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世界音痴 の商品レビュー

3.8

138件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    56

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2021/01/16

やだー付き合いたくないこんな人って  思っちゃうけど 正直すぎて  好感しかない笑  友達になりたい 野球のホームランボールとか、回転寿司、  分かる〜 

Posted byブクログ

2021/01/09

菓子パン地獄、ジャムガリン、ビタミン小僧、青春ゾンビ.....本当に言葉のセンスがすごい。あだ名つけるのとか上手そう。 あぁ〜なんかわかるなぁ、と思ったのは忘れ物エンジェル。私も憧れます。笑

Posted byブクログ

2020/06/19

ぜんっぜんわからない、この人!とビックリしてたら、あ、これ腑に落ちる、と共有することができて、そのあとは、そういう人なんだなというスタンスで読んでいくと、なかなか 風変わりで面白い。 側にいたらうまく対処できるかわからないけれど、こういう人もいるんだなぁというのは最近理解できてき...

ぜんっぜんわからない、この人!とビックリしてたら、あ、これ腑に落ちる、と共有することができて、そのあとは、そういう人なんだなというスタンスで読んでいくと、なかなか 風変わりで面白い。 側にいたらうまく対処できるかわからないけれど、こういう人もいるんだなぁというのは最近理解できてきた。実際目の前にしても、おおらかに受け入れられる自分でありたい。 2冊目の穂村弘だったけど、怖いもの見たさで次も行くと思う。

Posted byブクログ

2020/05/25

ツボ。活字でこんなにニヤニヤしちゃうのってくらいくだらない。 一冊の文庫の中に連なる55のエッセイ。 全ての行間に溢れるほどのユーモアが詰まっている。 3ページで1エッセイ。 それで起承転結を済ませられる構成、歌人ならではの言葉選び、情景を斜めに捉えるズレた感性、くだらないほど...

ツボ。活字でこんなにニヤニヤしちゃうのってくらいくだらない。 一冊の文庫の中に連なる55のエッセイ。 全ての行間に溢れるほどのユーモアが詰まっている。 3ページで1エッセイ。 それで起承転結を済ませられる構成、歌人ならではの言葉選び、情景を斜めに捉えるズレた感性、くだらないほどくだらなすぎるエッセイなのに美しさを感じてしまうほど。 作者穂村弘(37歳)あーこの人ダメな人だなぁ、結婚できないだろうなぁ、と読みながら思いつつ、自分の中にもこんな「ほむほむ」いるなぁ、って。 読み進めていくと、自分の中に穂村弘が浸透してくる。 完全に浸透して、次のエッセイを読み始めてみる。一行目でなぜかわからないけどニヤついてしまう。とくに面白いわけじゃなくても堪えられない。 一行だけで面白い。 勝手に頭の中で作り上げた穂村弘が、その声で、一行目から読んでくれるからかな。その体験が愉快ゆかい。 (伝わるかな?伝わらないだろうな笑) ほとんどの人は穂村弘にはなれないけれど(なりたい。)読んでいると、誰の頭の中にもいる穂村弘的部分を呼び起こされると思う。 とくに好きなエッセイは ・パンピー・切り替えスイッチ・ジャムガリン・負けたと思うとき・蜂蜜入門(←一番好き)

Posted byブクログ

2020/05/18

穂村さんは三冊目くらい。久しぶりに手に取る。もっとがっつりした本を読まねばならぬのに、ちょっと疲れて逃げるように手に取る。ちょうどいい軽さの休憩本。 穂村さんが世界に対して感じるズレ、それを冷静に文章にしているのが面白い。おおげさに書いているのが、あまりにも日常的なことすぎて。...

