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ぼくのメジャースプーン の商品レビュー

4.2

1258件のお客様レビュー

  1. 5つ

    459

  2. 4つ

    461

  3. 3つ

    215

  4. 2つ

    24

  5. 1つ

    7

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2010/08/25

まぁ微妙だよね。 話として、1つにうまくまとまってなくないか?ある主張に対し、それを言いたいが為に肉付けしていった感じが否めない。 つまり、ほんとに極端に言ってしまえばご都合主義的な。 子供なのに最後の最後で考え方が妙に大人だったり、そこもまた違和感を感じる。 『人は人の為に...

まぁ微妙だよね。 話として、1つにうまくまとまってなくないか?ある主張に対し、それを言いたいが為に肉付けしていった感じが否めない。 つまり、ほんとに極端に言ってしまえばご都合主義的な。 子供なのに最後の最後で考え方が妙に大人だったり、そこもまた違和感を感じる。 『人は人の為に泣けない』、もはやさんざん使いまわされ周知の事実にたいし、そこを最後に持ってくる?みたいな。 とにかく、話に入り込むコトができなかったので、それほどオモシロくも感動もできなかった。 能力説明に割いた時間で少し飽きてしまったし。分かりづらいし。そんなに詳細いるのか?と思ったし。 あ、あと映画『グラントリノ』を観たばっかしだったので、オチが被った。

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2010/08/22

大好きな辻村深月さんの作品[e:51] 人は他人のためには泣けない。 この言葉が読む中で心の中で気になって・・・ 他人のためと言いながら行動してることでも結局は人間自分のために生きてる そう思うこともあるし事実だと思う でもぼくはほんとにふみちゃんが大好きで、尊敬して...

大好きな辻村深月さんの作品[e:51] 人は他人のためには泣けない。 この言葉が読む中で心の中で気になって・・・ 他人のためと言いながら行動してることでも結局は人間自分のために生きてる そう思うこともあるし事実だと思う でもぼくはほんとにふみちゃんが大好きで、尊敬してるんだなって。感じる[e:51] 小学校4年生のふみちゃんが学校で飼っていたうさぎを虐殺されてPTSDになっちゃう。それをどうにか救おうとするぼくには不思議な力があって、その力を使ってってふみちゃんを助けたいってお話なんだけど、すごく愛にあふれてます[e:811] 辻村作品で一番ダークな感情がそこまで出てこなくて読みやすい[e:2]

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2010/08/22

やっと読み終わったメジャースプーン!能力説明の部分が長すぎてあまり好きになれない作品でした。不思議な力があるみたい~程度なら良いんですけど、そこにフォーカスしすぎてる作品は苦手みたいです。やっぱり私はSFの作品はあまり向いてないのかもしれないですね。それに今回の作品は小学生が主人...

やっと読み終わったメジャースプーン!能力説明の部分が長すぎてあまり好きになれない作品でした。不思議な力があるみたい~程度なら良いんですけど、そこにフォーカスしすぎてる作品は苦手みたいです。やっぱり私はSFの作品はあまり向いてないのかもしれないですね。それに今回の作品は小学生が主人公ということで、私的に話す口調とか考え方がやや大人ッぽすぎてあまり感情移入できませんでした。小学生でこんなこと考えられないだろうとか、まだ小学生のころの記憶が残っているせいか、思ってしまいましたね~。でも、続編があるということで、そっちは是非読んでみたいですね!なんだかんだいってこの人の本は好きなので。でもこれは期待外れかな。 *2010【本】26冊目*

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2010/08/13

不思議な力を持つ男の子と、頭がよくて優しい女の子の話。 本気で想ってるから自分を投げ出してしまうほどの勇気をだす、とても深くて痛い心の傷から少しずつ立ち直ろうとする。終盤、人を本気で思うことの強さを見せてくれた二人に胸があつくなった。 また、メイン二人だけではなく、先生、お母さん...

不思議な力を持つ男の子と、頭がよくて優しい女の子の話。 本気で想ってるから自分を投げ出してしまうほどの勇気をだす、とても深くて痛い心の傷から少しずつ立ち直ろうとする。終盤、人を本気で思うことの強さを見せてくれた二人に胸があつくなった。 また、メイン二人だけではなく、先生、お母さんとのやりとりも胸をうつ、人と人の繋がりがひどく暖かい一冊

Posted byブクログ

2010/07/30

ふみちゃんというかけがえのない幼馴染が遭遇した、あまりに残酷な事件。心を閉ざした彼女のために、とある力を持つ「ぼく」が取るべき行動とはなにか。 罪とは、罰とは。正義とはなにか。 あまりに真摯にそれらと向き合う「ぼく」の痛ましいまでの心情に、キリキリ切なくなるばかり。中盤の「先生」...

