プリンセス・トヨトミ の商品レビュー
万城目作品の中でも秀逸。 明治時代から続く独立国家「大阪国」を維持するために組織された社団法人OJOとそこに流れる国費年間5億円の使われ方を調査する会計検査院調査官との対決。あり得ない設定でありながら、もしかしたら‥と思わせてしまうくらいリアルな表現。ユーモアたっぷりな登場人物の...
万城目作品の中でも秀逸。 明治時代から続く独立国家「大阪国」を維持するために組織された社団法人OJOとそこに流れる国費年間5億円の使われ方を調査する会計検査院調査官との対決。あり得ない設定でありながら、もしかしたら‥と思わせてしまうくらいリアルな表現。ユーモアたっぷりな登場人物のキャラクター設定も大阪という舞台にぴったりマッチしていて、大阪と大阪人の魅力を最大限に引き出している。 次に大阪にいった際は、空堀商店街に絶対に行ってみよう!
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大阪のロマンが詰まってる! おもしろかったです。 大阪の人達のいいところが書かれていて大阪の人ならなおさら 大阪の人でなくてもいいなぁって思える。 大阪国とか、本当にあるんじゃないかって思ってしまうし これから大阪城を見るたびにこの本のことを思い出してしまいそう。 歴史上の人物...
大阪のロマンが詰まってる! おもしろかったです。 大阪の人達のいいところが書かれていて大阪の人ならなおさら 大阪の人でなくてもいいなぁって思える。 大阪国とか、本当にあるんじゃないかって思ってしまうし これから大阪城を見るたびにこの本のことを思い出してしまいそう。 歴史上の人物や大阪の地理を知っていたらより楽しめる
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相変わらず突拍子もないとこからでてきたような発想がすばらしい。ちょっとわたしにはスピード感が足りなかったかな~。大阪に行きたくなりました。
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万城目作品はかなり好き。今回はホルモーやあおによしよりテンポがスローな感じ。 でも終盤にしみじみして、ぐっときた。 上記の2冊より印象深い。
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美容師さんに借りた。その2 ビックフィッシュ的。 そこにいたるまでが長い。 フェミニスト。 税金使った祭。 ちょっと釈然と出来ない。
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会計検査院の副長、松平。国家公務員試験トップ合格。鬼の松平。幼少を 大阪で過す。大阪城が赤く燃えているのを見た記憶がある。アイスクリーム。 鳥居。静岡出身。160cm。彼女なし。見合い。インクに臭いで腹痛。書類の 偽造がわかる。 ゲーンズブール・旭。仏系日本人。大阪出身。ハーバー...
会計検査院の副長、松平。国家公務員試験トップ合格。鬼の松平。幼少を 大阪で過す。大阪城が赤く燃えているのを見た記憶がある。アイスクリーム。 鳥居。静岡出身。160cm。彼女なし。見合い。インクに臭いで腹痛。書類の 偽造がわかる。 ゲーンズブール・旭。仏系日本人。大阪出身。ハーバード大卒。内閣法制局 から出向。ヒールをはくと180cm。 大阪出張。社団法人OJO。突然、リストされた訪問先。 空堀商店街。真田幸一、お好み焼屋の親父。息子の大輔はオカマ。 幼馴染の橋場茶子。両親が交通事故死。 OJOを鳥居と旭で訪問するが留守。松平が父の墓参りで大阪に残り、OJOを訪問。トンネルを歩くと国会議事堂と同じ建物が大阪城の地下。 大阪国の大統領、真田幸一。息子の大輔はセーラー服。家康に潰された豊臣家の直系子孫を守るのが指名。 橋場茶子が、王女だった。 茶子がヤクザに殴りこみ警察へ。大阪国が立ち上がった。 松平と真田の対決。大阪国を信じる理由は父から聞いたからだ。 父と子が長いトンネルを二人で大阪城地下まで歩く体験は普通ない 松平は父が最後に「話がある」と言っていたのを思い出し涙する。 すべては大阪の女、旭の計画。OJOの検査は35年前。その事実を知る 立ち上がる場面を見たかった。検査にいく大久保に海外出張に行かせる OJOをリストに入れる。大阪の女は男がやっていることを知っている。 高台寺もネネが作らせた。辞表を出すのを松平に拒否される。 3人でベトナムに出張。 大輔はセーラー服で学校に行く。担任に「お前、ほんまにセーラー服、似合わんな」ジャージで通う。ヤクザの家の不良には殴られ、髪を切られた 茶子が仕返しをした。父からは茶子を守れと言われた。
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面白い!もっとSFとかホルモーみたいな設定かと思いきや、意外な設定で、どんな秘密があるのかと一気に読めてしまった。この設定(ネタ)を考えることができる作者がすごい。
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“検査”の為に大阪へ向かう会計検査院の松平・鳥居・旭。自分が男子であることを捨て、セーラー服で登校する大輔と彼を守ろうとする少女・茶子。この一見何も関係がなさそうな二組が意外な点で交錯し、大阪を「全停止」させるに至る――大阪国とは、豊臣家の末裔とは? 豊臣家の末裔、という題材と...
“検査”の為に大阪へ向かう会計検査院の松平・鳥居・旭。自分が男子であることを捨て、セーラー服で登校する大輔と彼を守ろうとする少女・茶子。この一見何も関係がなさそうな二組が意外な点で交錯し、大阪を「全停止」させるに至る――大阪国とは、豊臣家の末裔とは? 豊臣家の末裔、という題材としてはわりとありふれた、だけど歴史のイフを感じさせるドキドキで厚さが逆に嬉しいくらい読むのが面白かったです。私はこういうの書けないからなー。尊敬もあったし。四百年続いている秘密の国は、胸を熱くさせる想い……いや、情かな、それによって支えられていました。本当に大阪国があるんじゃないかな!と思ってしまう。松平に涙し、大阪国を認めて去っていくかっこよさにも熱くなりました。鳥居はうざかわいい、旭は素敵。 大輔もマイクに向かった時はこう言っちゃあれですが男らしかったです。一番重要な人物であるべき茶子は勇敢すぎw カッコエエー なんか彼女も大阪城に来るのかと思ったけどそんな展開は無かった。。。まああったら困るのだけど。 脇役に至るまで、人物名がことごとく戦国ファンをニヤリとさせる趣向がいいと思いました^^ 旭は旭姫からだな。 大阪出身・在住の方はぜひ読んでー! 万城目さんも大阪出身なので大阪の地理がわかっていると面白いんじゃないかな? お好み焼きとたこ焼きが食べたくなりましたよ。
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非現実的すぎるという書評を読んでしまってから,読んだので,没頭できなかった・・。 ん?と思うところはあったけど(補助金をもらう理屈,使い道,コンピュータ-),読み終わった後,素直に面白かったと思いました。先が読みたくて,どんどん読んでしまったし・・。 荒唐無稽だと半信半疑ながら,...
非現実的すぎるという書評を読んでしまってから,読んだので,没頭できなかった・・。 ん?と思うところはあったけど(補助金をもらう理屈,使い道,コンピュータ-),読み終わった後,素直に面白かったと思いました。先が読みたくて,どんどん読んでしまったし・・。 荒唐無稽だと半信半疑ながら,その時には,ちゃんと自分の役割を果たそうとする男達はかっこよかった。 この本にでてくる男女は,豊臣秀吉と北の政所だな。 もう1回読もう。今度はじっくり。
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