赤い指 の商品レビュー
家族の絆と、その家族にしかわからない深い闇をテーマとした作品。 他人から見ると普通の家族に見えて、実は親や子供に対して色々な思いがあるというのは、誰しもあることだと思う。それに向き合わないと、どんどん悪い方向に進んでしまうということに気付かされる作品でした。 母・政恵の心境を思う...
家族の絆と、その家族にしかわからない深い闇をテーマとした作品。 他人から見ると普通の家族に見えて、実は親や子供に対して色々な思いがあるというのは、誰しもあることだと思う。それに向き合わないと、どんどん悪い方向に進んでしまうということに気付かされる作品でした。 母・政恵の心境を思うとあまりに切ない。 そして加賀さんとお父さんの関係性も同時に描かれていて、将棋のシーンは切なくも温かい気持ちになるラストでした。
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自分にとって初めての加賀恭一郎シリーズ。 1発で加賀恭一郎のファンになった。 内容は結構重いけどめちゃくちゃ面白かった。 ただおばあちゃんはボケるどころか、これじゃメチャクチャ切れ者じゃん笑と突っ込みたくはなった! U-NEXTで実写ドラマも見たけどめちゃくちゃ完成度高くて大満足。 ラストの「親父の勝ちだよ」のセリフは涙なしでは見れなかった。 読んだことない人は絶対に読んでほしい一冊。
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加賀恭一郎シリーズ。 古い作品ですが、今にも通じるテーマです。 犯罪は稚拙ですが、終盤のたたみかける展開と加賀恭一郎自身の人間模様、人間臭さを見ることができた作品です。
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登場人物には酷くイライラさせられた。特に妻と息子。そこまで感情移入させる東野さんは凄い。 そしてラストの展開には驚かされる。赤い指の意味。衝撃の結末。 悲しく切ない家族の物語。こんな家族にはなりたくない。
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現在東野圭吾にハマり中。 白鳥とコウモリ、希望の糸を読んで、この2話が犯人がだれか分からず先が気になるのに対して、この本は犯人が分かりながらどうやって警察が犯人を知り得ていくかが同時並行で読み進めていく。 読み順としては、希望の糸の前に読むべきだったかな笑 自分の子供がかわいい。守りたい。そうなったのは親の責任。子供がかわいいからこそ、人道を間違えちゃあかんなと。向き合うことに向き合ってこなかった結末がこれか。 お母さんがボケたフリだというのがとても胸が痛くなった。お母さんもそりゃあ息子が可愛くて信じたかったよな。うん。
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途中で読むの止めようかと思うくらい息子と妻にイライラしましたね、、、。 家族に焦点をあてた物語で、お母さんの気持ちを考えると悲しくなりました。 どんなにイライラしても最後まで読むべき作品だなと思いました!
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テーマは家族。序盤はテーマ的にかなり重く、犯行も胸が痛くなる…。 ただ、家族テーマは考えさせられたし、感動もした。僕も名札を作ってあげます。
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東野圭吾作品 加賀恭一郎シリーズにハズレなんてない。クライマックスの子が親を想うシーンは読んでいて力が入ってしまうし、親が子を想う気持ちも切なかった。
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東野作品の中で1番重たくて苦しかった。罪を犯した息子を庇って母になすりつけようとするなんて、しかも認知症のふりをしていたなんて… お母さんの気持ちを考えたら本当に辛かった。仲良い家族ではなかったけど、お母さんは息子のことを大切に思っていたのに。 そんなひどいこと思いつくことも、息子も最低。 ただただお母さんを思うと辛い。ずっと胸に重たいものがつかえてる、ああしんどい 加賀父子は会わずとも通じ合っていて素敵や関係 対比がすごい
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最後泣きました。将棋の所の話最高です。 やっぱり親子は繋がっているんだなと思った。 東野圭吾さんはやっぱり天才ですね。 満足のいく作品でした。
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