ぼくのメジャースプーン の商品レビュー
放置状態だったので、また読み始める(^_^;) ホラーよりもこういう系の方が辻村さんの作品は馴染みやすい。 シリアスでもどこか温かみを感じるのがこの作家さんのいい所(^ω^) この作品を読んだ後、すぐに別の作品を買いに本屋さんへダッシュ=3
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人間は人のために泣けないのか…。 人が誰かのためとおもってやることも結局は自分ためで。 主人公が力を使い終わった後のあき先生の言葉がすてきでした。
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子ども目線なので読みやすいが、深くて考えさせられたし最後までひきつけられた。 ぼくとふみちゃんの関係もいいと思うし、2人を見守る大人たちもあたたかい。 命と罪と罰。子どもにどう教えていけばいいのか、きちんと考えないとなぁ。
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やよいくんrecomend 主人公に感情移入しすぎて、名前が語られていないことに気付かないほど。 小学五年生の少年の勇気に感服しますが 比較的私自身の五年生のときの記憶が新しいので、わたしも彼と同じ立場だったらそうしていたかも。 しかし「力」をこんな短期間で完璧に使いこなしてしま...
やよいくんrecomend 主人公に感情移入しすぎて、名前が語られていないことに気付かないほど。 小学五年生の少年の勇気に感服しますが 比較的私自身の五年生のときの記憶が新しいので、わたしも彼と同じ立場だったらそうしていたかも。 しかし「力」をこんな短期間で完璧に使いこなしてしまう事は私にはできない。彼は持つべくしてその力を持ったのだと思う。 途中教授の話は少し退屈で、しかしその分ラストの衝撃が強かったです
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話の構成はなかなか面白かったんだけど、なかなかとっつきにくかった^^;学校の兎小屋の兎たちを殺されてそれにショックを受けた女の子の心が壊れてしまい、僕が面白がって兎を殺した犯人に罰を与えるという話。なんていうか…くどかった、かな?
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特殊な力を持った小学生が主人公。 彼が通う小学校のうさぎが惨殺される事件が起こります。 主人公が淡い恋心を抱く女の子が第一発見者となり、酷く精神を傷つけられてしまいます。 遊びでうさぎを殺した犯人に罰を与える能力を少年は持っています。 どのように行使するかを葛藤しながら...
特殊な力を持った小学生が主人公。 彼が通う小学校のうさぎが惨殺される事件が起こります。 主人公が淡い恋心を抱く女の子が第一発見者となり、酷く精神を傷つけられてしまいます。 遊びでうさぎを殺した犯人に罰を与える能力を少年は持っています。 どのように行使するかを葛藤しながら、判断するための知識を蓄えてゆきます。 少年の考え方は大人よりずっと賢明です。 無垢であるべき子供が悪意の渦中に巻き込まれてしまいます。 真っ向から不条理に立ち向かう少年の賢しさが哀しいと思いました。 すっかりいい大人になった今、子供は子供扱いしてしまいます。 しかし、意外と子供は精神が確りしており、大人よりも賢い面があります。 小さいからと侮るべからず。 誠に大切なことは素直な心が識っています。
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小学生の「ぼく」が人とは違う力を使って、幼なじみの少女を苦しめた事件に決着をつける。ほかの作品とのリンクなんかもあって、ちょっと切ないながらも楽しめました。
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ふみちゃんと主人公ぼくが愛しく思えました。理不尽な人に傷つけられた二人。ふみちゃんはストライクに受け止めて許容量を超えてしまい、不思議な力を持つぼくは命をかけて立ち向かう。精一杯に突き詰めながら、自分という器の中で生きている所が切ない。 辻村深月さんの作品を初めて読んだこともあっ...
ふみちゃんと主人公ぼくが愛しく思えました。理不尽な人に傷つけられた二人。ふみちゃんはストライクに受け止めて許容量を超えてしまい、不思議な力を持つぼくは命をかけて立ち向かう。精一杯に突き詰めながら、自分という器の中で生きている所が切ない。 辻村深月さんの作品を初めて読んだこともあって、読み始めはなんだか拙い文章だと感じたけれど、主人公目線でどんどん引き込まれていきました。 声で人を操ることができても、最後に伝わったのはぼくの行動であるところにじんとしました。周りの大人たちが見守るように子どもを思っているところにも。 復讐や裁きについて色々考える機会になりました。
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青春真っ只中で読んでみたかったような、そんなお話。アッキーの授業面白いんだろうなーとか。アレの話の2年後とか。
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初めて読んだ辻村深月作品。 人のための戦いという欺瞞でなく、 自分のためだと自覚している主人公の 精神年齢の高さに驚かされる。 よく、がんばった!
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