夏への扉 新訳版 の商品レビュー
夏を待つ時に読む本
外出自粛期間中、将来に希望を感じたかったのでこの本を読んでみました。 将来何が起こるかわからない、ただし悪いことばかりではない。
うみこ
書店に並んでいたので何気なく買ってみましたが、めちゃくちゃ面白かったです。 さらにこの作品が1956年に発表されたと書かれており、驚きました。 今読んでも斬新で、細かいディテールまでよく計算されており最高でした。 天才作者ですね、これは。。
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コールドスリープとタイムトラベルという2つのSF要素。 主人公達の法律・ルールを前提にした議論や口論が面白かった。 こんなに知的なやり取りができれば最高だなと思う。 途中からハッピーエンドに向かうのは分かったけど、それでも最後まで読み切った。古い本だけど、お勧め本。
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ゆーきさんの本棚で、ゆーきさんが夏への扉が好き過ぎるとお書きになっていて、急に読みたくなった。 この本はよく書店で平積みで並べられていたので存在は知っていたが、翻訳モノは読みにくいだろうなぁと敬遠していた。 ひま師匠が、読むなら絶対新訳の小尾芙佐の方と仰っていたので、こちらをポ...
ゆーきさんの本棚で、ゆーきさんが夏への扉が好き過ぎるとお書きになっていて、急に読みたくなった。 この本はよく書店で平積みで並べられていたので存在は知っていたが、翻訳モノは読みにくいだろうなぁと敬遠していた。 ひま師匠が、読むなら絶対新訳の小尾芙佐の方と仰っていたので、こちらをポチり。 映画にもなっているし、冒険モノかなぁ?と期待大。 1956年に作者が1970年と2000年を想像し、描いた作品。 よくこんな想像出来るなぁ。。。 翻訳もの、やっぱり読みにくい。。。 なかなか話の世界にのめりこめない。。。 仕事が忙しいのもあって、前半戦は3日くらい格闘して、本書の5分の1程度の進み具合。 それが、、、後半戦は一気読み。 ダンは優れたロボット開発のエンジニアだった。会社を立ち上げるのだが、最愛の恋人と、親友に裏切られてしまう。彼らに復讐を試みるのだが、返り討ちに遭い、そのまま30年のゴールドスリープに入れられてしまう。 ダンが起きた時そこは30年後の世界だった。 30年のタイムトラベルの物語。 30年後の世界に行くまでに、本のかなりのページ数を割いていたので、この物語、これからどう展開させるんだろ?って別の意味でハラハラした(^◇^;) 30年後起きて終わりじゃないよな?って。 終わりじゃなかった(笑) あー!そうなるのね! なるほど後半戦は娘や旦那が話しかけてくるのも聞こえなくなるくらい物語に没頭。 うぉー凄い!こーなるのー!? 全然想像してなかった! 面白かった! 凄く清々しい気持ちで本を閉じた。 この本を読ませて下さったゆーきさんとひま師匠に感謝ですm(_ _)m
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ハインライン『夏への扉』(新訳版)読了。 古典的名作SFを今さらながら読んだ。初出は1956年というけれど、新訳ということもあって読みにくさはなかった。 困難に直面しながらも過去よりも現在を肯定する主人公のポジティブさが全編を貫いていてテンポ良く読める。今読んでもそこそこはおもし...
ハインライン『夏への扉』(新訳版)読了。 古典的名作SFを今さらながら読んだ。初出は1956年というけれど、新訳ということもあって読みにくさはなかった。 困難に直面しながらも過去よりも現在を肯定する主人公のポジティブさが全編を貫いていてテンポ良く読める。今読んでもそこそこはおもしろいけれど、この手のSFであればもっとおもしろいものはざらにあるよね。そう言ってしまうのは簡単だけれど、多くのSF書きが「未来はきっと良くなる」とばかりに夏への扉を超えるべくしておもしろいものを書こうとし、実際に書いた結果と前向きに受け止めたい。
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なんか、噂で聞いていたのだと猫の話だと思っていたけど、そんなに猫、出てなかった。主人公が猫かと思ってた。それ以上に経済とか法律とかの話だった。あと、SFの要素が味付けになっていた。 たぶん、SFの要素は他のSF小説にも似たようなものが多いけど、それは他の多くの小説がこの小説の影響...
