プリンセス・トヨトミ の商品レビュー
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「大阪国」というトンデモ舞台。 会計検査院が出てくるからちょっと仕事柄興味持ったけど、鴨川ホルモーの方がぐいぐい読めた。 登場人物になぜ性同一性障害の子を混ぜたのかは謎。 (↑ここまで、最終章読み前のレビュー) 最後まで読んで、なぜ性同一性障害が必要だったのかわかりました。お詫び。
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映画化もされ話題になったのでずっと読んでみたかった。 奇想天外な歴史と中学生というのが、しっくりとこず、★三つ。
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大阪国とはなんなのか、その目的は?と話が進みます。そんなことできるわけないと誰もが思うのに、読ませてしまうのは、大阪という特殊性でしょうか。これが忠義のためとか義憤に駆られてとかだったらしらけてしまうところです。 ところで実際の大阪はどうなんでしょう。ファッショ的なリーダーにすがるようじゃ、未来はありません。大阪人はこれを読んで、その心意気を発揮してもらいたいです。 万城目さんの作品って、スケールが大きそうでこじんまりしてるんですね。それがほっとするのでしょう。あまり考えずに、楽しんで読めました。
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はなしの大筋には関係ない日常の描写が時々すごくリアル。はなしのスケールに反して全体的に地味な印象でした。
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設定は面白いと思ったが、読んでいてぐいぐい引き込まれるという話ではなかった。会計監査院との攻防の場面をもっと見てみたかった。登場人物の名前が戦国時代の人物の名前とリンクしているので、歴史を知っている人はそこを踏まえて読むと楽しめると思う。
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大阪国が存在するという構想は突飛で面白いし、歴史的事実とリンクさせた舞台背景もよく練られている。いかにも大阪人ぽい人情味のある人たちにも親近感がわく。 が、肝心な大阪国の存在意義や、それを守ろうとする理由と蜂起後の展開にインパクトが無く、しっくりこない。 緊迫したシーンの描写も今...
大阪国が存在するという構想は突飛で面白いし、歴史的事実とリンクさせた舞台背景もよく練られている。いかにも大阪人ぽい人情味のある人たちにも親近感がわく。 が、肝心な大阪国の存在意義や、それを守ろうとする理由と蜂起後の展開にインパクトが無く、しっくりこない。 緊迫したシーンの描写も今ひとつ。 途中まではワクワクさせられたのに残念。
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まぁまぁ、おもしろかったけれど、うまくまとまっている感じ。あまり印象に残らない。ほかの作品のほうがおもしろかった。
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大阪国始動。 国内にもうひとつの国が、議事堂や総理を揃えて、長い歴史を持って実在した、というSF。 たった一つの目的のためだけに存在し、なんの力も持たないが、強い義務感と愛国心によって立国していた。 その謎を会計院の監査官が見つけ、謎に踏み込んだ、という話。映画もあるので、見てみ...
大阪国始動。 国内にもうひとつの国が、議事堂や総理を揃えて、長い歴史を持って実在した、というSF。 たった一つの目的のためだけに存在し、なんの力も持たないが、強い義務感と愛国心によって立国していた。 その謎を会計院の監査官が見つけ、謎に踏み込んだ、という話。映画もあるので、見てみたくなった。
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会計監査院の松平、鳥居、旭。 おもろいファンタジー。 森見さんの本でもそうなのだけれど、大阪にも京都にも憧れているからこそ、情景がスッと浮かんで来ない事へのいじける感じ炸裂。 でもストーリーは好き。 「ああ、そうやって繋がるのね。」 って喜びもあるし。 映画も観ようかな。
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面白かったですね。 実話だったら素敵なのに。 いつか、息子とじっくり話す時間をつくる事、忘れないように心に留めておこう!
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