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赤い指 加賀恭一郎シリーズ 講談社文庫加賀恭一郎シリーズ
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赤い指 加賀恭一郎シリーズ 講談社文庫加賀恭一郎シリーズ

東野圭吾【著】

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赤い指 加賀恭一郎シリーズ 講談社文庫加賀恭一郎シリーズ

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商品詳細

内容紹介 少女の遺体が住宅街で発見され、捜査上に浮かんだ平凡な家族。彼等を狂わせた悪夢とは?加賀恭一郎が事件の裏側に苦しみを救済し、人の心を解きほぐす。平凡な家庭で起こった、2日間の悲劇を描いた今作は、家族のあり方を問う作品です。「秘密」や「手紙」で心を揺さぶられた方、期待を裏切りません!
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2009/08/11
JAN 9784062764445

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商品レビュー

3.9

1139件のお客様レビュー

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2025/04/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

加賀恭一郎シリーズはこれの次の祈りの幕から読んじゃった。この巻を先に読むべきだった。金森さん確か祈りの幕にもいたね。 八重子も息子も旦那もやばいな。

Posted by ブクログ

2025/04/09

東野圭吾の『赤い指』は、ミステリーの装いを纏いながらも、社会の歪みや家庭という密室の中に潜む人間の弱さ、そして赦しの可能性に鋭く切り込んだ一作である。 加賀恭一郎シリーズにおける異色作とも言える本作は、事件の謎解き以上に、登場人物たちの心理の微細な動きを描くことに重きを置いている...

東野圭吾の『赤い指』は、ミステリーの装いを纏いながらも、社会の歪みや家庭という密室の中に潜む人間の弱さ、そして赦しの可能性に鋭く切り込んだ一作である。 加賀恭一郎シリーズにおける異色作とも言える本作は、事件の謎解き以上に、登場人物たちの心理の微細な動きを描くことに重きを置いている。 特筆すべきは、「家族」という普遍的なテーマに対する、東野の非情ともいえる視線だ。子どもの犯罪を隠蔽しようとする親の姿は、倫理を逸脱した行為でありながら、読む者に「自分ならどうするのか」という問いを突きつけてくる。その問いは単なる道徳的葛藤ではなく、日本の高度経済成長を経た世代間の断絶や、介護問題という現代的な文脈の中で一層重みを増している。 作中に登場する老母の存在は、過去と現在を結ぶ象徴であり、彼女の言葉と沈黙の中にこそ、本作の真のメッセージが宿っているように思う。 また、加賀刑事の静謐な存在感は、読者の良心を代弁するようでもあり、彼の問いかけは決して答えを押しつけるものではない。それゆえにこそ、読後に残る余韻は深く、長く心に響き続ける。 『赤い指』は、単なる犯罪小説の枠を超え、読者の倫理観を試す鏡のような作品である。安易な感動に逃げることなく、私たちに「人間とはかくも弱く、愛とはかくも哀しいものなのか」と静かに囁くその筆致は、まさに東野圭吾の真骨頂と言えるだろう。

Posted by ブクログ

2025/04/06

如何にもありそうな、自分の身にも起こりうる話。 自分ならどうするだろうか。考えさせられた。 しかし、オヤジの頼りなさにはびっくりした。

Posted by ブクログ