なんか、噂で聞いていたのだと猫の話だと思っていたけど、そんなに猫、出てなかった。主人公が猫かと思ってた。それ以上に経済とか法律とかの話だった。あと、SFの要素が味付けになっていた。 たぶん、SFの要素は他のSF小説にも似たようなものが多いけど、それは他の多くの小説がこの小説の影響を受けている、ってことなのかも、という気もする。
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この世界は徐々によりよきものへと成長している。 なぜなら、環境に心を砕く人間の精神というものが、この世界をより良きものにしているからだ
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素晴らしい作品を読んだ後に起こる興奮が収まらない。今までなぜ読んでいなかったのだろう。 効果的で心の踊るSF要素、推察が止まらない散りばめられた謎、スリリングなストーリー展開、そして完璧なラスト。 最高に面白かった。SFというよりはドラマの小説に感じた。とはいえ所々で核戦争を匂わ...
素晴らしい作品を読んだ後に起こる興奮が収まらない。今までなぜ読んでいなかったのだろう。 効果的で心の踊るSF要素、推察が止まらない散りばめられた謎、スリリングなストーリー展開、そして完璧なラスト。 最高に面白かった。SFというよりはドラマの小説に感じた。とはいえ所々で核戦争を匂わせるような所があったり、タイムパラドックス問題があったり、ライトではあったがSFとしても楽しめた。 中盤からどんどん高揚感が増していき終盤は文字を読むというより脳内にストーリーが直接流れ込んでくるような、そんな感覚になった。物語にここまで引き込まれたのは久しぶり! 猫小説というよりはロリコン小説のほうが近かったかも
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アシモフ読んだら次はハインラインに決まってるでしょうが! ほんと何も知らんのやな!(誰が誰に言うてんねん) しょうがないから教えてあげます アシモフ、ローダン、ハインラインでSFのアロハです!(だとしたら次はローダンだし、ていうかローダンだけ作家名じゃないし、いやローダンなんか...
アシモフ読んだら次はハインラインに決まってるでしょうが! ほんと何も知らんのやな!(誰が誰に言うてんねん) しょうがないから教えてあげます アシモフ、ローダン、ハインラインでSFのアロハです!(だとしたら次はローダンだし、ていうかローダンだけ作家名じゃないし、いやローダンなんか読み始めたら来世までかかるし、そもそも言いたかったのはSFのイロハじゃね?っていう) はい、誰が決めたか知らんが世界三大SF作家のひとりロバート・A・ハインラインの超名作『夏への扉』ざますよ!(ずっとハイラインだと思ってたのは秘密) いやー面白かった!めちゃくちゃ面白かった! そしてなんとなく結末は読めてた! いやよくよく考えたらたぶん読んだことあるわ!読めたんじゃなくて思い出したんだわ! ちなみにこの『夏への扉』は本国より日本での評価が高い作品として有名なんですが、なんとなく分かる 日本人こういうきれいな構成の作品好きなんだよね いやもちろんわいも大好きなんだが とっ散らかってたと思われたあれやこれやが最後にきれいにまとまるタイプのやーつね コールド・スリープという技術を中心にしてお話が進むんだけど、主人公のダンがめちゃくちゃ良いのよ アンディ・ウィアーとか絶対影響受けてるね 断言しちゃうね(どっかにすでに書いてあったらかなり恥ずかしいけど) 『火星の人』や『プロジェクトヘイルメアリー』が好きだって人はぜひとも読んでほしいね これ1956年ですからね すっげーなー あ、あと訳者の小尾芙佐さんにも触れておこう 『アルジャーノンに花束を』の訳者さんだよね 久しぶりに再読してみようかなってちょっとなってます
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何回も筋書きを思い返しては爽快な気持ちになる。 こんなエキセントリックなストーリーなの!?と思いながら夢中で読んだ。最後は色々が収まるところに収まって、ああ疲れてる時はこういうハッピーエンドものが出汁の効いた汁みたいにしみるなぁと幸福感を覚えた。忘れた頃にまた読みたい。
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