プリンセス・トヨトミ の商品レビュー

万城目学【著】

2009/11/15

おもろかった。おもろかったよ！

万城目さんはすごいねえ。よく思いつくねぇこんなこと。
愉快愉快。

男の思い、女の度量。
小気味良かったよ。

三部作（京都→奈良→大阪）、と読み終わりました。
やっぱ鹿男がいちばん好きだなぁ。

次回作が楽しみです！

2009/11/15

随分前に読み終わった。
この人の本は、歴史的な要素や東洋思想的な要素を絡ませた、現実にはあり得ない、けどあったら面白そうな舞台設定を得意にする。
なかなか、エンタテインメントとしては楽しめた。

2010/01/18

　会計検査院の調査官である鬼の松平、ミラクル鳥居、ゲーンズブール旭の３名が新幹線で大阪に向かった。行きの新幹線で富士山がくっきり見えたら検査でデカいものが見つかるという鳥居のジンクスは発動するのか？
　女の子にずっとなりたかった中学生の大輔が遂に行動を起こす。しかし、セーラー服を着て学校に行ったことで、先輩に目をつけられる。
　そして５月３１日大阪国の全貌が明らかに。

　大輔の両親やクラスメイトや先生は理解があってすごいなーと思いました。自然体で接してもらっている大輔は恵まれてるなと。
　終章で旭が大輔に女の人たちのことを話してあげたところがよかったです。ずっと読んでいて一致団結しているのは大阪の男の人だけなんだよなと思っていたのですが、この章を読んですっきりしました。
　話の方はなんとなく説明が多くて入り込めなかったです。

2009/11/19

毎度想定外の設定でびっくりするが関西人として「大阪国」というのはなんだかありえそうな気がしてくるのが不思議だ
途中まで星３でラスト部分で星４にしました

2009/11/09

人情やロマンの前ではドライになれないね～。

反骨心で大阪城を「灯台下暗し」状態にした。
「秘密」が出来上がる。
時は過ぎ、「秘密」を教えられる立場から教える立場と変わる。
秘密はセンチメンタルな思い出に守られる。
秘密が破られそうなとき、「いざ、鎌倉！」状態になる。

2009/11/08

久しぶりに図書館で借りた本。
このところ、ネット予約で本を借りる。
すごく人気のある本や、面白そうな本をネットでチェックしたあと、図書館で即予約。１００人待ちだろうがなんだろうが、全然平気。忘れた頃に人気の本が手元に届くのも嬉しい。
でも、ゆっくり図書館で借りる本を物色する時間ってのも好き。
最近は、本屋で買った本がありすぎるのと、時間が全然なさすぎるのとで、図書館にぶらぶら出かけてないなあ。
徒歩２分のところにあるだけに、ネットで予約したものをさっと借りられるから逆に足が遠ざかったのかも。

国から独立した会計検査院。税金の無駄遣いをなくさせるという、これが一番大事な組織では？と今の時代思えてならない。
松平と旭と鳥居の３人は、大阪の検査に出かけたところで、謎の組織ＯＪＯを検査することになった。
大阪には、みんなの心で守られ続けてきた秘密がある。
そのためには、２００万人の大阪人がひとつになれる。

突然の大阪の展開にびっくりしながらも、会計検査院の３人がどう関わっていくのか興味深く展開を楽しんだ。
もう、突拍子もない万城目氏の発想にただただびっくりして楽しませてもらった。万城目氏の本って今の時代の中でかなり個性的で、読んだ手ごたえを得ることのできる本だと思う。もっとも、今の時代の作家は素晴らしい人が多いと思うけれど。
なんだろうなあ。そんなにしつこく書かなくてもと思われる「合図」があったあとの大阪の情景。しかし、そこが一番心に映像となって残っている。面白い。
なあんだ、な展開であるにも関わらず、読んだあとにああ面白かったと思わせる。やっぱり結構好きだな、この作家。

2009/11/07

プリンセス・トヨトミ
いいタイトルですね
文字だけで感覚が変る
5いいすぎかな。でもおもしろかった
お伽話。男のオトギバナシ
久しぶりのヒット作
不覚にも、ラストちょっと感動してしまいました
別にネタとしては、新しくないと思うんです
吉里吉里もあるし・・
でも、キャラクターが飛びぬけてる
鳥居さんサイコ－です、大輔君も
茶子がもう少し目立ってもよかったかな

2009/11/06

帯には絶賛の言葉が書いてあったが、正直イマイチ。
ホルモーに比べるとパンチがない。
なんとな～く過ぎていく感じで、盛り上がりに欠けていたような。
ハッピーエンドが読みたいときにはいいかも。

2009/11/01

著者の本でいえばイマイチかな？
あんまりおもしろくはなかったかな。
ただこの本を読んだ時にちょうど大阪城に行けたから
本当の大阪城はこの下にあんのかな？と考えながら歩けて面白かったな

2009/10/30

万城目ワールド全開といったところで、今回は日本国内特に大阪。やっぱり大阪にきた。このストリーはすごく大阪らしいと思う。日本の中でも大阪はすごく地方色が強いし、この本のようなことがあってもおかしくない。京都、奈良、大阪ときたので、次は明石、姫路か、和歌山あたりが、万城目ワールドに引き込まれるのだろうか？楽しみだ。