穂村さんは三冊目くらい。久しぶりに手に取る。もっとがっつりした本を読まねばならぬのに、ちょっと疲れて逃げるように手に取る。ちょうどいい軽さの休憩本。 穂村さんが世界に対して感じるズレ、それを冷静に文章にしているのが面白い。おおげさに書いているのが、あまりにも日常的なことすぎて。 お寿司屋さんの注文がカウンターで自分だけ通らない、飲み会や社員旅行で自然に振る舞えない、酔ってないのに運転していると止められる、とか。 あとは、パラサイトシングルらしさと世間のしあわせな家庭への恨み辛みなども強くて、まだ若いというか、ほかの作品に比べてあくが強い感じがした(たしか穂村さんは結婚して子供もできたはず) 恋愛下手エピソード(女の子が転びそうになったときに手を差し出さなかった、思わず「きゃっ」て言っちゃった)と、シングルエピソード(布団の中にくるまって母親が買ってきた「おそなえ」みたいな菓子パンをもそもそ食べている)などが三割くらい、 穂村さんの独特の世界音痴が三割くらい、(自分の慎重すぎて忘れ物をしない性格がいやだ(スマホなくした~とか言っている人がかっこいい)) 穂村さんの周りの人たちの記録が三割くらい。 それぞれのエピソードが2~3ページくらいで読めるので、ぱらっと読みたいときとか、トイレ本とかにちょうどいい。移動中などにも。布団から出たくないときにも。そんなエッセイ集でした。

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2020/04/19

穂村さんは私には気が付かない世界が見えているんだなぁと思いながら読んだ。 それから、この世界はここではないどこかと繋がっている気がした。 「ぼくはあのクイが好きだ、と云ったら、恋人はどう思うだろう。(略) ぼくはあなたが好きだ、と云ったら、あなたはどう思うだろう。」-五万五千分...

穂村さんは私には気が付かない世界が見えているんだなぁと思いながら読んだ。 それから、この世界はここではないどこかと繋がっている気がした。 「ぼくはあのクイが好きだ、と云ったら、恋人はどう思うだろう。(略) ぼくはあなたが好きだ、と云ったら、あなたはどう思うだろう。」-五万五千分の一 「私たちのサラダには五種類のドレッシング、私たちのオウムは不死身」-ようこそ、デニーズへ この文章が印象に残った。

Posted byブクログ

2020/03/25

「かっこ悪い自分の姿を赤裸々に描いた」として名高いエッセーですが、評判程にはかっこ悪くありませんでした。むしろ、文章の彼方此方に、才気あふれる人気作家としての揺るぎない自信が透けて見えて、それが少々鼻に付きました。 「ダメ人間」かもしれませんが「凡庸」なわけではないのですよね。...

「かっこ悪い自分の姿を赤裸々に描いた」として名高いエッセーですが、評判程にはかっこ悪くありませんでした。むしろ、文章の彼方此方に、才気あふれる人気作家としての揺るぎない自信が透けて見えて、それが少々鼻に付きました。 「ダメ人間」かもしれませんが「凡庸」なわけではないのですよね。 巷には「ダメ人間でも許されるんだ」と自分を安心させるための安酒のようなメンタルヘルス本が氾濫していますが、私の場合は残念ながら、その手の本を読んでも虚しくなるだけで一向に自己肯定ができません。この本に一縷の望みを託して読んでみたのですが、自己肯定どころか、むしろ大いに劣等感を刺激されてしまいました。 このような卑しい了見の人間には向かない本だったようです。これから読む方は充分お気をつけください。

Posted byブクログ

2020/01/27

コーヒーのように楽しむエッセイ。 書かれていることは世の中に対するどちらかといえば否定的な内容や穂村さんの苦悩話が多いが、なぜか元気をもらえる。またその元気も長続きはしないが、中毒性がありまた読みたくなる。内容もこれといって覚えていないけど、また元気をもらうため読み直したい。

Posted byブクログ

2019/12/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

解説に編集者さんが、「平成の太宰治」と書いていたけど、本作は「平成の太宰治」のエッセイといった趣で、読んでいてクスッと笑えるものから、心臓のど真ん中を突き刺す鋭利さを持つものまで、バラエティに富んでいるところが読み応え抜群でした。「自然さ」に囚われた自己愛の権化、まさに私でした、、

Posted byブクログ

2019/07/10

基本、自分のことについて書いている内容はすごく面白くて共感できることも多いのですが、たまに織りこまれる妄想的な物語みたいなのがいまいち意味がわからないことも。何かの比喩で私が意味がわからないだけなのかも知れませんが、???ってなる話もちらほらありました。

Posted byブクログ