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赤い指 の商品レビュー

3.9

1108件のお客様レビュー

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    256

  2. 4つ

    450

  3. 3つ

    266

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  5. 1つ

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2024/05/03

今の時代も見る家庭のように感じた 認知症の母親を犯人にし警察に出そうとした息子 息子を甘やかし守ろうと必死な母親 母親の介護に来ていた妹 本当の母の姿 見ているだけではなくきちんと向き合うことでわかる姿があると思った

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2024/04/25
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感動しました。 親や身内の人を大切にしようと思います。 前回の2作とは異なり、ストーリーのオチはなんとなく想像できましたが、内容の濃さに感銘を受けました。 ぜひもう一度読みたい。

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2024/04/21
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恭一郎シリーズ。お父さんのことも知れてよかった。息子が殺人を犯す話だが、親子関係についていろいろ考えさせられた。犯人がわかっているのに展開にわくわくするのは、本当にすごい。ボケたふりをしていたことの驚き。

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2024/04/17
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加賀シリーズ7作目 やっとここまできた! あとちょっとや! なんか急に深みが増した気がする7作目です! 加賀シリーズということも知らなかった遥か昔に読んだようですが全く記憶になく。 10年前くらいだそうで。。 新たな気持ちで読めました。 面白かった、すごく! 今回は犯人の親の目線と 新米刑事の目線で描かれております。 犯人の親の目線は…ひどい。 とにかくひどい いつまでも逃げ腰の昭夫!! そして息子の直巳も 読んでいて腹が立つ!! なんやねん! そしてじわじわ追い詰められていく様が 読んでいてこちらまで苦しくなる 事件になる前からなんか追い詰められている。 息が苦しくなる なんでこんなことになってしまったんだ。。 新米刑事の目線は加賀の凄さを物語っていた。 鋭い洞察力でどんどん真実を明らかにしていて さすがの一言。 先輩(上司?)刑事の 『しっかり、加賀君のやり方を見ておくんだぞ。 おまえはこれから、 すごい状況に立ち会うことになるからな』 ってセリフが これから何が起こるの!!と震えた!! どちらの目線も両方読めるのが面白い! そして何よりも終盤 もう読む手が止まらなかった 畳み掛けるように判明する事実が 泣かせてくるよ…… つらすぎ。。。 久々に加賀自身の話も出てきて それもよかったです こちらもまた。。。うぅ。 今まで淡々と事件を描いてた加賀シリーズだったので、不意に泣かされて、やられました! さぁ次も楽しみ♪

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2024/04/10

加賀恭一郎シリーズ、第7作目。 面白くて、平日なのに一気読みしました。 直巳の殺人を隠そうとする昭夫と八重子、そして認知症の始まった母親。恭一郎と父 隆正、恭一郎の従兄弟 松宮との関係。 昭夫と八重子の態度に怒りを感じながら、殺人を隠す、生々しい描写にドキドキし、殺された子供の...

加賀恭一郎シリーズ、第7作目。 面白くて、平日なのに一気読みしました。 直巳の殺人を隠そうとする昭夫と八重子、そして認知症の始まった母親。恭一郎と父 隆正、恭一郎の従兄弟 松宮との関係。 昭夫と八重子の態度に怒りを感じながら、殺人を隠す、生々しい描写にドキドキし、殺された子供の両親も悲惨でした。 何故、加賀さんは父と会わないのかという理由がわかったときは思わず涙してしまいました。 凄く面白かった。

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2024/04/05

母親の立場に立つと、認知症だと認識されている中で勝手に犯人に仕立てられてしまう。その一部始終を同じ家の中で聞いている、と想像するとすごい恐怖心を抱いてしまう。 その主体者が息子夫婦だと思うと余計に。認知症ではない中でボケたフリをしてる日常の生活も、どんな思いで毎日過ごしているん...

母親の立場に立つと、認知症だと認識されている中で勝手に犯人に仕立てられてしまう。その一部始終を同じ家の中で聞いている、と想像するとすごい恐怖心を抱いてしまう。 その主体者が息子夫婦だと思うと余計に。認知症ではない中でボケたフリをしてる日常の生活も、どんな思いで毎日過ごしているんだろうと想像すると胸が苦しくなったし、肩身の狭い思いで生き続けてもその先に希望の光はなかったんじゃないかと感じてしまった。 何歳になっても一人一人には意思と感情があるし、それらを尊重し続けられる人でありたいなと感じた。また、どんな境遇でも人として正しいことを見失わない人でありたいなとも強く感じる作品となった。

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2024/04/04

昔、ドラマで観て子どもながらに凄く辛くなったことを思い出した。自分が家族の中でどの立場にいるかで、感情移入をする登場人物が変わる作品だと思う。それぞれの親子の姿が、苦しく、切なかった。加賀さんの最後の問いかけも胸に迫るものがある。

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2024/03/31
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加賀シリーズのため読んでみた。平穏でない家族の関係性の描写が出てくるたびにページをめくるのがきつくなり、何度か途中で読むのを止めながら最後まで読了。容疑者側のつらい状況が描かれているのが読んでいて興味深かった。最後にあっと思わせる展開だったのも想定外でびっくり。加賀の家族への思いも最後は涙がじわりと出てきた。

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2024/03/24
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昭夫、八重子、直巳の自分勝手さにひたすら腹が立つ。結局は3人とも自分のことしか考えてない。自分が1番可愛くて自分を守りたいだけ。昭夫は家庭や息子のことから目を背けて妻に押し付ける。八重子は自分が嫌なことは拒否、知らん顔。息子には嫌われたくないと甘やかす。直巳はそんな親だから仕方ないと甘ったれて、人を殺したにも関わらずあんな態度がとれる。仮に自分の子どもが人を殺めてしまったら必ず自首させる。愛する子どもだからこそ私も一緒に罪を償い、子どもが出てくるまでずっと待つ。

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2024/03/24

子育ては大変だし責任がある。親が全部背負うのは間違いであり、自分で正解を探して正さなければいけないがそれを導いて背中を押してあげるのが親である。 子供は全部わかってなおその態度を示してる。 歳をいってもそれは変わらない。老婆でも。 大切な人が死を迎えた時、その気持ちを理解したくな...

子育ては大変だし責任がある。親が全部背負うのは間違いであり、自分で正解を探して正さなければいけないがそれを導いて背中を押してあげるのが親である。 子供は全部わかってなおその態度を示してる。 歳をいってもそれは変わらない。老婆でも。 大切な人が死を迎えた時、その気持ちを理解したくなるのはずっと同じ気持ちでいたいと強く思っているからなのかな。

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