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赤い指 の商品レビュー

3.9

1107件のお客様レビュー

  1. 5つ

    256

  2. 4つ

    449

  3. 3つ

    266

  4. 2つ

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  5. 1つ

    13

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2024/08/28

自分の不幸と犯罪を親の責任にしてる息子 息子の犯罪の隠蔽に必死の母親(そのくせ自分はワーワー喚くばかりで何もしない) 息子は自首するべきと思ってるけど妻に押し負けてなんだかんだ隠蔽に加担する父親 息子は最後の最後までクズ 父親も母親もクズ 息子の為とはいえ何を考えてるのか クズの...

自分の不幸と犯罪を親の責任にしてる息子 息子の犯罪の隠蔽に必死の母親(そのくせ自分はワーワー喚くばかりで何もしない) 息子は自首するべきと思ってるけど妻に押し負けてなんだかんだ隠蔽に加担する父親 息子は最後の最後までクズ 父親も母親もクズ 息子の為とはいえ何を考えてるのか クズの息子夫婦に罪を着せられそうになるおばあさんの必死の抵抗と、おばあさん必死の演技に気付きもせずお荷物呼ばわりしてるクズの息子夫婦 おばあさんは家族の事を思ってたんだなあ おばあさんの思いに気付けて良かった 加賀と父親の複雑すぎる関係も、刑事としての加賀の手腕も見応えあった

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2024/08/27

単なるお涙頂戴の物語と考える人もいるかもしれないが、私にとっては感動的で、たいへん心を動かされる作品であった。 甘やかされて育てられた息子の犯行を、甘やかして育ててきた母親が隠そうとしている様子に、腹が立ちながらも、先が気になって仕方がなかった。犯人も手口もわかっている状況で、ど...

単なるお涙頂戴の物語と考える人もいるかもしれないが、私にとっては感動的で、たいへん心を動かされる作品であった。 甘やかされて育てられた息子の犯行を、甘やかして育ててきた母親が隠そうとしている様子に、腹が立ちながらも、先が気になって仕方がなかった。犯人も手口もわかっている状況で、どのようにこの話を決着させるかわからずに読んでいくと、この犯行だけでなく、加賀恭一郎についてもまさかの結末となり、頭の中でスタンディングオベーションをしていた。

Posted byブクログ

2024/08/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

最後の結末は読めなかったなー。 出てくる登場人物の、妻と息子、、 イライラしたなぁー。笑 息子に関しては、逮捕する時に、 刑事がどついたくらいやから、相当ですね。笑

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2024/08/19

・加賀さんシリーズでは今のところ  順番に読んでいる限りでは  コレが一番 おもしろかった ・恭一郎+従兄弟の脩平 VS 隠蔽する側 ・痴呆の母 ・看取る方 看取られる方 感慨深い ・加賀さんシリーズ やっつけるぞ〜!  次は【新参者】【麒麟の翼】なのに  手元に ない (¯―¯...

・加賀さんシリーズでは今のところ  順番に読んでいる限りでは  コレが一番 おもしろかった ・恭一郎+従兄弟の脩平 VS 隠蔽する側 ・痴呆の母 ・看取る方 看取られる方 感慨深い ・加賀さんシリーズ やっつけるぞ〜!  次は【新参者】【麒麟の翼】なのに  手元に ない (¯―¯٥) うぅぅ・・・  だから 宮部さんに寄り道しよう っと

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2024/08/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

加賀恭一郎シリーズ7 事件は最悪な内容で吐き気がした。 前原親子最低。 昭夫の逃げ癖がそっくりそのまま息子に遺伝してる 母親の八重子もとんでもない馬鹿親 最低な内容だけども、最後の加賀親子の章で読後は思いの外よかったです!

Posted byブクログ

2024/08/21

加賀恭一郎シリーズ第七作。住宅街にある公園のトイレで女の子の遺体が発見される。事件に関わっている前原一家の隠蔽工作により、捜査は誤った方向へ導かれそうになるが、加賀は現場に残された僅かな痕跡や、関係者から発されるメッセージを見逃さない。「この家には、隠されている真実がある。それは...

加賀恭一郎シリーズ第七作。住宅街にある公園のトイレで女の子の遺体が発見される。事件に関わっている前原一家の隠蔽工作により、捜査は誤った方向へ導かれそうになるが、加賀は現場に残された僅かな痕跡や、関係者から発されるメッセージを見逃さない。「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身の手によって明かされなければならない。」こう松宮に告げ、加賀は前原一家と真っ正面から向き合い真相を明らかにする。隠されていた真実は想像を絶するものであり、原因をつくった家族の関係性がとても虚しく感じた。見たくないものから目を背け続けた結果が招いた事態なのだと。 また、この物語の中では加賀恭一郎の父、隆正が亡くなるまでの様子も描かれる。父に対して素っ気なく感じた恭一郎の態度の理由も、将棋で繋がりも、親子の愛のかたちだと感じた。

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2024/08/10

保身のために息子の殺人を隠蔽する、 全く自分にはわからない設定だけど、 面白くてどんどん読み進めた。 嘘を嘘で固めていく、 それを全部加賀が解決する話。

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2024/08/10

重厚で読み応えのある良い本だった。 物語の前半は事件を起こす家族についての説明が中心だが、いや~な感じの家族の描写が鋭く、流石は東野圭吾だと思った。その嫌さも、悪意を持った圧倒的な悪者というわけでもない。それぞれがお互いのことを考えず、いつも自分との違いにイラついている。そんな人...

重厚で読み応えのある良い本だった。 物語の前半は事件を起こす家族についての説明が中心だが、いや~な感じの家族の描写が鋭く、流石は東野圭吾だと思った。その嫌さも、悪意を持った圧倒的な悪者というわけでもない。それぞれがお互いのことを考えず、いつも自分との違いにイラついている。そんな人との関係性における嫌な感じ、が描写され、読んでいて少し疲れてしまうところもあった。これは単純に好みの話で、いわゆるイヤミスが好きな方などには悪くないものだと思う。 中盤にかけて、加賀恭一郎による事件解決パートが訪れるが、やはりここが爽快である。さすがの洞察力と推理力だ。 個人的には最大のトリックと思われる部分には、完全に腑に落ちきれたわけではないが、読後感はかなり良い部類の本だった。特に最後のページが相当よかった。事件解決における重要な観点と、加賀恭一郎のパーソナルな出来事が最後にきれいに重なり、圧倒的なカタルシスをもたらしてくれた。 完璧な存在に見える加賀恭一郎にも、自分の人生の中で、まだ解釈しきれていない、受け止めきれてないことがありながらも、そこからも目を逸らさず、事件の解決を通じて、自分の人生にも向き合っているようだった。 一読の価値がある良作だった。

Posted byブクログ

2024/08/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みやすい文体と、緊迫感とスピード感のある展開。ページをめくる手が止まらず一気に読み終わった。 推理よりも、親子間の絆や愛情に訴えかける描写に焦点をあてている。 現代日本でも、似た問題を抱えた家庭は多いと思う。加賀の「平凡な家庭など一つもない。外からだと平穏に見えても、みんな色々と抱えている」という台詞が印象的。 リアルな人物描写とは裏腹に、同じ家に住みながら認知症を隠し続けたというところが非現実的と感じた。

Posted byブクログ

2024/07/29

安定の読みやすさですね♪ ミステリー目線だけでは物足りなさはあるけれど、人間の思い込みや自分勝手な醜い部分...なんだか胸がチクってなる大切なことを教えて貰った気がします。

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