プリンセス・トヨトミ の商品レビュー

万城目学【著】

2010/03/24

３月２４日読了。図書館で借りた本。
大阪人は読んでみるべし（笑）　面白かったけど、話がちょっと強引すぎたかな。「大切なものを守り続けること」のすごさと迫力の描き方はよかったけど、その力が一触即発になったところを鎮めるにはアレではちょっと弱いんじゃないだろうか、とか、つっこみどころ満載だったりしますA^-^;

2010/03/20

本当に大切なものは自分で守るしかない。こんなこと言ってさりげなく励ましてくれる父親は素敵です。
京都・奈良と来て今度のマキメ作品は大阪。瓢箪持って大阪城にいきたくなりました。

2010/03/19

さすが万城目さん！と言うべきパラレルワールド健在。大阪国って本当にあるのかもとついつい思わせる筆力は凄い。そもそも会計検査院なる機関からして存在するのかどうかも怪しい。すべてを煙にまくような万城目さんの世界がやっぱり好き。キャラクターも良かった！松平カッコよすぎ♪アイス食べても男前。ミラクル鳥居もナイス！坊主にセーラー服のインパクトありすぎの大輔もかわいすぎ。大輔とうちゃんも素敵だったな～。ラストの落としどころが甘い気がするのが残念だけど、でも面白かった！

2010/03/18

途中からのトンデモ展開はさすが万城目というかなんというか。
ただ建物の見た目についてやたら詳細に書かれていたりなど説明的な文が多くてところどころ軽く読み飛ばした（読み飛ばしても物語に支障はないです）。
ひょうたんが街中に現れ、大阪城に人々が集結するとこなんかはかなりわくわくした。
セーラー服設定が最後に効いてくるのもいい。

・・映像化されそうだなー。

2010/03/15

手ごわかった…。なんだろう…ストーリーは「鹿男～」「鴨川～」と同じく万城目学ワールドでよかったのだけど、いまいち浅かったような気がする。と云うのもとにかく先に進まなかったので時間がかかってしまった。
時間がかかってしまったうえに、読後感も「ああ、そうなっちゃいましたか。」と…若干煮え切らないものが残ってしまった。
5億円という税金の使い道に関してもいまいち明確でなく不満が残るし、大輔くんの扱いはもっと丁寧でなければならないと思った。
大阪国というファンタジー、大阪人の結束は面白いので、そのぶんちょっと残念。

2010/03/12

この人は
ほんとう
独創的だ。

つっこみどころ満載なのだか
もうワールドだからいいのです。

なんて面白い頭の中身なのか
物語より、作者のほうが気になります。

概念って、創作の邪魔になるんだな。
ただ、何も考えず
楽しんで読んで笑えた。

ワールド。

2010/03/11

普段単行本は読まないんだけど、
妹のうちの本棚から拝借。

ばかばかしいところも、
練り上げられた仕掛けも、
結末すらもおもしろいはずなのに、なんか面白くない。

会計監査院設定の本なんて初めてだし、
ゲーンズブールなんて、名前からしてキャラが立つはずだし、
おバカながらも、設定も手が込んでいて感動させるはずだし、
もったいない。ああもったいない。

敗因…？
装置に手をかけすぎて、キャラクターを生かしきれなかったというのが私の結論。

買ってもないのに一応楽しめたので充分ですが。

2010/03/02

いつもの世界観でファンタジー満載。登場人物が魅力的なので、そこまでやらなくても良かったんじゃないかとも思う。

2010/02/28

鹿男あをによし、鴨川ホルモーで万城目さんの描く世界観と文章のリズムに魅せられて早2年。新作を楽しみに待っていました。一風変わった世界観は相変わらず。途中冗長に感じた箇所もありましたけど、やっぱり良い！　小説を読む楽しさを思い出させてくれる作家だと思います。

（2009年6月読了）

2010/02/25

役職や人名などが思い出せませんが・・・とりあえず、大阪の秘密と偉い人と中学生が交錯していろいろな思惑が絡み合う、なかなか面白い内容でした。
親子や友人や同僚など、いろいろな絆が描かれており、読みごたえもある一冊。