レインツリーの国 の商品レビュー
人格を形成する過程で、環境や接した人物や物語などいろいろな要素に触れるわけで。同じ物語を通して知り合った男女の同じじゃない部分がそれぞれ痛々しくもあり、魅力的な話でした。
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図書館戦争から派生して(笑) レインツリーの国ってたいとるで, 勝手に自分のなかでファンタジーにしちゃってた本作品。 蓋を開けたら,しっかり小説でした♪ 「喧嘩しようや」な男気台詞が心に残ってます。
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綺麗ではない恋愛も決して悪くはなくて、 むしろちゃんと正面からぶつかれるほうが良いんだって思った。
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有川作品〜。 主人公の女性が自分に通づる性格を持っていて、その女性が罵倒されるシーンですごくへこんだ。ものすごくへこんだ。 それでも、なんだか有川さんらしい重みと軽さのマッチングが素敵です。
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『レインツリーの国』(有川浩、2009年、新潮文庫) ネットから始まった恋。自分の殻に閉じこもったままで、彼を含めた「普通の人」に心を開けない彼女。彼女に惹かれつつも、彼女とうまく噛み合わない彼。 誰でも他人には言えないつらいことがあるものです。本作はそんな背景を持った二人の...
『レインツリーの国』(有川浩、2009年、新潮文庫) ネットから始まった恋。自分の殻に閉じこもったままで、彼を含めた「普通の人」に心を開けない彼女。彼女に惹かれつつも、彼女とうまく噛み合わない彼。 誰でも他人には言えないつらいことがあるものです。本作はそんな背景を持った二人の恋の物語。 (2009年7月16日)
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あー、いい恋愛小説だ。 かわいいけど中身の薄っぺらい女の子より、面倒くさいけど中身のある子の方がいいや。
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文庫化を待ち望んでいました。 メールのやり取りの箇所は実際に光景が目に浮かぶようで、あっという間に読み終わりました。 忘れられない本を通じてのやり取りが、とても羨ましくなりました。
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私はまだ読んだことがないが、この本は「図書館戦争」シリーズのスピンオフなのだそうだ。扱っているテーマが「聴覚障害」であり、恋愛モノにしては非常に現実感のある本だ。インターネットの世界がバリアフリーであること、手話を使える、使えない、ということで違いがあること、自分を守るための物言...
私はまだ読んだことがないが、この本は「図書館戦争」シリーズのスピンオフなのだそうだ。扱っているテーマが「聴覚障害」であり、恋愛モノにしては非常に現実感のある本だ。インターネットの世界がバリアフリーであること、手話を使える、使えない、ということで違いがあること、自分を守るための物言い、など、きれいごとではない、事実が登場人物をよりリアルな存在にさせている。なにより、ふたりが相手の気持ちを勘ぐりながら、自己主張し、一生懸命に相手のことを考えていることに、第三者として妙に心が動かされた。ああ、これこそ恋なのかも。(それに、「若さ」も感じた。←これは、カッコでくくりたい。苦笑。)作者のことばの使い方がいい。ふたりのメール、会話が心地よい。
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「空の中」や「海の底」を読んで「図書館戦争」が早く文庫にならないかなぁと思っているのだけれど、筆者あとがきによるとこのシリーズの文庫化の目処はまだのようで、「図書館内乱」の表紙に載っていたこの本だけが先に文庫になって登場ってことみたい。 「図書館内乱」の中で小牧が毬江に薦めるのが...
「空の中」や「海の底」を読んで「図書館戦争」が早く文庫にならないかなぁと思っているのだけれど、筆者あとがきによるとこのシリーズの文庫化の目処はまだのようで、「図書館内乱」の表紙に載っていたこの本だけが先に文庫になって登場ってことみたい。 「図書館内乱」の中で小牧が毬江に薦めるのがこの本で、その物語の中でも結構重要な役回りを引き受けているのだけれど、健常者と聴覚障害者の恋という難しいシチュエーションを扱って、ど真ん中の直球一本やりの恋愛小説でしたね。 冒頭の“青春菌”撒き散らしのメールのやり取りなどこちらが気恥ずかしくなる程の率直さで、まあ、若いっていいねぇ〜、ってところなんだけど、もうこの歳になるとそんな思いさえ通り過ぎるところもあったりして…。
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メールから始まる恋愛小説。 が、ただの恋愛小説じゃない。 聴覚障害の女性との健聴者の男性との恋愛小説。 聴覚障害にも色々種類があることを知りました。 さらにコミュニケーション問題もあるということも・・・ なんだか考えさせられる小説でした。 でも、やっぱり有川さんの作品です。 ...
メールから始まる恋愛小説。 が、ただの恋愛小説じゃない。 聴覚障害の女性との健聴者の男性との恋愛小説。 聴覚障害にも色々種類があることを知りました。 さらにコミュニケーション問題もあるということも・・・ なんだか考えさせられる小説でした。 でも、やっぱり有川さんの作品です。 有川さんの小説の恋愛良いです!
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