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午前零時のサンドリヨン の商品レビュー

3.4

142件のお客様レビュー

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2009/10/16

甘酸っぱいです。 とてもいい読破感があります。 ただ、キャラクターが多すぎて把握ができない部分が 多々ありました。 甘酸っぱいのがお好きならおススメ

Posted byブクログ

2011/07/23

新刊本の中でもひときわ少女趣味丸出しのイラストが表紙の本書に、思わず、キャー、ステキなどと、はしたなく叫んでしまい、未知の作者なのに勝手に一目惚れして購入。 実は白状すると、ええっ、相武紗季がこんな小説書いているんだって感じで、あいかわらず早とちりの私は、『ハンサム★スーツ』や...

新刊本の中でもひときわ少女趣味丸出しのイラストが表紙の本書に、思わず、キャー、ステキなどと、はしたなく叫んでしまい、未知の作者なのに勝手に一目惚れして購入。 実は白状すると、ええっ、相武紗季がこんな小説書いているんだって感じで、あいかわらず早とちりの私は、『ハンサム★スーツ』や『ブザー・ビート』でお馴染みの女優と最初まちがってしまったのですが、よく見れば名前も違うし、なわけないでしょう馬・鹿。 普通の高1女子、でもレストランバー・サンドリヨンでマジシャンとして活躍する西乃初が、クラスメイトのポチこと須川君らが遭遇した学校で起こった事件に敢然と立ち向かって、お得意のマジックを駆使してペロリと難なく解決しちゃうという、爽やかでドキドキする物語。 でも、まさか、ひゃあという、この、まったく甘いスウィーツみたいな若書きに、第19回鮎川哲也賞を受賞させてあげたのは、な、なんと4人の選考委員のうち2人も私の旧知の作家だということを知ってびっくり仰天してしまいました。 笠井潔・・・小説としての技術性は候補作中もっとも高い。 山田正紀・・・『うる星やつら』の、あたるとラムを連想させられた。これは日常の謎というよりも、ちょっとビターでスイートなラブコメではないのか。なにしろセンスがいい。 この他に、北村薫・・・筆致から感じられるのは若さ以上に老練。島田荘司・・・赤いリボンのかかったケーキの箱のように愛らしい作品。文章の巧みさと吸引力の強さは、候補作中随一。 ・・・などという、歯の浮いた賞賛の嵐が吹きさらすのを目の当たりにして、どうしたの、まさか作者はめちゃめちゃ可愛くて、その写真でも同封されていて、みなさんそれをみて全員メロメロになってしまたのかしらと疑うほどです。 まさか、私はこの大絶賛を知って、作者に嫉妬してしまったとかいうのじゃないとは思いますけれど、とても自信がありませんので、再読してみます。

Posted byブクログ