ふみちゃんというかけがえのない幼馴染が遭遇した、あまりに残酷な事件。心を閉ざした彼女のために、とある力を持つ「ぼく」が取るべき行動とはなにか。 罪とは、罰とは。正義とはなにか。 あまりに真摯にそれらと向き合う「ぼく」の痛ましいまでの心情に、キリキリ切なくなるばかり。中盤の「先生」と繰り返される長い長いやりとりすべてが凝縮した、彼の出した究極の答えは、空恐ろしいほどに純粋でそしてまっすぐに罪を犯人を見据えたもの。 終盤に向かうにつれて、読み進めるのが怖いけれど止められないジレンマに陥って、なんとも濃い読書時間を過ごさせてもらえました。 ラストシーンがまた素敵でした。 とても、面白かったです。

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2010/07/22

小学生の話なのだが考え方が大人びていて小学生とは思えないなと思っていたが、ひたむきに一つの事を抱え込む不器用さは確かに小学生のものだった。 秋先生が子供たちは夜で遊ぶでした事がわかって、許されるのか考えてしまった

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2010/07/19

特別な能力を持ったぼく。ぼくが憧れ尊敬しているふみちゃん。 そのふみちゃんは大人の私ですら憧れてしまうような女の子。いろんな知識があってお話好き。でも人と群れずに一人でいる。誰にでも訳隔てなく親切で、来るもの拒まず去るもの追わず。最初のほうはそんなふみちゃんの人柄がしっかり書か...

特別な能力を持ったぼく。ぼくが憧れ尊敬しているふみちゃん。 そのふみちゃんは大人の私ですら憧れてしまうような女の子。いろんな知識があってお話好き。でも人と群れずに一人でいる。誰にでも訳隔てなく親切で、来るもの拒まず去るもの追わず。最初のほうはそんなふみちゃんの人柄がしっかり書かれているので、その後に書かれてくるふみちゃんを襲ったひどい事件がとても許せなくなります。そしてぼくがどれくらいふみちゃんの事を大切に思っているかも、しっかり書かれているので、事件後にぼくがどんなに辛く、でもその犯人に対して必死で向き合おうとするのかという内容に、どんどん惹かれてしまいます。 でも読んでて辛かった~。苦しかった~。 小学生の頃ってこんなの純粋に素直に人のことを考えられていたのかなって思ったりするけど、ぼくが本当に綺麗な心の持ち主なので、ぼくが特殊な能力を使ってぼくなりに事件に決着をつけようとする姿に、なんともいえない複雑な気持ちになります。 感動とかそういったものとはちょっと違う・・・・ように思います。 子供の目線で書かれているけど、理不尽な大人の世界の汚い部分もしっかりあるし、40過ぎのおばさんである私がもしぼくのような力を持っていたら・・・と考えても答えは出ませんでした。 それだけ重いテーマだと思う。でもそれをさらっと読めるように書いて、でも読んだ後に、いや読んでる時から、じっくり心に残してしまうこの本は・・・すごいと思います。

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2010/07/09

結構厚めだけど、2日で読破しました。読み出したら止まらない。 少々オカルトな要素があるものの、この先どうなってしまうんだろう的なドキドキ感はやっぱり評価してしまいます。

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2019/01/16

ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった―。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に一度だけ。これはぼくの闘いだ...

ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった―。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に一度だけ。これはぼくの闘いだ。 《ブックデータベース より》 《2010年7月9日 読了》

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2010/07/08

これは、答えのない、正しい、間違いもないことがテーマになっている本だった。 なんか小さい少年、小学4年生のぼくがこんなにでかいテーマと向き合うなんて、有る意味壮大だった。 テーマが重すぎて、ちょっと「はぁーっ」って感じ。大変読みごたえがありました。 不思議な力をもっているぼくが...

これは、答えのない、正しい、間違いもないことがテーマになっている本だった。 なんか小さい少年、小学4年生のぼくがこんなにでかいテーマと向き合うなんて、有る意味壮大だった。 テーマが重すぎて、ちょっと「はぁーっ」って感じ。大変読みごたえがありました。 不思議な力をもっているぼくが、憧れている素敵な同級生の女の子を助けるために戦う話。 一言でいうとそんな話だけど、戦うといっても殴り合ったり魔法を使った戦いとかそういうことではないし、助けるという言い方もちょっと違うかも。 繊細にして大きなお話。また、登場人物のぼくと女の子が魅力的だった。おそらく、私は主人公たちが素敵だと評価が高い。 ぼくは、とっても素直で賢くて正義感というか、理に適ったというか、筋が通った考え方をする。とても人間くさい子。女の子ふみちゃんは、頭がよくて物知りで、優しくて大人な子。すごいわ。私もこんな子になれたらいいのに。。 不思議な力というのは、AしなければBする、という条件提示をすることで、その言葉を囁いた人を縛る力。 その力を使ってふみちゃんに対して酷いことをした犯人に復讐をぼくがするんだけど、復讐って?どんな罰を与える?という深い深い話。 んーむずかしー!私は頭が悪いし、多分考えるのも面倒だし、復讐は憎しみを生むばかりだと思うので、多分復讐はしないな。 しかしぼくは頭がいいので、度肝を抜かされる条件を考える・・・。おもしろかった! 途中、その条件を一緒に考えたりしてくれる先生とずーっと話しをするシーンがあるんだけど、それが結構めんどくさかった。 そこで復讐、動物と人間の命は一緒?、蚊は殺せて蝶はどうして殺しにくいの?、とかかなり濃い話をするんだけど、ずっと先生とぼく、場所の移動もしない、本当にその2人の側で座って見守ってるみたいな感じになって集中力が切れかけた…。 この作者は、ミステリー作家に分類されるらしい。解説を読んで知った。なるほど、と言う感じ。 解説の人はこの本をべた褒めしていた。そう、最近は解説を好んで読むようになった。本に対して興味が増したのかな。あと他の人のレビューも読む。他の人はどんな感想を抱くのか、おもしろいから。 この人の本は、他にも読みたいな。 今回読んだきっかけは、他の人の本棚か、アマゾンのレコメンド機能で知って。

Posted byブクログ