっていて楽しめた一作でした。須川くんはなんでポッチーと呼ばれているのかがわからなかったのは残念でした(・・・そこか?)。

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2012/10/30

高校生なのに凄腕マジシャン、という変わった設定に惹かれた。 マジシャンだから謎はお見通し、というポチくんの考え方には 苦笑してしまうが、実際、細かいところまで初は気がまわってしまう。そんな初に、苦労するだろうなぁ、と同情しつつ、憧れてしまう。 ポチくんの鈍さ、もう少し初のことちゃ...

高校生なのに凄腕マジシャン、という変わった設定に惹かれた。 マジシャンだから謎はお見通し、というポチくんの考え方には 苦笑してしまうが、実際、細かいところまで初は気がまわってしまう。そんな初に、苦労するだろうなぁ、と同情しつつ、憧れてしまう。 ポチくんの鈍さ、もう少し初のことちゃんと見てあげて!と思ってしまったのでした。

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2012/10/20

探偵役が女子高生でマジシャンでなければならない理由はどこにあるのか。最初の疑問はどうしてもそこになってしまう。そこの部分にもきちんと回答が用意されていたのは気持ちよかった。つっけんどんな彼女も実はこんな過去があってと語られるとストーリーに引き込まれる。伏線を読み飛ばしたのは少し恥...

探偵役が女子高生でマジシャンでなければならない理由はどこにあるのか。最初の疑問はどうしてもそこになってしまう。そこの部分にもきちんと回答が用意されていたのは気持ちよかった。つっけんどんな彼女も実はこんな過去があってと語られるとストーリーに引き込まれる。伏線を読み飛ばしたのは少し恥ずかしいが、日常の謎でも連作ならばこれくらい用意しますよ、と言われているようだった。個人的には何故書棚が動いたかと言う問題がシンプルで好感を持てた。

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2012/09/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

個人的には三人称で書いてもらいたかった。この主人公の性格で一人称だとどうしても考えとか思考のズレが気になってしまい物語に入り込めない部分があった。柔らかな感覚の主人公なので、何となく作者は女性かなと思っていたのだが、男性と知ってちょっと驚き。細かい観察眼などが羨ましく感じられる。ところで、ヒロインがツンデレっぽいのはラノベを意識されたのだろうか?などと書くと怒られてしまうか。自分がラノベを書く人間だけにそんな印象を受けた。細かい文句みたいなものはあるが割愛する。

Posted byブクログ

2012/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ポチこと須川くんがひとめぼれした相手はクラスメイトの酉乃初。 人を寄せ付けない雰囲気で、クラスメイトから孤立している彼女。 ある日、姉に連れられたバーにて彼女を見かける。 普段からは想像が出来ない表情で楽しそうにマジックを披露している。 なんと、彼女はマジックバーのマジシャンだったのだ。 物語は須川くん視点で展開されます。 日常の謎をマジックを使って一つずつ解決していきます。 一個一個が最後の大きな事件に繋がる。 「こんな高校時代を過ごしたかった」そう思えるお話です。

Posted byブクログ